首都防衛
宮地美陽子
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2023/08/21 | 掲載終了日 2023/09/03
ハッシュタグ:#首都防衛 #NetGalleyJP
内容紹介
知らなかったではすまされない「最悪の被害想定」とは!?
やるべきこと・やってはいけないこと
----------------------
首都直下地震、南海トラフ巨大地震、富士山大噴火・・・
過去にも一度起きた「恐怖の大連動」は、東京・日本をどう壊すのか?
命を守るために、いま何をやるべきか?
最新データや数々の専門家の知見から明らかになった、知らなかったでは絶対にすまされない「最悪の被害想定」とは――。
【本書のおもな内容】
・320年ほど前に起きた「前代未聞の大災害」
・首都直下地震で帰宅困難者453万人、6000人が犠牲に
・朝・昼・夕で被害はどれだけ違うのか?
・南海トラフが富士山噴火と首都直下地震を呼び起こす
・なぜ「足立区」が一番危ないのか?
・「7秒」が生死を分ける、半数は家で亡くなる
・大震災で多くの人が最も必要と感じる情報とは?
・国や都の機能が緊急時に「立川」に移るワケ
・そもそも地震は「予知」できるのか?
・「内陸直下の地震」と「海溝型の地震」は何が違うか?
・エレベーター乗車前に「すべきこと」
・半年に1度の家族会議をする地震学者
・なぜ「耐震改修」が進まないのか?
・弾道ミサイルから逃げられない事情
・天気はコントロールできるのか ……ほか
【目次】
はじめに 最悪のシミュレーション
第1章 首都直下地震の「本当の恐怖」
第2章 南海トラフ巨大地震は想像を超える
第3章 大災害「10の教訓」
第4章 富士山噴火・気象災害・弾道ミサイル
----------------------
著者/宮地美陽子(みやち・みよこ)
東京都知事政務担当特別秘書。1976年、千葉県生まれ。成蹊高校、早稲田大学商学部卒。大学柔道部で2段取得。在学中に南カリフォルニア大学(USC)交換留学。全国紙記者を務め、2016年8月から現職。
出版社からの備考・コメント
発売前の大切なゲラをご提供させていただいております。弊社では、下記のような方からのリクエストをお待ちしております。
○発売に向けて、一緒に作品と著者を応援していただける方
○NetGalleyへレビューを書いてくださる方
○自分には合わない内容だった際、どういったところが合わなかったかなど、建設的なご意見をくださる方
下記に該当する方のリクエストはお断りさせていただく場合がございます。
ご理解のほど、宜しくお願いいたします。
○お名前・所属などに詳細な記載がなく、プロフィールにてお人柄が伺えない方
○作品ごとに設けました外部サイトへのレビューのルールをお守りいただけない方
○フィードバック率の低い状態が長く続く方
-----------------
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。
販促プラン
★
読み終わりましたら是非NetGalleyへレビューをご投稿ください!
著者・担当編集者ともに楽しみにお待ちしております。
また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。
※発売前作品のため、ネタバレになるレビューはくれぐれもお控えくださいませ※
ご協力の程、何卒宜しくお願い致します。
★★★★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 出版営業局>まで直接お問合せをお願い致します。
★★
出版情報
ISBN | 9784065330852 |
本体価格 | ¥920 (JPY) |
関連リンク
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
首都防衛というタイトルではあるが、防衛の対象となっているのは主に自然災害である。自然災害の中でも、いつ起きてもおかしくない段階にある首都直下地震、南海トラフ巨大地震を対象にして、想定される被害、国や自治体の対応、個人としてできることをわかりやすく解説していく。他にも地球温暖化の影響による気象災害、周辺国の不穏な動きなども取り上げている。
2023年9月1日は、関東大震災からちょうど100年目となる。東日本大震災の記憶も薄れつつある昨今だが、自分の身は自分で守るしかないなと認識を新たにした。
著者の宮地さんは、新聞記者を経て東京都知事政務担当特別秘書を務めている。だからというわけではないが、読みやすく説得力のある文章だった。
首都直下型地震がきっかけとなり、南海トラフ巨大地震が誘発され、そして続いて富士山が噴火する。この「大連動」に対し、どのような備えをしておくべきなのか。
作者は、記者を経て都で災害対策に当たっているので実践的でリアリティがある。
どんなに備えていても、災害は「想定外」で超えてくる。ならばその超え幅をできるだけ小さくしようというのが基本的な考え方だ。これは経済的なコストパフォーマンス論でもある。
災害は生活を、社会を一変させる。その心の備えをする上で貴重な一冊だ。
日本は地震大国だけれど、海外でも最近大きな地震が起きている。
トルコやモロッコで大きな地震が来た時、その被害の甚大さに驚く。
そもそも地震を想定した建物を作らないし、「中抜き」などもあり違法建築だったり手抜き工事だったりも多い。
私が住んでいる地域も地震はほぼないのでそういった「地震に強い建物」は作られない。ただ、最近は熱波での乾燥があり、地面が動くのでそれで建物にひび割れが起きる。うちは基礎に8メートルの杭をしてあるが、近所の人はしていなかったり、建設中の隣の家は所謂「ブラック」と呼ばれる手渡しでのやりとりで建てていて、柱も斜めだったり適当過ぎて怖いなあと思う。震度2で崩れそう。
さて、日本での話に戻るが、来るぞ来るぞと言われている南海トラフ。もうずいぶん前から90%の確率で来ると言われているがまだ来なくてその前に東日本大震災が来た。南海トラフが来るとそのあと富士山の噴火が起きたり、もはや「日本の終わり」感がある。この本では地震が来た後、地震だけの被害だけでなく他にも海外の会社の撤退など、経済にも多大なる影響があると書いてある。グラフや地図、資料などもありとても分かりやすく書いてある。そして流行りのタワマンも。私はただでさえ高いところが怖いけれど、金持ちはみんな高いところに住みたがる。タワマンで地震が来た時にどのように避難したらいいのか。東日本大震災のおかげで首都が帰宅困難者であふれ、どういった問題が出てくるかも浮き彫りになった。
国がどういった防衛をしているのか、そして個人ではどのようなことを想定していなければならないのか、わかりやすく書かれている本だった。