南極の食卓
女性料理人が極限の地で見つけた暮らしの知恵
渡貫淳子
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刊行日 2023/01/20 | 掲載終了日 2023/10/03
料理レシピ本大賞 in Japan | 家の光協会
内容紹介
第57次南極地域観測隊で、民間人では初の女性調理隊員として約1年間、越冬隊30人のために料理を作り続けた渡貫淳子さん。なぜそれほどまでに南極に行きたかったのか、1年分の食料をどう発注し、ある材料だけでどうやりくりしたのか、一切ごみを捨てられない制限された環境の中で料理を作るとはどういうことか。そして、自分にとって仕事とは……? ライトな南極エッセイでありながら、ものに囲まれて贅沢に過ごす私たちに、食と暮らしとは何かを気づかせてくれます。
また本書の売りのひとつは、南極観測隊の隊員たちが撮影した膨大な写真データです。ふだんの食事、特別な日のイベント料理、昭和基地の建物内、一面真っ白な南極の風景、そしてオーロラやペンギンなど。さらに、年間の作業スケジュールやイベントについても詳しく紹介し、南極でのリアルな生活の様子を垣間見られます。読んだ方からは「南極の食事って意外と普通なんだ」という感想が多く寄せられますが、それには一体どういう理由があるのでしょうか? それは読んでのお楽しみ。南極に関心のある大人だけでなく、子どもたち(小学校高学年~)にもぜひ読んでもらいたい一冊です。
出版情報
発行形態 | その他 |
ISBN | 9784259567477 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |