どこ どこ いってた?
マーガレット・ワイズ・ブラウン 原作 斉藤 槙 絵と訳
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刊行日 2023/04/14 | 掲載終了日 2023/05/10
ハッシュタグ:#どこどこいってた #NetGalleyJP
内容紹介
どこ どこ いってた?
ねこさん、りすさん、おさかなさん、
みんなみんな どこへいってたの?
問いかけに楽しく答えていくお話です。
世界的絵本作家マーガレット・ワイズ・ブラウンの傑作絵本!
どこ どこ いってた?
ねこさん、りすさん、おさかなさん、
みんなみんな どこへいってたの?
問いかけに楽しく答えていくお話です。
世界的絵本作家マーガレット・ワイズ・ブラウンの傑作絵本!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784751531235 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
ページ数 | 32 |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
『おやすみなさいおつきさま』でとてもお世話になったマーガレット・ワイズ・ブラウン氏の絵本はまたあたたかく、優しい。
周りにいる生き物たちに問いかけて、その答えが返ってくる。そのやりとりが幼児には楽しい。何よりも聞かれたら答える、これがとても好きだ。
その好きなやりとりがこの本で体現できるのは、心の育成にも役立つし、何よりも親子、または保育者との交流が大好きな気持ちを安定させてくれる。
その助けになる良い絵本。
斉藤槙さんの絵が美しい。柔らかな色と線で描かれる生き物たちに、問いかける。シンプルな質問。みんなそれぞれ自分のしたいこと、得意なこと、やってみて楽しんでいる。こういう問いかけはやがて読み手自身へと還って来るのではないかしら?
見聞きすることで広がる世界への興味。ねずみがとうとう時の先を急ぐ姿には、宇宙的な広大無辺な時空を感じます。そしてラストの鮮やかさ!今ここに立ち返るマジックのような一瞬に、確かに本の中でわたしは移動をしていたのだなと納得したのでした。
「あなたはどこへいってたの?」の繰り返しのフレーズで、いろんな動物や魚、水辺の生き物に問いかける。
小さい子の耳には、この繰り返しのフレーズが心地よく響くのではないかと思います。絵のバランスも見やすさの面から見ると、とてもいいと思います。親子の読み聞かせの絵本として最適だと思います。
「あら、あら、うちの、おちびちゃん
きょうは、どこ、どこ、いってたの?」
「あのね、あのね、わんちゃんのしっぽ、くるくる、くるくる、おいかけてたの!」
・・・この絵本は、今という時間を使って読むんですけれど、でも、こっそり教えてくれるのは、とってもだいじな時間のおはなしのようです・・・
「ほら、おチビちゃんにわんちゃんと過ごした、さっきの時間があるように、眼の前にいるあのことりさんにもちょと前の時間があるんだね。で、いま、ママと、おちびちゃんと一緒にいてくれるんだね」
「すごいね!みんな、みんな、こっそり、すごいね!こっそり、すてきな秘密を持ってるんだね」
「そうね、すてきね。それからね、もっと、もっとすごいのは、みんなの未来という秘密の時間。おちびちゃんにも、わんちゃんにも、ことりさんにもね」
「ママにも、ママにも!」
こんなふうに、この絵本は、ママと、おちびちゃんにこの世界の奥行き深い不思議な世界を教えてくれそうです。世界を見る目が優しくなるそんな絵本です。
ありがとうございました。ネズミさんのようにコツコツと、これからの美しい未来をいきていきたいです。
遊び心のある絵本でした。
こどもたちが
あ、知ってる。これも。これも。
となるようなイラストが各ページにちりばめられていて思わず指を差しながら読みたくなる内容でした。
これは?これは?
とお話にも花がたくさん咲きそうな素敵な絵本です。