獣の夜

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刊行日 2023/07/07 | 掲載終了日 2023/07/10

ハッシュタグ:#獣の夜 #NetGalleyJP


内容紹介

『カラフル』『DIVE!!』『みかづき』の著者が贈る。

眼の前の世界が不意にぐらりと揺らぐ瞬間を

さわやかに、艶めかしく、ユーモラスに描き出す。

読めば心がじんわり温まる、掌編2編を含む7編の愛すべき作品集!

         <収録全7編(予定)>

「雨の中で踊る」リフレッシュ休暇最終日、永井はふと海を目指す。

「Dahlia」“ATTACK”後の変わり果てた日本で生きる藍子の意思。

「太陽」原因不明の歯痛に悩む加原は不思議な歯医者を訪れる。

「獣の夜」女ともだちをサプライズパーティに連れ出す予定が……。

「スワン」恋人と乗り込んだスワンボートが見せる心の「澱」とは?

「ポコ」大好きな飼い犬を亡くした小4の朔が心にきざしたある思い。

「あした天気に」始まりは、久しぶりに作ったてるてる坊主だった。

◆発売:2023年7月7日(金)予定 

◆四六判 ハードカバー

◆予価:1600円+税(仮)

◆総ページ:248ページ(仮) 

著者プロフィール

森絵都(もり・えと)一九六八年東京都生まれ。早稲田大学卒業。九〇年「リズム」で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。九五年『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、九八年『アーモンド入りチョコレートのワルツ』で路傍の石文学賞、『つきのふね』で野間児童文芸賞、九九年『カラフル』で産経児童出版文化賞、二〇〇三年『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞する。〇三年、児童書ではない初の一般文芸書『永遠の出口』を上梓し高い評価を得る。〇六年『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞、一七年『みかづき』で中央公論文芸賞を受賞、同作で本屋大賞二位。著書に『いつかパラソルの下で』『ラン』『この女』『気分上々』『漁師の愛人』『クラスメイツ』『出会いなおし』『カザアナ』『できない相談 piece of resistance』など多数。


『カラフル』『DIVE!!』『みかづき』の著者が贈る。

眼の前の世界が不意にぐらりと揺らぐ瞬間を

さわやかに、艶めかしく、ユーモラスに描き出す。

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「雨の中で踊る」リフレッシュ休暇最終日、永井はふと海を目指す。

「Dahlia」“ATTACK”後の変わり果てた日本で生きる藍子の意思。...


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出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784022519115
本体価格 ¥1,800 (JPY)
ページ数 256

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NetGalley会員レビュー

とても読みやすくて、それぞれがおもしろかったです!
クスッと笑えたりハッとしたり、うるっとしたりスカッとしたり…いろんな感情を楽しめました。
全部好きですが、私が特に好きだったのは「夜の獣」と「あした天気に」です。
「夜の獣」はタイトルからは想像もできない内容で、でも確かに獣で。そこにある友情を感じながらめちゃくちゃお腹空きました。しかもスカッとする!なんか元気出ました!
「あした天気に」はファンタジーでミラクルハッピーエンドな内容も好きですが、なにより喋るてるてる坊主が可愛い!しかも言葉のチョイスが本当にツボです。「はればれ、さむざむ」が頭から離れません!心と天気は同じなんだなぁと納得しました。
全てのお話が愛しい気持ちにさせてくれる、素敵な一冊でした!ありがとうございました!

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どの章もピリっと山椒が効いたような辛口で少し不可思議なテイストもあって味わい深い作品集でした。個人的には最後の「あした天気に」がとても素敵なストーリーでお気に入りです。なんとなく日常に疲れて凝り固まってしまった人達の心をちょっとだけほぐしてくれるようなそんな作品だと思います。

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クスッと笑ってたら、笑えない話だった…。びっくり。(「雨の中で踊る」)。心ってすごく難解なのかと思ったら、意外に単純で、すとんと腑に落ちる瞬間がある。風間先生が名医です。先生にかかりつけ医を是非お願いしたい。(「太陽」)。肉食な大人たち。とことん自分の欲に正直で、眩しくもある。女ともだちっていいな!彼女たちの様に獣になれるならどんなに生きやすいだろう。この夜、彼女たちはより獣と化す。気をつけて〜(「獣の夜」)。短めのお話の中に、生と死の真理が隠されている。そうだったのか!と目から鱗。この世界がより愛しくなる。(「ポコ」)。テルテルかわいい!はればれ!さむざむ!が耳?に残ります。癖になる。これからは、君たちの天下だ。(「あした天気に」)。

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どの短編も、読みやすくて心に響きます。
特に「あした天気に」は、ファンタジーの魅力が詰まっていて好き。
鳴りやまぬ「さむざむ」の連呼や「はればれ」の唱和にクスクスと読みながら笑ってしまいました。
うまくいかない日常を何かや誰かのせいにしていないかなと問われるようです。
人生はやり直しはできなけれど、仕切り直しはできる。
私も久しぶりにてるてる坊主でも吊るしてみようかな。

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なんという振れ幅。なんというバラエティ。こんな短編集読んだことない!
ずっと翻弄され続け、読む手が止まらない。
どの話もそもそもの設定が凡人(私)の発想のはるか外。なのに自然になめらかにその世界に入りこんでしまう。
すごいー!おもしろいー!
誰もが持つ胸の痛みみたいなものが掬い取られて語られる感じ。
そしてどのお話にも溢れる、生きることへの力強さ。
どちらもとても素敵です。
読むと力が湧く本ですね。
はればれ!

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いつもと違うことをしてみたくなる作品集。ふと思いついたことが、自分の未来を変えるかもしれない。
日常のすぐ隣に見たことのない世界が広がっている。動くタイミングを見逃さなければ、そこへ行くのは意外と簡単なのかも。

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少し変わっていて、少し可笑しくて、でもすんなり心に入り込むそんな作品でした。
個人的には「あした天気に」がいちばん好きです。過去の不幸な出来事を通してしか今の自分を見られない人は沢山いると思います。この作品を読めばそれは違う、言い訳して逃げてるんだよと気付かせてくれるはず。背中を押してくれる何かが散りばめられているとても良い作品でした。

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