14歳からの自己啓発
尾崎俊介
ログインするとリクエスト可能か確認できます。 ログインまたは今すぐ登録
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2023/03/20 | 掲載終了日 未設定
ハッシュタグ:#14歳からの自己啓発 #NetGalleyJP
内容紹介
『カーネギー自伝』
『学問のすすめ』
『7つの習慣』
『ザ・シークレット』
『思考は現実化する』
『夜と霧』
『人を動かす』
『フロー体験』……
自己啓発本を「文学」として読むと見えてくる、豊饒な世界。
あらゆる自己啓発本が追い求めてきたたったひとつの「答え」とは?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Q あなたは「自己啓発本」を読んだことがありますか?
A まだ読んだことがない
→人生を切り拓くための武器になってくれるはずです。
A 出世狙いの「下世話」な本だ
→実は、古来の知恵や最先端の知見に基づくものも沢山あります。
A 人生の成功のため、よく読んでいる
→自己啓発の本質を知れば、「悪い本」にだまされなくなります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■著者紹介
尾崎俊介 shunsuke ozaki
1963年、神奈川県生まれ。愛知教育大学教授。慶應義塾大学大学院文学研究科英米文学専攻後期博士課程単位取得。専門はアメリカ文学・アメリカ文化。著書に『S先生のこと』(新宿書房、第61回日本エッセイスト・クラブ賞)、『ハーレクイン・ロマンス』(平凡社新書)、『ホールデンの肖像─ペーパーバックからみるアメリカの読書文化』(新宿書房)、『紙表紙の誘惑』(研究社)、編著に『エピソード─アメリカ文学者 大橋吉之輔 エッセイ集』(トランスビュー)などがある。
販促プラン
○新聞広告予定
・2023.03.04「朝日新聞」・朝刊・読書面/半五段
・2023.03.16「日本経済新聞」・朝刊・文化面/全五段
・2023.04.01「朝日新聞」・朝刊・読書面/半五段
○新聞広告予定
・2023.03.04「朝日新聞」・朝刊・読書面/半五段
・2023.03.16「日本経済新聞」・朝刊・文化面/全五段
・2023.04.01「朝日新聞」・朝刊・読書面/半五段
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784798701875 |
本体価格 | ¥2,200 (JPY) |
ページ数 | 352 |
関連リンク
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
自己啓発本についての本というおそらくかなりニッチな本。
自己啓発本とはなにかから自己啓発本=JKBという取っ付きやすいキーワードで語っていく。
自己啓発本はアメリカと日本でだけ突出して売れるのだとか。
その理由と自己啓発思想が究極のところなにを言いたいのかの答えまで。
古今東西の主要な自己啓発(本)に関する説明と、それらの系譜を非常に分かりやすくまとめた本です。
「14歳からの~」とありますが、それ以上の年齢な方が読んでも全く問題のない、しっかりとした内容です。
それぞれの自己啓発法の説明も非常に分かりやすいのですが、本書が最も素晴らしいのは、その系譜の説明の部分だと思います。
自己啓発の方法も、それぞれの時代背景のもとで、やはり流行り廃りがあるようですが、そのことについて非常に簡潔にまとめられています。また、それぞれの時代・自己啓発方法ごとに、主要な論者(著者)の紹介までされているので、興味を持ったものを容易に検索し、自分で原典に当たることも可能です。
自己啓発というジャンルは、どちらかというと著者の思想にズブズブと、沈んでいきながら読むものが多いような気がします。もちろんそれも良いのですが、時には視野がを狭めてしまう原因にもなる気がします。時には本書のようなものを読んで、自己啓発というジャンル自体をやや俯瞰した位置から眺めることで、いい意味で思考をリセットするのもまた、良いのではないでしょうか。