誰が千姫を殺したか
蛇身探偵豊臣秀頼
田中啓文
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刊行日 2023/05/16 | 掲載終了日 2023/05/15
文芸小説 | ミステリー/サスペンス | 時代小説
ハッシュタグ:#誰が千姫を殺したか #NetGalleyJP
内容紹介
どうしてこんな作品を書いてしまったのか自分にもわからない。―――田中啓文
まさしく豊臣秀頼こそが戦国乱世におけるシャーロック・ホームズだったのである。
大坂夏の陣の終結から四十五年が経った万治三年六月、大坂城の焔硝倉に落雷し、大爆発が起こる。
城の修復中に地下へ続く豊臣時代の石段が見つかる。
暗闇の先には、豊臣秀頼と名乗る人物がいた。
恐ろしき姿となった秀頼は「千姫は大坂城で殺された」
と驚くべき物語を話し始める。
書下ろし時代本格ミステリ。
―――――――――
著者・田中啓文(たなか ひろふみ)
1962年大阪府生まれ。神戸大学卒業。
1993年「凶の剣士」で第2回ファンタジーロマン大賞佳作入選、ジャズミステリ短編「落下する緑」で「鮎川哲也の本格推理」に入選しデビュー。2002年『銀河帝国の弘法も筆の誤り』で第33回星雲賞日本短編部門、2009年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。近著に『臆病同心もののけ退治』『文豪宮本武蔵』「浮世奉行と三悪人』シリーズ、「警視庁陰陽寮オニマル」シリーズなど多数。
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おすすめコメント
◆編集担当者より◆
生き残っていた豊臣秀頼が、異形の安楽椅子探偵に!
殺されたという千姫になりかわって生きながらえていた天樹院とは何者だったのか?
とんでもないことが次々に起こるのにすらすら読めてしまう田中式時代本格ミステリです!
◆編集担当者より◆
生き残っていた豊臣秀頼が、異形の安楽椅子探偵に!
殺されたという千姫になりかわって生きながらえていた天樹院とは何者だったのか?
とんでもないことが次々に起こるのにすらすら読めてしまう田中式時代本格ミステリです!
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出版情報
ISBN | 9784065316061 |
本体価格 | ¥770 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
秀頼と千姫にまつわる時代小説の醍醐味を楽しみながら読み進めてみると、まるでミステリーの謎解きのような展開に気づき、わくわくしながら読み終えました。時代を代表する歴史上人物に自由自在な発想をともなった奇想天外なスト―リーは満足できるものでした。
いやはや、またもや田中啓文先生は強烈な時代小説を書かれましたね。
大阪夏の陣で起こった千姫殺人事件。
しかし姫は何故か死んでなかった?
それから数十年。
生きていた豊臣秀頼(タイトルどおり人面蛇身!)がその謎を暴く!
ちょうど話題になっている時代劇があるおかげで、前半部分の合戦シーンは勉強にもなりました。
そこからのなんていうか『魔界転生』と『深作版里見八犬伝』を混ぜ合わせたようなカオス感!
秀頼公の人格者ぶりが、その変化っぷりとのギャップでまた面白い。
侍探偵ものを続けて読みましたが、思ったよりも違和感がない。
戦国武将探偵シリーズとして読んでみたくなりました。