ローズマリーのあまき香り
島田荘司
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刊行日 2023/04/24 | 掲載終了日 2023/04/23
ハッシュタグ:#ローズマリーのあまき香り #NetGalleyJP
内容紹介
神が遣わした名探偵・御手洗潔が挑む、あまりに美しい"奇跡"の謎。
御手洗シリーズ7年ぶり本格長編!
伝説のバレリーナは死後も尚、踊り続けた。
1977年10月、ニューヨーク・マンハッタンのバレエシアターで上演された「スカボロゥの祭り」最終公演中、生きる伝説のバレリーナ、フランチェスカ・クレスパンが死亡した。
二幕と三幕の幕間に、彼女専用の控え室で撲殺されたという。
現場は完全な密室。さらに三幕以降も舞台は続き、観客は公演の最後までクレスパンの踊りを観ていたーー。
著者・島田荘司(しまだ そうじ)
1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。
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出版情報
ISBN | 9784065312407 |
本体価格 | ¥2,500 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
冒頭で、バレリーナのフランチェスカ・クレスパン殺害事件が起こる。動機や殺害方法など、まったく見当がつかないけれど、確かに事件は起こり、そういう状況が作り出される理由が存在するのが推理小説。今回はどのように謎が解き明かされるのか楽しみにしながらも、フランチェスカの生い立ちや人生に心が痛みました。また、一見事件には何の関係もなさそうな事柄も、がっつり関わっていて、謎解きのキーがはまっていくのに感嘆しました。すべてはタイトルに集約された事件でした。600P超の長編で、最初は腰が引けてしまったのですが、とても充実した読書体験になりました。
世界で唯一とされる舞姫が密室で遺体となって発見された。
50階の高層、窓は羽目殺し
唯一の入り口の前にはボディーガードが常に見張っていた。
不可思議なことは密室だけではない
死亡推定時間の後にも舞台に上がる舞姫を観客達が見ていた。
説明の付かない難解事件を20年の時が過ぎ、彼の元へやってくる。
今や世界に名を轟かせている
「御手洗潔」が解決へ導く。
「ローズマリーのあまき香り」
タイトルの意味するところを
どうか読んで確認して欲しいです。
クールで知的で、そして情にも熱い。
御手洗潔の名を聞いただけで楽しみでしかたがないです。
さらに長編。サイコーです。
御手洗シリーズがまた読めるとは幸せです。
密室事件。そして死んだはずのバレリーナはその時間舞台に出ていた。
魅力的な謎がどう解かれていくのか、先が気になって読む手が止まりませんでした。
数奇な運命を辿ったバレリーナの物語も興味深く、どういう背景なのかなぜ事件に巻き込まれてなくてはならなかったのか、御手洗パート以外のストーリーも面白かったです。
謎解きはいつもワクワクします。まだまだこのシリーズを続けていただけたら嬉しいです!
待ってました!久々の御手洗潔シリーズ最新刊!圧巻の600ページもあっという間に読んでしまいました。波瀾万丈な人生を歩んだバレリーナの最後に放った心からの叫びに心打たれました。密室の秘密はもちろん、日本とユダヤ教の関連などロマンがあって面白かったです。