安西水丸が遺した最後の抒情漫画集 陽だまり +エッセイ「安西水丸さんのこと」村上春樹他

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刊行日 2023/08/01 | 掲載終了日 2023/08/09

ハッシュタグ:#安西水丸が遺した最後の抒情漫画集陽だまりエッセイ安西水丸さんのこと村上春樹他 #NetGalleyJP


内容紹介

今なお愛される個性的な才人・安西水丸さんが最後に遺したちょっとエロくて胸に染み入る漫画。
ごくごくシンプルなのに誰にも似ていない。そんな安西水丸さんの魅力を再確認できる一冊です。

+村上春樹さんら水丸さんと関係が深かった作家、漫画家、イラストレーターの方々6名の追悼エッセイも。

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比類なき個性で日本のイラストレーション界をリードし、小説家、絵本作家、漫画家、エッセイスト、翻訳家としても多くの作品を残した異才にして多才の人・安西水丸さんが亡くなって8年が経ちます。

いまだに人気は衰えず、世田谷文学館等で開催された展覧会は、コロナ禍にもかかわらず連日行列ができるほどで、没後に刊行された著書は10冊を超えました。

その水丸さんは、晩年、小説現代に読み切り漫画を連載していましたが、急逝されたためシリーズは4本で中断してしまいました。作品は、いまだ伝説となっている水丸さんの漫画デビュー作『青の時代』の流れを汲み、抒情的で独特のエロティシズムに溢れています。

この4本の読み切り漫画に、水丸さんと関係が深かった作家、漫画家、イラストレーターの方々、村上春樹さん、角田光代さん、平松洋子さん、柴門ふみさん、木内達朗さん、信濃八太郎さんの6人に、彼らだけが知る水丸さんの魅力を語ってもらったエッセイを合体させました。

ごくごくシンプルなのに誰にも似ていない。そんな安西水丸さんの魅力を再確認できる一冊です。

(※公開データは安西さんの漫画部分のみになります)

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著者/安西水丸(あんざい・みずまる)
1942年東京都港区赤坂生まれ。本名、渡辺昇(わたなべ のぼる)。日本のイラストレーター、漫画家、エッセイスト、作家、絵本作家。
村上春樹とは彼がジャズ喫茶の経営者時代からの付き合いで、親交が深い。




今なお愛される個性的な才人・安西水丸さんが最後に遺したちょっとエロくて胸に染み入る漫画。
ごくごくシンプルなのに誰にも似ていない。そんな安西水丸さんの魅力を再確認できる一冊です。

+村上春樹さんら水丸さんと関係が深かった作家、漫画家、イラストレーターの方々6名の追悼エッセイも。

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比類なき個性で日本のイラストレーション界をリードし、小説家、絵本作家、漫画家...


出版社からの備考・コメント

★本データは、漫画部分「陽だまり」、「アメンボ」、「ボートハウス」、「冬の客」のみの公開となります。

★校了前の仮データを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

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また、適したメディアやお持ちのSNSにもレビューを投稿いただき、多くの方に本を拡げていただけますと嬉しく幸いです。

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出版情報

ISBN 9784065304693
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

しんしんと静かに降り積もる雪のような、派手さはなく、静かに進む詩的な表現のお話。
書影にも「誰にも描けそうに見えて、誰にも出せない味」と書かれていたように、線の柔らかさと余白の余韻が心地よく、安西水丸さんの脳内で描かれる世界をもっと読んでみたかったと思いました。

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拝読したのは不思議な味わいのある漫画部分。
シンプルな線で描かれる漫画は、1コマ1コマがそれぞれ気持ちのいい絵画になっている。描かれているストーリーは、ちょっと枯れた感じで、世の中に背を向けた感じの達観だ。少々エロティックであるが、あまりに枯れているのでエロスは感じない。その不思議さもまた秀逸。
追悼エッセイも収められているそうなので、発売されたら改めて読んでみたい。

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安西水丸さんは村上春樹さんの作品を通して知りました。
漫画として読ませて頂くのははじめてです。
エロティックではあるが詩的な感じで、エロさは全く感じさせない。
不思議な漫画でした。
追悼エッセイも読みたいので購入したいと思います。

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私のような漫画少年から漫画青年になった70代にはとても魅力的でした。抒情性と退廃的な面は昔の青年漫画の世界でした。漫画雑誌『ガロ』と『ジュン』が競っていた昔が懐かしい、コミックとは全く違う。つげ義春、上村一夫、滝田ゆう、石井隆・・・皆、絵は全く違うが妙に共通するものがある。

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こちらで読めるのは漫画の部分。
味のある画風で他の方も仰られているように詩的な雰囲気を漂わせています。
しんみりするような夏が終わって秋が始まったときのちょっと寂しい気持ちになんだか似ています。
名のある作家さんが書き下ろしたエッセイ集も読んでみたくなりました。

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漫画の部分のみ拝読。
どうしようもない切なさがただよう、おんなの物語が読み終えたあと時間が経っても、ふっと脳裏に浮かんだりする。
人と人との人生が交差する一時が確かにあったのに、いつの間にか目の前から消えていて、どこにいるのかもわからない。そんな出会いもある。人生の切なさ、割り切れなさ。
エッセイ部分も含めて全編を読んでみたくなった。
貴重なゲラ提供してくださってありがとうございました。

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