はじめまして、ママ
マチュー・ラヴォワ 作
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2023/04/14 | 掲載終了日 2023/05/09
ハッシュタグ:#はじめましてママ #NetGalleyJP
内容紹介
「おはよう、おひさま。
きょうは とくべつな ひ なんだ。
ママの ところへ いくんだよ」
あかちゃんは いいました。
赤ちゃんの産まれるまでの心情を
すなおに描いた絵本。
赤ちゃんが産まれることのかけがえのなさが、
心に響く。
カナダの図書館のブックスタート用に作られたママたちへの贈り物。
「おはよう、おひさま。
きょうは とくべつな ひ なんだ。
ママの ところへ いくんだよ」
あかちゃんは いいました。
赤ちゃんの産まれるまでの心情を
すなおに描いた絵本。
赤ちゃんが産まれることのかけがえのなさが、
心に響く。
カナダの図書館のブックスタート用に作られたママたちへの贈り物。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784751531228 |
本体価格 | ¥800 (JPY) |
ページ数 | 26 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
読みながらとても温かな気持ちになりました。うちの子どもたちも、こうやってわたしのところにやってきてくれたのだなぁと思えるからです。親は選べない、子は選べないというけれど、わたしは子どもたちに親にしてもらったという気持ちがあるので、この子たちでしかありえなかったと信じています。もうとっくに子育ては卒業して、みんな大人になってしまったけれど、小さな「あなた」と会えた日のことは鮮明に覚えている。全ての母親が、きっとこの本によって励ましと自信を得ることでしょう。
ママのところへ来たよ、約束どおりに・・・
この世界では、「はじめまして」だね、ママ
あんなに約束したのに、ママとパパがなかなか、仲良くならなくて、喧嘩して、ホント、ぼくハラハラしたよ
だから、向こうの世界から、キューピッドの矢を二人に何度も放ったんだ
やっと、二人のハートを射抜いたのに・・・そのあとも、なかなかだったね、ホント、ぼく心配したよ
でも、ちゃんと、やっと、であえたね、はじめまして ママ!
向こうでママと描いたような夢の道を、これから歩くんだね、いっしょにね
あとから、「わんちゃん」が家に来るよ、これはぼくとわんちゃんの約束なんだ
こっちの世界の素敵な景色、素敵な風、かおり、ひかり・・・
からだいっぱい、こころいっぱい 詰め込むつもりだよ、ママ
大好きをいっぱい見つけるよ、ママ
ママは、先輩だから、こっちの世界ではね
でも、ママが年をとったら、ぼくがささえるよ、ぼくの約束の赤ちゃんもママをきっと大好きになるよ
ありがとう、ぼくがママの赤ちゃんに生まれることを許してくれて。ほんとうに、ありがとう。
そんなことを思い出させてくれた、絵本でした。ありがとうございました。
優しい輪郭と色鉛筆のタッチで見ているだけでも心が柔らかくなる。
ぼくのママになるひとがまってるんだ。
ぼくはそのひとのこどもになるんだよ。
子育てがある程度ひと段落した今、ものすごく心に沁みる。
「ぼくやわたし」が私のこどもでいてくれた時間は短かった。濃密だけど、あっという間。
あの時来てくれてありがとう。私はあなたのママになれてほんとうに幸せだった。幸せな時間が過ごせたのはあなたのおかげ。
この絵本はママとの出会いの絵本なのに、それを読みながら、心に浮かぶのは新しい道に向かって歩いていく我が子の後ろ姿。
だから、これから親になる人だけではなく、いろいろな人がそれぞれの読み方で心に沁みる絵本。
ページは短いが、テーマはほっこりとした母子愛。
あなたのところに僕が選んできたんだよと思わせてくれるようなハートフルなお話です。
駆け抜けて行くようなスピード感があるので文字が読めないような低年齢の子供でも最後まで読むことができますね。
赤ちゃんがお母さんを選んで
やってくるんだよという
神話が本当に絵本として出来上がっている
宇宙の一粒として浮遊している生命体が
お腹の中に入ってくるまでを
想像させるような
子供たちにどうやってお母さんのところに
きたのかの疑問を優しく解いてあげられる
ような一冊
色鉛筆で描かれたようなイラストが何とも温かい。
赤ちゃんの表情を見ると、これからお母さんのところへ行く安心感か、とてもリラックスしていて可愛らしい。
赤ちゃんを乗せた犬はちょっとだけ使命感を感じている表情。
そんな犬くんを見ていると、”犬くん頑張れ!”って応援したくなる。
赤ちゃんがおなかにいるお母さんに、そして、無事お母さんのところにやってきた子供たちみんなに読んでもらいたい絵本です。
このお話は、生まれてくる子供が初めてお母さんと出会うというものです。子供とそのお母さんは、昔から面識があるわけではありません。子供がお母さんのお腹に宿ってからの付き合いとなります。それまでは影も形もなかったのです。だからはじめましてというようになるのでしょう。子供さんたちに、「あなたもこうやってうまれてきたんだよ」と読んであげるといいでしょう。きっとお母さんと子供の結びつきを強固にするでしょうから。