ワースト添加物 これだけは避けたい人気食品の見分け方
中戸川貢
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2023/05/18 | 掲載終了日 2023/10/18
ハッシュタグ:#ワースト添加物これだけは避けたい人気食品の見分け方 #NetGalleyJP
内容紹介
現代社会において、食品添加物を100%避けるのは時間的にも経済的にも不可能です。しかし、添加物の中には間違いなく長期的な健康リスクを脅かすものがあります。
本書は様々な食品メーカーへの勤務経験を持つ加工食品ジャーナリストの著者が、食べてはいけない添加物、食べても健康に及ぼす影響は少ない添加物を紹介しています。特にこれだけは避けてほしい添加物ワーストランキングを掲載しています。
特に最悪なのはいわゆるゼロカロリー食品などに使用されている人工甘味料です。健康を気にしている人にとっては驚くべき話かもしれません。しかし、ゼロカロリー食品などの健康食品に使用されている人工甘味料には「痩せたい人や糖尿病の人が飲むとかえって逆効果」という論文が多数出ているのです。
詳しくは本書に譲りますが、人工甘味料には腸と腸内細菌に悪影響を及ぼすというデータもあります。このように、むしろ健康的だと考えて積極的に食べている食品に使用されている添加物に危険なものがあるのです。スーパー、コンビニで売っている食品すべてが悪いわけではなく、絶対に避けるべき食品と避けなくてもいい食品が混在しているということです。
また、食べているのに栄養不足になってしまう「新型栄養失調」が話題になっています。これは添加物の摂りすぎも大きな原因の一つとなっています。つまり、体に入った添加物を体外に排出するのに大量のミネラルを消費しますが、これが体内のミネラル不足の大きな原因となり、「新型栄養失調」を引き起こしています。
ではどうすればよいのか?
効果的なミネラル補給の方法にも言及しています。いたずらに添加物の害を主張するのではなく、本当に避けなければいけないワースト添加物を知り、添加物の害を極力小さくするためのミネラル補給法を知る、賢い消費者になるための必見書籍です。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784909249517 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
ページ数 | 240 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
これまでも食品添加物についての本はいろいろありましたが、エキセントリック過ぎるものが多く、ちょっとヘキヘキする感じがありました。
この本は避けるべきもの、避けたほうかいいけどしかたなければこちらをというものなどをいいバランスで紹介していて好感を抱きました。
まあ歳をとってくると、無理に避けるよりは、気にしないほうが楽というのはありますが、家族のためにと考えると少しは知識を持っていたほうがいいのかと感じます。
添加物について分かりやすい解説があり、市販されている食品の選び方も種類別に丁寧に書かれた本です。
食品添加物は発がん性やアレルギーの原因になるものがあるという程度の知識しかなく、極端に体に悪そうなもの以外はあまり気にしていなかったのですが、ミネラル不足になることは本書で初めて知り勉強になりました。あれもダメ、これもダメでは食べるものがなくなってしまうけれど、どうしても避けられない添加物を摂取してしまったら、代わりにミネラルを補給する、ということだけでも覚えておくと少し気が楽になりそうです。リン酸塩の説明で「ミネラル豊富なうんこが出るだけ」と書かれていたり、リン酸塩入りの子どもソーセージを「パパに食べさせてください」と書かれていたのは思わず笑ってしまいました。
これまで漠然とPB商品よりNB商品のほうが高品質なのかなと思っていましたが、そうとは限らないというのは新たな発見でした。セブンイレブンもイオンも頑張っているのですね。安全な商品を製造、販売する企業を応援するためにも、よく考えて買い物をするようにしたいと思いました。
そうですよね。今の世の中、添加物が全てダメで、全てを排除するのは無理です。でも常日頃出来るだけ添加物の多い食品は摂らないようにしたい。特に、家族には摂らせたくないと思っていました。ただ、改めて、食品に表示されている成分のわかりにくさを感じました。わかりにくいだけでなく誤解しやすいというか‥。出来るだけ添加物を摂りたくないと思ったら、消費者側が勉強して、意識して食品を選ばないと難しい。飽食の時代のなんとも言えないジレンマです。
普段安いからとついて取ってしまいがちな商品に添加物が入っていないものを探すのが難しいとよく分かりました。
どう体に悪いのかだけでなく、どちらの方がましという情報や買うならこれがおすすめというのも載っており、気をつけようと思いました。表示をもっと見る習慣をつけ、なるべく添加物の入っていないものを、またミネラルを取る様にしたいです。
実際の商品の写真入りである点や著者のユーモアあふれる文章も皆が読みやすくなっていると感じました。
1年前位から、麹を使って塩麹や醤油麹、甘酒などを作るようになり添加物のない本物の塩や醤油を手にするようになりました。そこからあらゆる食品の添加物が気になり始めました。こちらの本を読んで添加物ではないと思ってたものにも添加物が含まれている可能性があることがわかりました。これだけはという添加物がわかったのでそこに注意しながら完全に無添加にすることにこだわりすぎることなく、ミネラルを摂ることにも意識しようと思いました。糠床を作って糠漬け生活も始めてます。自分と家族の健康のために安全で美味しいものを食べていきたいです。
この本を見たら何も口にできなくなるような気がする。
日本の添加物については緩いということは知っていたけれど、商品名も書かれていて勿論食べたことのある食品もあり、子供の時から食べていた食品もあったりするので自分は添加物で育っているのだと思う。
特に日本は便利なものが多い。味付けだけでもソースをかけるだけで本格中華とか出来合いの食品もたくさんある。
今は欧州に住んでいて添加物チェックも厳しい国にいるが(添加物のせいで輸入できない日本の食品もあるみたいですが)、今度スーパーに行った時にそれこそ出来合いの食品や冷凍ピザなどチェックしてみたいなと思った。そもそもこっちに来てから生鮮食品はマルシェで買うことも多いので、オーガニックのものを特に好んで買うわけではないけれど添加物に関してはそこまで心配するようなこともないかもしれない。
この著者は一体どのような食生活をしているのか気になったが後書きに「家族と喧嘩してでも避けるような添加物はない」と書いていて、スタンスとしてはできるだけ無添加のものを買って売り場にそういったものがたくさんになるように「推し活」しようということだったので少し安心した。
食品添加物の本、と聞くと、「ものすごく体に悪いから食べるな危険」と言ってくるものか、「別に大丈夫なのに騒ぎすぎ」みたいな方向に連れていかれるか、いずれにしろちょっと極端なものが多い印象だったので、それなりに身構えて読みました。が、内容的には「ぶっちゃけ全部避けるのは非現実的だけど、最低限この辺には気をつけたらいいと思うのよ」みたいな雰囲気の本でした。前半の講義的な部分も勉強になる部分が多かったですし、後半の超具体的に「あの商品はいいけどこの商品はイマイチ」という比較の部分も参考になりました。
読めてよかった本だと思います。ありがとうございました。煮干し食べます。