ヒトは生成AIとセックスできるか
ケイト・デヴリン(著) 池田尽(訳)
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刊行日 2023/09/19 | 掲載終了日 2023/11/26
ハッシュタグ:#ヒトは生成AIとセックスできるか #NetGalleyJP
内容紹介
人工知能とロボット技術が合体する未来がまもなく到来する。
それはユートピアかディストピアだろうか。
ChatGPTに恋をしてしまったらどうなるのか? 性欲を定義してロボットに実装することは可能なのか? スマートセックストイの利用情報は誰のものか? セックスロボットが広まるとヒトは暴力的になり、性暴力が増えるのか? イギリスのキングス・カレッジのデジタル人文学部助教授による最先端の知見を盛り込んだ刺激的思考実験の書が上陸。
作家・鈴木涼美さんが推薦!「セックスについて考えることは、人間を考えることだ」
おすすめコメント
ChatGPTの公開以来、人工知能の話題が日々、世間を賑わせています。なかには自分の仕事が奪われるのではないかと不安に思う人もいるでしょう。人工知能は「第四の産業革命」とも言われますが、もっと人間らしい生活の分野で、人工知能はどのように世界を変えてしまうのでしょうか?
スパイク・ジョーンズ監督の映画「her/世界でひとつの彼女」はコンピュータのOSに恋をしてしまう主人公の物語ですが、それは遠い未来の話ではないのです。
しかし、人間が人間でないものに恋をしてしまったり、セックスしたいと感じるのは、いまに始まったことではありません。彫像などに恋をし、セックスしたいと感じる人の物語は、古代ギリシャ神話の時代から存在します。
本書はセックスをテーマにして、人工知能とロボット技術という最先端のテクノロジーについて考察したものですが、結果的には「人間らしさ」とは何かを考えることができる本になっています!!
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展開してくださる書店さんがいらっしゃいましたら、営業担当(新潮社 上原子)のアドレス:kmhrk@shinchosha.co.jp までお手数ですがご連絡ください!拡材など手配させて頂きます。
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784105073619 |
本体価格 | ¥2,100 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
なかなか刺激的なタイトルである。とは言え、生成AIは実体を持たないので、人がセックスするためには容れ物が必要になる。それがロボットだ。
著者は大学の準教授で、フェミニストでもある。本書はセックストイの起源に始まり、ロボットの概念、最近喧しい人工知能について真面目に考察する。多少のエロさは感じるかもしれないが、扇情的な内容ではまったくない。
小学生の頃からどっぷりSFに浸かってきたぼくにとって、セクサロイド=セックスロボットの概念はおなじみのもので、ようやく現実が追いついてきた感がある。しかしながらまだまだ実際のパートナーのようにはいかないようだ。まあ、セックス産業は新技術をうまく取り込み、最先端を突っ走ると同時にその技術を発展させていくものだと思っているので、意外とすぐに実用化されるのかもしれない。