心配性だからカバンの中は「もしもアイテム」でパンパン…あれこれ未練もあるし後でやろうと後回し…片付け下手な自分には耳が痛い言葉がいっぱい。
「立つ鳥跡を濁さず」こちらは人生最後に向けての片付け本ですが、何より大事なのは生活の質を上げて心地良く生きていく事だと教えてもらいました。
体力気力や判断力がある内にスッキリ整理するように、自分はもちろん親に勧めたい1冊です。

「人生最後の」というタイトルどおり、子どもが独立した後の高齢者向けの本です。
著者の上東さんが長く遺品整理や特殊清掃をされている方なので、場所別の整理方法が具体的で分かりやすいです。部屋の中だけでなく、忘れがちな庭や物置小屋、デジタルデータの片付け方まで丁寧に書かれています。
新聞の解約は固定費削減のためにも良い案なのですが、土日だけの配達にしてもらうのは対応していない販売店が多いのでは？と気になりました。
洗面台の下とシンクの下は点検口という認識で収納に使わない、というのはなるほどと思いました。洗剤のストックの収納場所にしていましたが、使いにくいので見直してみます。
自分の実家が昔から物が多く、片付けのできない親にほとほと困っているので、「暮らしのコツ⑨」は我が意を得たりとの思いで読みました。本書に書かれているとおり、不潔な実家が嫌で疎遠になっています。
イラストが多く文字も大きめで読みやすいので、この本が子を困らせる親世代の心に響くことを切に願います。

良かった。正直、物はたくさんあっても誰にも迷惑かけてないし、と思っていたけど、迷惑をかけるんだ！現状で「介護ベッドを置ける空間はあるか」は、めちゃくちゃ刺さった。引越しを考えているので、終活も見据えて荷物整理せねばと心した。なんせ老人になったら片付ける気力もないらしいので今から今から。