霞が関の人になってみた 知られざる国家公務員の世界
霞いちか
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刊行日 2023/02/17 | 掲載終了日 2023/11/13
ハッシュタグ:#霞が関の人になってみた知られざる国家公務員の世界 #NetGalleyJP
内容紹介
【酸いも甘いも体感、これが霞が関の日常だ】
ナゾだらけの働き方がリアルに面白くわかる!
楽しく学ぶ霞が関ガイド本
・官僚ってどんな人?
・国会期間中は何をする?
・政策はどう作られる?
<巻末対談>
霞が関での勤務経験者が語る、官僚の魅力と課題
「時間に対する概念を変えることが、持続可能な働き方につながる」
----------------(著者からのメッセージ)----------------------
官僚を知るきっかけに
そして、霞が関で働くことを考える際の参考に
官僚、公務員というと、「常識・前例・慣習」をモットーとした、黒子のような顔の見えない存在というイメージがあるかもしれません。
でも、世間のイメージとは違う人間味あふれる霞が関の人たちの姿を友達に話すと、印象が変わったと言ってくれたので、このナゾに満ちた知られざる霞が関ワールドを本書でもお伝えできたらと思いました。
また「霞が関」で働くことに興味や関心はあるけど、〝ちょっとブラックじゃない? 働き方の実態が見えない〟〝なんか怖そうなところ〟と思って躊躇している人に対して、霞が関で働くことを考える際の参考にしてもらえたらと思います。
本書を通じて、なかなか知ることのできないリアルな霞が関の日常を知っていただき、より国の政策や政治に関心を持っていただけば幸いです。
【著者プロフィール】
霞いちか(かすみ いちか)
他業種から30代半ばに転職し2016年から6年間、霞が関で国家公務員として勤務(現在、出向中)。エンタメ、サブカル好きで、中に入って初めてわかった霞が関での面白くて、たまに切ない日常をゆるくつづるブログを2020年にオープン。
この本を通じて、楽しく、国の政策に興味を持つきっかけになればと願う。
noteブログ「霞が関の人の日常」
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784862555960 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
ページ数 | 256 |
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NetGalley会員レビュー
#霞が関の人になってみた知られざる国家公務員の世界
国会答弁のあの部分を聞けば、前向きに進むのかそうじゃないのかが分かるとは!
作った法案を通したい側だから、野党を冷淡というか冷ややかに書かれているが、それが官僚側の認識なんだろうと理解できた。
それにしても、定額働かされすぎる。
国家公務員宿舎が学区にある学校図書館は、この本を購入して子どもに読んでもらうと、親が朝退庁する時期と理由が分かるからよいのでは?
「霞ヶ関」というと、一般人とは関わりのない世界のイメージ。
それが本で覗けるなんて魅力的だ。
霞ヶ関はどうやら生きるスピードが世間とは違うようだ。
読んでいるだけでその尋常じゃない忙しさ、戦いのような日常が目に浮かぶ。
中の人たちも興味深い。
世間のイメージ通りの見た目で、刺激中毒だなんてギャップにも程がある。
しかも各省でその姿に個性まであるとか。
そして彼らは霞ヶ関文学を扱う。世間とは言語まで違うらしい。
この仕事は、並大抵の努力では就けないし、就いたとしても並大抵の気力、体力ではできないことがわかる。
でも国の、あるいは人間のドラマが毎日見たい人ならワクワクが止まらない場所なんだろうな。
というか、たぶんここで働いたら娑婆では物足りないと思う。
こんな面白い人たちが関わっている国会答弁、今度観てみようかな。
「霞が関」というと1番に思い浮かぶのはブラックな就業環境。さらに、そこで働く人々もスーパーマンのような超人ばかりというイメージでした。
ある意味間違いないではないのでしょうが、本書を読んでそこで働いている人も取り組む仕事も様々で、同じように喜怒哀楽のある人間(当然ですが...)なのだなと、親しみがわきました。
軽く読めて面白いので、少しでも興味のある人に手にとってもらいたい本です。
ということで取り敢えず1冊、霞が関に興味のある大学生の妹に購入。
感想が楽しみです。
本のタイトルからは、バブル期の大蔵官僚の破廉恥接待のような常識から外れた滑稽な笑うに笑えない話のオンパレードだと思っていたのですが、いざ読むと、こんな劣悪な環境の中で国を動かしているのですよという霞が関の真面目な暴露話でした。私自身、公務員で国のキャリアの方とも何度か仕事をさせてもらったことがあるので実情はこのとおりか、さらに酷いかと思うのですが…。
霞が関、なになに省、のように組織としてその動きは捉えられていても世間の人々は、そこに生の人間が色々な思いをしながら働いていることには思い至らないのではないか?と常日頃感じていました。
この本はそんな疑問を解消してくれる手助けになります。
霞が関の官庁では毎年夏休み、子どもたちに見学デーを設け、その仕事への理解を深め興味を持つような企画がたくさん催されています。
でも実際の人が見えるのはまた別。この本を通して見えなかった向こう側が少し身近に感じられました。
国家公務員のお給料をどうしろとか感情的に言う意見を時々見かけますが、そんなことを叫ぶよりこの本を読んだら良い、と思います。
霞ヶ関で働く一員として、興味があり読んで見ました。省庁による違いは多少あるものの、概ねうんうん、その通りと思える内容でした。霞が関を知りたい方はぜひご一読あれ。
でも、この本を読んで霞が関を目指してくれる人はどれくらいのいるのでしょう?
紹介の欄に「YA/児童読み物 | 学習資料 | 政治」とあり見逃していたが、霞ヶ関の官僚の実態を斜めから斬っているドキュメントなので、YAも児童読み物も学習資料も違う。
最近は官僚は人気がなくなってきたという。この本に書かれているようなムダの多い仕事であるならば、やってみたいと思わないのは当然だ。それならは外資系のコンサルで働いたほうが給与はいいしカッコいい。独立してプロ経営者にもなれるし、官僚よりもはるかにスマートだ。
しかし官僚にも、歳取ってから大金がもらえて楽のできる未来がある。
どちらを採るのか、今の時代の若者ならば絶対にコンサルだということを改めて実感した。
個人的には興味のある分野でしたが、少しわかりにくかった。霞が関の住人の大変さ<そこに生きる人たちの心意気 が見たかったです。
中学生年代のキャリア教育に良いかとおもいましたが、少し難しいかもそれません。