アンリアル
長浦 京
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刊行日 2023/06/26 | 掲載終了日 2023/06/25
ハッシュタグ:#アンリアル #NetGalleyJP
内容紹介
◆デビュー2作目となる『リボルバー・リリー』は8月11日映画公開!!◆
スパイ小説のシンギュラリティとなる記念碑的作品、ついに刊行!
この目は悪を見逃さない――。19歳、沖野修也が闇に潜む悪意をあぶり出す。スパイ小説のシンギュラリティとなるシリーズ、開幕!
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両親の死の真相を探るため、引きこもり生活を脱し警察官を志した19歳の沖野修也。
警察学校在学中、ある能力を使って二件の未解決事件を解決に導いたが、推理遊び扱いされ組織からは嫌悪の目を向けられることになってしまう。
そうした人々の目は皆、暗がりの中で身構える猫のように赤く光って見える。それこそが、沖野の持つ「特質」だった。
ある日、単独行動の挙句、公安の捜査を邪魔したことで、沖野は副所長室に呼び出され聞きなれない部署への異動を命じられる。
「内閣府国際平和協力本部事務局分室 国際交流課二係」。
そこは人知れず、諜報、防諜を行う、スパイ組織だった――。
日本を守る暗闘に巻き込まれた沖野は、闇に光る赤い目の数々と対峙していくことになるのだが‥‥‥。
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著者・長浦 京(ながうら きょう)
1967年埼玉県生まれ。法政大学経営学部卒業後、出版社勤務などを経て放送作家に。その後、難病指定の病にかかり闘病生活に入る。退院後に初めて書き上げた『赤刃』で第6回小説現代長編新人賞を受賞。2017年、デビュー2作目となる『リボルバー・リリー』で第19回大藪春彦賞を受賞する。2019年『マーダーズ』で第73回日本推理作家協会賞候補、第2回細谷正充賞を受賞。2020年『アンダードッグス』では第164回直木賞候補、第74回日本推理作家協会賞候補となる。他の作品に『アキレウスの背中』『プリンシパル』がある。
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おすすめコメント
【編集担当者より】
スパイ小説はこの作品をもって新時代に突入します。
19歳の元引きこもりの少年を、ほとんど訓練も経ぬままに前線に投入しなければならない
現在の日本の窮状はもちろん、諜報、防諜の渦中に巻き込まれた主人公がどう傷つき、成長していくのか。
ノンストップアクションから頭脳戦の連続まで、
長浦京さんの描く極上の中の極上エンターテインメントをご堪能下さい!
【編集担当者より】
スパイ小説はこの作品をもって新時代に突入します。
19歳の元引きこもりの少年を、ほとんど訓練も経ぬままに前線に投入しなければならない
現在の日本の窮状はもちろん、諜報、防諜の渦中に巻き込まれた主人公がどう傷つき、成長していくのか。
ノンストップアクションから頭脳戦の連続まで、
長浦京さんの描く極上の中の極上エンターテインメントをご堪能下さい!
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出版情報
ISBN | 9784065318096 |
本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
両親の不審な死を知るためと
自分の置かれた境遇を探るために
本意ではないがスパイとして選ばれた
淡々と受け止めて任務を行なっていたが
誰もが敵に見える、
何が真実かわからなくなる
読んでいて彼の感情が掴めきれずにいました
感情があるようでないようで
まっいっか…後でわかる
そこ!スルーできるんだ?!
冷静なのかなんなのか不思議だった
とにかく
めちゃくちゃ面白かったです。
日本のスパイ物がこんなに面白いなんて初めて!
しかも主人公は引きこもりだった若干19歳。
短期間の任務だけど、なんともスリリング。
上司や格闘の講師の動きの描写がカッコよくて、そんなふうに動けたら
どんな困難にも立ち向かえそうとワクワクしました。
実際にはあって欲しくない設定ですが、フィクションだから楽しめます。
「殺意がある人の目が赤く光って見える」という特殊技能を持つ19歳の青年がスパイとして抜擢され活躍する成長譚。
何より主人公のキャラクターがユニーク。警察官になるも、未解決事件を独自の推理で解決することで周りに疎まがられるという悲劇に陥ってしまう。青年はなぜ警察官を目指したのか。そのバックストーリーも本ストーリーにきちんと絡み、最後は気持ちいい読後感。
エンタテインメントとしての気持ちよさをきちんと感じられるってすごく大切だ。
組織の仲間も魅力的で、ぜひ続編を読んでみたい。
人の悪意や怒りがわかってしまう
特殊能力をもった19歳の少年
人との接触が怖く引き込もってしまうも、両親の事故死からある疑惑を持つ
殺されたのではないか?
真実が知りたい、その思いだけで
いつしか彼はスパイとして暗躍することになる。
全体的にダークでサスペンス!
でてくる人達の誰を信じればいいのか?
人の悪意と欺瞞の中、彼は何処に向かっていくのか。
スパイとは辛い!
それでも交流を持とうとする心があるように思いホッとする。
日本国民がのほほんと平和に生きていける日常を守る。これは正義を貫くこととイコールではない。この事実だけでもとてつもなく不安だし恐ろしい。フィクションだけれど、そうだよなぁきっとこういう策略や取引があってそういうものに守られて生きているんだろうなぁとリアルに感じてしまいます。
面白かったです 沖野、水瀬、神津 それぞれの今後が気になります
とても面白かったです。19歳の主人公沖野修也は、両親の死の真相を探るために警察官となるが、殺意や敵意、憎しみを持つ人と対峙すると、その人の目が赤く光って見えるという特殊な能力を必要とされ、内閣府国際平和協力本部事務局分室国際交流課ニ係への出向を命じられる。そこは、いわゆる日本の上層部のみが知るスパイ組織だった。4つの事件に立ち向かい解決して、スパイとしての能力を高めながら、次第に両親の過去や秘密に近づいていく。現実に、こんなやり取りや駆け引きが行われているのではと思わせる筆致だった。上司の水野や神津のことも気になる。続編に期待して待っています。
ノリと流れでスパイになったような主人公だと思いきや、両親の死の真相を己れの信念で解き明かそうと引きこもりから警察官になるガッツもあったり、作中では“特質”と表現される“特殊能力”があるせいで他者・集団が苦手だったり、物語は壮大なのにすっきりしていて、スピード感ありつつテンポよく話が展開し、最後までフルスロットルで走り抜けていくような作品でした。
爽快スパイミステリーかと思って読み始めて、ぶん殴られました!
事件が壮大!ありえないと言い切れない絶妙な闇!!怖い!!!
でも、主人公が心配で?展開にぐいぐい惹き込まれていきました。
善とは?悪とは?平和とは???
次もきっと読んでしまう!でも序章でこんなに怖い事件・・・やっぱり怖い!!
『アンリアル』
父と母の事故死の真相を探るため19歳で警察官になった主人公。ある事件の後、異動を命じられた先はいわゆるスパイ組織だった。彼には、相手に悪意や敵意があると赤い目に見えるという特質があり、着任早々に様々な任務に当たっていく。
なぜ自分はスパイ組織の一員になったのか、自分の特質は何なのか、組織の人たちは信じていいのか、父と母の事故死の真相はどこにあるのか、そして、正義と日本の国益を守るということは…
何を信じればいいいのか、何も信じてはいけないのか、スパイになった主人公の内面や心情が描かれていて、自分も疑心暗鬼なりながら読み進めた。
本当にこういう組織はあるのかないのか、そこの人たちの正義と信念は何なのか。
とてつもない体験をさせてくれる著者に感謝。続編も楽しみだ。