マンガで学ぶ情報倫理
わたしたちは情報化社会とどうつきあえばよいのか
水谷雅彦
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刊行日 2023/07/31 | 掲載終了日 2023/09/19
ハッシュタグ:#マンガで学ぶ情報倫理 #NetGalleyJP
内容紹介
スマホ、SNS、ビッグデータ、AI、遺伝子診断など、情報技術の進歩はすさまじく、それによって社会も大きく変わってきている。しかし、どんなに新しい情報技術でも、知的財産権、プライバシー、信頼性・匿名性、規制と自由などといった、古くて新しい基本的な問題をはらんでいる。本書は、それらの問題を、マンガと解説の組み合わせで課題と論点を知り、自分で考えることができるようにした、現代人必読の入門書である。目まぐるしい情勢変化の中で、新しい情報技術と向き合うときに何に気をつければいいか、柔軟に対処していける素養を身につけてほしい。
おすすめコメント
著作権に気をつけようとよく言われるが、なぜ著作権を守らないといけないのか、そもそも著作権とはなぜ存在するかということを知ると、実感をもって対応することができる。そのように、表面的なルールやきまりにとどまらず、その意味を奥深く、しかもマンガで手軽に知ることができるという画期的かつ唯一の情報倫理入門書です。
著作権に気をつけようとよく言われるが、なぜ著作権を守らないといけないのか、そもそも著作権とはなぜ存在するかということを知ると、実感をもって対応することができる。そのように、表面的なルールやきまりにとどまらず、その意味を奥深く、しかもマンガで手軽に知ることができるという画期的かつ唯一の情報倫理入門書です。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784759820973 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
ページ数 | 148 |
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NetGalley会員レビュー
生徒がタブレットを1人1台持つようになり、情報倫理について知ることはとても大事だろうと思います。この本は、情報倫理についていろいろな方面から解説されていてわかりやすかったです。身近な問題としてとらえやすいように、マンガでのエピソードが差し込まれていましたが、人をからかう表現が多いのが気になりました。
2年前に読んだ『マンガで学ぶスポーツ倫理』が良かったので、同じシリーズなら読みやすそうだと思いリクエストしました。コンピュータやインターネット上での情報技術に止まらず、遺伝子診断や内部告発の話題まであり、自分が意識していた情報倫理の概念がいかに狭いものだったのかが分かりました。どの章も興味深く読みましたが、なかでも被災地のボランティアに参加するお父さんの話が素敵でした。新しい技術は次々に出てきて、年齢とともについていくのも大変になりそうですが、今後も生活を便利にするだけでなく、人々が幸せになれるような使い方をよく考えていかなければならないなと思いました。本書を読み終え、現在急ピッチで普及を促進されているマイナンバーカードも、一度立ち止まり将来的に起こりうる問題点を洗い出してほしいものだと改めて感じました。
情報倫理って言われると、複雑で難解な感じがしますが、マンガによって身近な具体例で説明されているので非常に分かりやすいです。マンガの後に詳しい解説もついているので、情報通信に不慣れな初心者にとっても分かりやすいと思います。
今や学校でも一人一台タブレットがあたえれ、小さな子供でもスマホを持つようになっている現代社会。
一昔前を思うと、情報機器とネットワークの進化はどんどん加速していき、止まる事を知らぬかのよう。
特に最近はもはやヒトがついていけなくなっているAIの進化。
どの仕事が将来的になくなっていくか、というのは絵そらごとや空想小説ではなくなってきた。
日常的なテーマながらまだまだわかりにくいことが多い、情報倫理。
マンガで示してくれるのは、とっつきやすい試みでとても助かる。
説明は詳細。
マンガでよくある身近なケースを元に
解説がしてあるので、わかりやすい。
情報倫理って難しそう?
って思うけど、情報倫理は大切なこと。
マンガでよくある身近なケースを元に
解説がしてあるので、わかりやすい。
どれだけ情報技術が発展しても
時代を超えて、情報倫理は大切。
お子さんがいらっしゃれば、
子供と情報倫理について話もできそうです。
本書は情報倫理について考えるという内容のものだ。森川家の父母と大学生の息子、高校生の娘の4人で情報社会でよく問題となることについて話し合っている。扱われるのはプライバシーの問題、ネット上の記事の信ぴょう性、携帯電話のマナーなど。ただ、この部分は少し考えた方がいいと思う。森川さんの勤めている会社で、休みをとった社員に対して、温泉に行ったかもしれないという確度的にどうかという情報で部長が怒っているのだ。労基法によると、有給は労働者の権利なので、使い道は限定されない。たとえその情報が正しくてもまったく問題はない。よほどのブラック企業ならともかく、まともな会社なら今時こんな部長っているのだろうか。このような例を出すと、著者が労基法を理解していないと思われるだろう。
また、ソフトウェアは著作物となると言っているが、ソフトウエア特許というものが存在し、特許法による保護も行われる場合がある。そして今はハードウェアがどんどんソフトウエアで置き換えられている時代だ。ハードで作ればPL法の対象になり、ソフトで作ればならないというのは明らかに矛盾だ。この辺りの説明も欲しいところである。