すごい!ミミックメーカー
生き物をヒントに 世界を変えた発明家たち
クリステン・ノードストロム 文 ポール・ボストン 絵 竹内 薫 監修 今井悟朗 訳
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刊行日 2023/07/06 | 掲載終了日 2023/10/05
ハッシュタグ:#すごいミミックメーカー #NetGalleyJP
内容紹介
「どうやって空をとぶ鳥から世界一速い新幹線が生まれたの?」
生き物の「まね=ミミック」から新技術を開発した10人の発明家が登場!
生き物の世界にはおどろきがいっぱい。
「ミミックメーカー」は、生き物のすぐれたところやしくみを見つけて研究し、
まねをして、
人びとの役に立つ新しいテクノロジーや製品を発明します。
10人の「ミミックメーカー」を紹介しましょう。
日本の仲津英治さんもその一人。
どの人も不思議がり、疑問を投げかけ、生き物や自然からすばらしいアイデアを集めています。
生き物たちは最高の先生です!
出版社からの備考・コメント
文●クリステン・ノードストロム(Kristen Nordstrom)
ノンフィクションの作家、教師。アメリカ・カリフォルニア州にあるSTEAM※の小学校で教える。自身の授業では、子どもたちが外へ出て、見たものをスケッチし、疑問を投げかけ、自分たちの発明品を考えだしている。だれもがミミックメーカーになれると信じている。本書が初めての著作。www.kristennordstrom.com
※STEAM(スティーム):Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字を組み合わせた教育概念。
絵●ポール・ボストン(Paul Boston)
イギリスの南ウェールズに住み、子ども向けの本にイラストをせっせと描いている。この本に取り組んでから、いつか自分でサマライ・ドローンを飛ばしてみたいと思っている。日本へ旅行して新幹線で山地に入り、カワセミやホタルを探しに行きたいとも考えている!
監修●竹内 薫(たけうち かおる)
1960年東京生まれ。猫好きサイエンス作家。YES International School 校長。主著に『99.9% は仮説』(光文社)、『宇宙のかけら』(青土社)など、訳書に『超圧縮地球生物全史』(ダイヤモンド社)など、監修書に『もし、水がなくなるとどうなるの?』(西村書店)などがある。地球環境問題や犬猫の殺処分問題などでも積極的に発言している。趣味は野鳥撮影、カポエイラ、ルービックキューブ。
訳●今井 悟朗(いまい ごろう)
1971年横浜生まれ。主な訳書に『もしもせかいがたべものでできていたら』(フレーベル館)、『スチームパンク・ストーリー』『引き算のデザイン』(ともにグラフィック社)など。
おすすめコメント
カワセミが新幹線に!?
葉っぱが太陽電池に!?
ザトウクジラが風力発電に!?
発明家10人が登場!
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販促プラン
◆米国科学振興協会AAAS/SubaruベストSTEM絵本賞 受賞
◆サイエンス作家 竹内 薫 監修
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◆サイエンス作家 竹内 薫 監修
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784867060469 |
本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
ページ数 | 46 |
関連リンク
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NetGalley会員レビュー
「カワセミが新幹線に!?」と「葉っぱが太陽電池に!?」の2篇拝読。
ですが、とってもおもしろかったので、これはぜひ紙の本で全部読みたいです!
生き物の「まね」を「ミミック」ということも初めて知りました。
やっぱり、自然界はものすごい仕組みを持っていて、わたしたち人間に大いなるヒントをくれるすばらしいもの。脈々とつないできた命の神秘を感じます。
そして、ミミックメーカーの研究者たちの希望を失わない姿勢にも感動を覚えます。
ミミックメーカー。日本ではなじみがない言葉だけれど、
自然の仕組み生き物の特性を研究して技術に生かす人。
いつも当たり前に使っているものも、
何かが誰かがすごい仕組みだということを知ったうえで
皆が当たり前に使えている。
誰かの一つの見方、物の見方で多くの人が救える。
こんなかっこいい人たちの功績をたたえて、
私たちもそれに続くよう、感謝するよう過ごしていきたいですね。
動物や自然界の現象からヒントを得た発明、水に浮くアメンボや蛇の動き方、などの話は聞いたことがあり、面白いなあ、と思っていたので、手に取りました。美しい絵で彩られた絵本の形になっていて子供にもわかりやすくまとめてあります。
ここでは、カワセミの体の形状から、新幹線の騒音を軽減する発明。
木の葉っぱの形状から、従来のソーラーパネルより有効にエネルギーを作り出せる太陽電池の発明。
の二篇を読ませていだだきました。
身近なところにヒントはたくさん転がっているかもしれない、というこれからに向けての勇気をあたえてくれる気がします。
「ミミックメーカー」って何?
本の副題「生き物をヒントに 世界を変えた発明家たち」のこと。
10のエピソードがのっている絵本のようですが、Netgalleyでは、2つのエピソードを読むことができました。
イラストが、きれいですごくわかりやすい。
特に、葉っぱの観察から、新しいタイプの太陽電池が開発されてのは、すごいなと思いました。
これから、紙の絵本を読むつもりです。
2016年6月に国立科学博物館の企画展で「生き物に学び、くらしに活かす―博物館とバイオミメティクス」を見たのを思い出しました。
生物の仕組みには驚くものがたくさんあります。
それをヒントにした研究や技術開発で、私達は恩恵を受けているんですね。
何かを発見する人たちの視線は違うんですね。
かわせみから新幹線が作られたなんて!
びっくりするとともに、英語の本に日本人の発見が取り上げられたことに少し誇らしい気持ちになりました。
そして、人間たちは、こうやって自然界から沢山のヒントを与えてもらっていることに、改めて感謝の気持ちを持ちました。英語、日本語共に、図書館に購入いたしました。