賭けから始まる大人の恋。
どちらの目線からも書かれているので
ふたりの気持ちに触れる度に、切なく、苦しく、もどかしくなって胸がギュッと締めつけられる。恋って良いなと思える1冊でした。
大切な事ほど怖くなって言えない時があるけれど、言わない後悔もあると改めて気付かされました。

友達を思って怒りが込み上げ涙するシーンやサヨナラへとカウントダウンしていく奈緒の心境を読みながら涙が溢れてきました。

脳内キャーキャー大騒ぎの奈央と現実のギャップがあるところ、とても面白くて大好きです。
読み始めたら止まらない！素敵な作品をありがとうございます。

いやぁ～、面白かった。
最初の章で「な～んだ、ハラスメントな話か、うんざりだ」と、読むのをやめようとしたら、
次の章で、その被害者の女の子が出てきた。
とてもたくましい女の子で、興味を惹かれて読み進めたら・・・
2時間ぶっ通しで読んでしまった。
自分も、この彼女くらいの時は、一喜一憂すると、あとでど～んと落ち込むことになる、と
常に予防線を張って生きていた。その健気な姿に読んでいて泣けてきた。
最後に、後の二人が・・・（ネタバレなので言いません）チープな展開じゃなかったのもいい。
若い人だけでなく、かつて若くて、恋愛なんかしていたおばさん世代にもおすすめ。
久々にキュンキュンした（死語かもね）

ドラマ化も決まった人気コミックの原作が書籍化。
モテモテ優柔不断男･里村が、パワハラ上司の命令で「氷鉄の女･奈央」に告白をするも、実は賭けだと知っていた奈央が逆手にとり、目眩く妄想を繰り広げる。拗らせ男女のすれ違いのもどかしさと、日常の中の些細なトキメキを掬い上げたラブコメ。
恋は盲目、里村のクズさに最後まで奈央への恋心の共感は持てなかったけど、妄想時の思考回路は共感しかなかった。対象が違うだけで、誰(何)かにハマったらそうなるよね！という鉄板の沼っぷりが面白くて好感がもてた。
二人の視点の他に、親友たちの視点も入ってくる、深層心理に迫った閑話が、物語を引き締めてバランスがとれているのもとても良かった。コメディに寄り過ぎるとトキメキが薄れがちなので、閑話が入る事で調和がとれていた。
二人の親友の、出来の悪い子を見守るような適度なサポートも良かった。ありきたりになっちゃうけど、この二人のスピンオフも読みたいです！

奈緒のハイテンションな胸の内に笑いながら、紘一との恋愛模様にキュンキュンしつつ一気読みしちゃいました！これぞ王道の(！？)ラブコメですね！
好き好きな気持ちでいっぱいの奈緒がかわいくてかわいくて、私も理子目線で読んでいました。お互いに相手に内緒にしている、「賭け」のこと。そのせいでもどかしい気持ちになるところも多々ありましたが、奈緒の多幸感がひしひしと伝わってきて終始ニマニマしてしまいました。
そして奈緒の語彙力がすごすぎます。
紘一に対するLOVEが無限大です！
ドラマ化されるとのことで、今からめちゃくちゃ楽しみです！
面白い作品をありがとうございました！

「コジラセ」×「ナガサレ」のサイテー且つサイコーの恋。
傍から見ると怒りの感情が湧くくらいのサイテーな始まりだからこその落差でいじらしさが増し、それに外見からはまさかのこじらせが絶妙にマッチして、ニヤニヤがとまりません。
そして、後半はギアチェンジをしたかのようにシリアスさがブレンドされ、微笑ましい着地点。
コジラセが加速させるようなジェットコースターラブコメ。

マンガで読んで気になっていたので、一気読みしました！
初めは最低な賭けだなと思っていたけど、だんだん両片思いだとわかり、楽しく読めました。
なんだかんだでお互いが気持ち悪いくらい惚れているのが分かります。
主人公のいきすぎた妄想も面白い。

実写ドラマ化決定しているコミックの原作小説が書籍化。
コミックは読んだことありませんが、キャストは誰なんだろ？と妄想しながら読んでいました。

氷鉄の女と優柔不断のヘタレ男。賭けから始まる二人の関係。
氷鉄の女こと奈央の妄想が止まらなくなるとこや、ほぼストーカー？くらいヘタレ男の里村を見つめているところ、拗らせているところまで可愛くて可愛くて。
奈央と里村の両方の視点から話が進むので、お互い思っていることを言ってしまえよと思うほど、こちらが焦らされるのがまたたまらないですね。
奈央と里村の本音を知る友達の言葉が冷静だけれど、友達を応援したい気持ちが伝わってくるところも好きです。
ドラマも楽しみにしています。

ずっと前から好きでした！
とうとう書籍化！嬉しいです！

妄想癖のある、ちょっと不器用な女と
苦労せずにモテ人生を歩んでいた優柔不断な男の賭けから始まる恋模様。

以前から好きな作品でしたが
2人の親友と共に「頼むよ里村！」の気持ちが更に増しドキドキワクワクしました。
奈央の妄想に笑い、健気さに涙。
こんなに応援したくなる恋ってある？
全力応援間違いない！

氷鉄の女奈央と、優柔不断優男紘一。
実はロマンチストで妄想暴走突っ走りの奈央。その脳内独白、その生き生きとしていること、なんと面白いこと。でも、この想いは期間限定というリミッターがあるからできること？ え？そうじゃないでしょう？？
相手を優先してしまう、押しに弱い紘一。強制された騙しの告白から始まった、奈央への想いに自問ばかり………… って、まどろっこしいことこの上なし！！
2人ともバレないようにフリをしてるフリして本気なのが、交互の視点から語られる。だからもどかしさが加速していくばかり。当たって砕けろ！！
更に両方とも親友/参謀役が登場し、その真剣さが事態を混沌化させていく。
そして、破局。でもそこで止まりはしない。
ここからが怒涛のラスト！ そう、『現実は妄想より強し』
キャラの立ちすぎに笑い、すれ違いに苛立ち、破局に唖然とし、どんでん返しに拍手！！

－社内で有名な"氷鉄の女”吉永奈央。－
どこがどこが...⁉
めちゃくちゃ恋する乙女女子じゃん‼
奈央が里村のこと好きすぎて脳内暴走しまくるし、脳内妄想での一人ボケツッコミと、コミックが原作だけあってテンポよく、はっちゃけててとにかく面白い。
妄想奈央にツッコミ入れたり、ヘタレ里村に喝を入れたりと私もすっかり二人のペースにはまってしまった。
そして、二人のすれ違う想いをそっと見守りましたよ。
王道のラブコメに笑って、キュンして楽しめました。

さすが、なろうさんでも人気があった作品ですね！
異世界転生モノに胸焼けをおこしている中、現代の社内恋愛モノは地味に嬉しいです。

これでもかというヒーローのヘタレクズっぷりに、ホンマに何でこんなんがえぇの？と思いつつも、ヒロインのぶれない盲目っぷり(一途とも言う)が気持ちいい。
ヒロインの妄想という名の思考の暴走は、ラブコメドラマとしての映像化で面白くなりそうです。
思わずドラマの詳細を検索するほどには期待しています！

ーーーーーーーーーーーーー

いわゆるガラパゴス携帯電話が主流の時代から、魔法のiらんどさんや小説家になろうさんを始めとする小説投稿サイトには読み手として大変お世話になっております。
もちろんこちらの作品も拝読しておりましたが、コミカライズにとどまらず、ドラマ化による小説の刊行ということで、改めてリクエスト致しました。
改訂版と言うのでしょうか。投稿サイトで拝読した内容も好き(２回読みました)でしたが、こちらも「ドラマ化」を前提に脳内で映像化しながら楽しませていただきました。

映像化のカテゴリーで、コミカライズ版と並べて展開すると面白そうです。

漫画アプリで原作を読んでいました。
同じ世界観がノベライズでも読めるだなんて読む前から楽しみしかなかったです。漫画は最後まで読んでいないのでストーリーが全く同じなのかは分かりませんが、最初から最後までめちゃくちゃ面白かったです。
とある事情から推しと付き合うことになった色々拗らせている奈央のオタク気質の端々が心情描写に出ていて面白い。
女子と奪い合ったり酷い嫌がらせなどドロドロの胸糞展開もなく安心して読み進められます。
親友の奈央を思う気持ちに泣きそうになったりクスッと笑えたり。元気を貰える作品でした。
ドラマ化もされるんですね！小関裕太さん好きなのでそちらも楽しみです。

書影の帯に「ドラマ化決定」とあったので、興味があって読んでみた。
ラブコメドラマの多くは、演者の年齢もあって、学生か、社歴の若い会社員あたりに設定されることが多い。そんなこともあって、この書がドラマの原作に選ばれたにも納得。
ツンとした氷鉄の女性社員をオトせるか。そんな賭けに巻き込まれた女性が、実は男性に片想いしていたという設定はほぼあり得ないだけに、ちょっとキュンとする。
展開は王道のラブコメだが、ラストに近づくにつれて、現代の会社事情なども織り込んで読み応えのある展開となっていく。ドラマ化にはとっても合っている作品。そちらもぜひ、観てみようと思う。

最初はちょっと硬い話？と思いつつ読み始めました。
が、脳内がめっちゃかわいい主人公で、クスッとなって元気になれる！
それぞれの視点で描かれているので、すごく感情移入して2人を応援しながら読みました。
2人がすれ違う場面では泣きそうになり、ラストはもうキュンキュンしまくりです！
王道のストーリーとは思いますが、主人公のキャラがとてもステキで、一線を画してる話だと思います。
ワクワク読めるのでおすすめの一冊！
ありがとうございました！

恋は何がきっかけで始まるかわからないものだと思いました。例えどんなきっかけでも、覚悟を決めて自分の考えを貫き通す凛とした姿と脳内で展開される妄想。この妄想が突拍子もなく面白く、ついうっかりも面白くて笑ってしまうのに、でも、ドキドキしたり、切なさが込み上げてきたり…。すれ違いがもどかしく、気づけば報われて欲しいなと願いながら読んでいました。2人の恋の行方に心揺さぶられる素敵な作品でした。

一言であま～～～い、甘すぎ
中学生の女子かよ！　初恋はレモンの味かよ！
今どきの小中学生には想像もできないような展開、一歩進んで二歩下がる365歩のマーチかよ。
そんな昔々の記憶を呼び覚ますかのようなお話。

ほうほう、なるほどね。
ベッタベタのべタ。
そして予定調和で何の意外性もない。
な、の、に、面白いのはなぜなのー！？
ページを捲る手が止まらない。
集中しすぎて、危なく電車を乗り過ごしそうになる始末。
いや、すごい。
みんな読んでみたらいいと思う。

元々ウェブ版の時に読んでいたので、書籍化されると聞いてとても嬉しかった。
改めて読んだけれど、氷の女と呼ばれている奈央の心の揺れ動きを見ていると、氷の女なんて呼んだのはどこの誰だ!と怒りたくなってしまう。2人の気持ちを知っているから焦ったくて、でももっと見ていたいそんな気持ちになりました。

この作品とても好きです。最初の賭けを持ちかけるシーンで、あぁ、よくあるやつかな？感じ悪いなぁと思っていたら、女性の方が一枚上手だった(笑)テンポよく進むストーリーに一気読みでした。ハッピーエンドがまた心地よいです。思いが通じ合ってもきっと、不器用な恋愛が続くんだろうなぁと思ってしまいますが(笑)その先のところも読んでみたい気がします。

"氷鉄の女"と呼ばれ、仕事（総務）をバリバリこなす吉沢奈央。営業のイケメン里村紘一。この2人が「賭け」から付き合う事に。甘いけれどビックな事件らしい事は起きない。なのに読んでしまう不思議な本。賭けからはじまったこの恋の行方は、タイトル通りにサヨナラの方向へゆくのか？！里村は大丈夫なのか（笑）U-NEXTでドラマ化。