合理的にあり得ない2
柚月裕子
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刊行日 2023/03/27 | 掲載終了日 2023/03/26
文芸小説 | ミステリー/サスペンス | 歴史
ハッシュタグ:#合理的にあり得ない2 #NetGalleyJP
内容紹介
あの美人探偵・上水流涼子が帰ってきた!
美貌の元弁護士が明晰な頭脳とクールなアシスタントを武器に、「あり得ない」依頼を解決に導く鮮烈ミステリー!
不祥事で弁護士資格を剥奪された上水流涼子は、IQ140 の貴山をアシスタントに、探偵エージェントを運営している。今回持ち込まれた依頼も、希少動物の失踪、親権争いなどいずれも一筋縄ではいかない難題ばかりで・・・・・・。
著者・柚月裕子(ユヅキ ユウコ)
1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同年『慈雨』で〈本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10〉第1位、18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の作品に『あしたの君へ』『検事の信義』『暴虎の牙』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『教誨』など。
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★★
出版情報
ISBN | 9784065297810 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
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さまざまな「あり得ない」状況が更にパワーアップ。どれも現代社会から眼をそらさない。
隙のないはずの上水流、貴山コンビの弱みが少しずつ出てくるのも楽しい。今回は貴山の「マロ」 「マロ」のために本気で、冷静に怒るようすがおかしくもかわいい。
軽快なテンポと深刻な案件でも深みにはまりすぎない感じがちょうどいい。お金に釣られてしまう主人公と、それを冷ややかに諭し時に貶め的確な情報を与えるパートナー。人物のバランスもさすが柚月さん。安心して読めるエンターテインメント。
第2弾ですが、この作品からでも楽しめますね。弁護士資格を剥奪された主人公と、IQ140の超優秀なアシスタントが依頼された、数々のあり得ない話。二人の意外な弱みも重要な鍵になってきて、ますます目が離せないシリーズです。
割とハードな作品というイメージが強い作者による、ちょっとライトでユーモラスな短編ミステリ集。
前作も気軽に読めたが、今作もその軽さはそのまま。軽いミステリってけっこう難しくて、間違えるとヘンな笑いになってしまうので、この本のように上品なユーモアがある作品は大切だ。
しかもミステリとしてきちんと読み応えもある。バディものなのでテレビドラマにちょうどいい、と思っていたらまさに4月からテレビドラマになるらしい。
この作者の作品では「慈雨」が好き。確かにちょっと地味な作品だが、しっとりとした感じがものすごく好き。なぜ映像化されないのかと思う。
3つのあり得ない話。
物理的にあり得ないことをして運ばれてきたのは…。貴山の新たな一面を知ることができて和む。
依頼人安生元妻、倫理的にあり得ないけど、安生さんは人として立派だし、息子の直人もいい子。涼子「人は自分を大切にしてくれる人と一緒にいたいって思うのよ」良いこと言ってる。
解決するのは難しそうだけど、立場的にあり得ない話、涼子はどうやって解決するのかと思ったら、な―るほど、涼子の言うとおりです。
ところで、涼子さん、上水流エージェントの経営は大丈夫?
貴山のお給料が上がるし、お金が掛かりそうな新社員マロもいるし…。次巻が楽しみです!
待っていました「合理的にあり得ない2」。期待通り面白かったです。一気に読了。
今回も、問題ありの積み荷に関する依頼や親子関係の問題や犬猿ながら、つかず離れずの刑事からの頼み事を見事に解決する。今回は、貴山の意外な一面を知ることができたり、丹波刑事のプライベートが語られるなど新しい展開が見られた。是非更なるシリーズ化を願っています。柚月さん最高です。
これまで私が読んできた柚月さんの作品は重厚なものが多かったように思いますが、このシリーズで柚月さんの新たな魅力を教えてもらいました。
前作に続き軽快なミステリーの連作です。
美人で優秀だけど、俗っぽくて人間味もある上水流涼子。天才だけど人としてどこか欠けている感のある貴山。
二人のキャラが立ってきて、掛け合いの面白さもパワーアップしてます。
依頼の内容も多岐に渡っていて、どうやって解決に導くんだろうかと、毎話毎話ページをめくる手が早くなってしまいます。
涼子が依頼を受けるのは勿論報酬のためですが、それだけが最終目的ではないケースも多々あるところに魅力を感じます。
これからもこの二人の活躍が楽しみです。
これから少しずつこういう作風になっていくのかな、、柚月先生の今どき貴重な硬派なミステリーの大ファンだったので、たしかに不可能犯罪ではあるけど、読み終えた満足感はいつもより少なかった。映像化ありきだからなのか。硬派なものも楽しみにしています!
元弁護士の美人探偵と秘書が事件を解決する短編集。
強気な探偵と何でもできる有能な秘書、そしてなかなか儲かっていない事務所。よくあるパターンだか、そこがまた魅力的でもある。
1巻を読んでいないので、なぜ弁護士をやめたのかがわからないが、どの話から読んでも楽しめる。
ドラマ化が似合いそうな作品。どんなキャストがいいだろうと考えながら読むのもおもしろい。
読みやすく一気読み。
毎回難題が持ち込まれるが、短編ゆえにスピード解決。涼子と貴山のバディの有能さが際立つ。
柚月さんは重厚な作品が多い中、このシリーズはコミカルな部分もあって異色な感じがするが、
いつも根底にある人と人との繋がりの書き方は変わらないなと思います。
柚月裕子さんの作品という事で、前作も読んでいます。
そして今回の続編…
前回同様、連作エンターテイメント作品としては面白い作品でした。
今期、ドラマになったのもわかるような気がします。(ドラマも見ています)
ただ、元弁護士という主人公なので、法廷ものではないのが残念。
ミステリーのように真犯人は誰的な謎解きではない為、スッキリ感はやや低めに感じました。
『合理的にあり得ない2』
殺しと傷害以外の問題を何でも解決する探偵事務所の上水流エージェンシー。上水流涼子と秘書兼助手の貴山が一筋縄ではいかない問題を解決に導く。
スパッと切り込んでいく涼子とIQ140の貴山のバディが時にはぶつかりながら協力し問題解決に向かう。悪は絶対に許さない、守るべきものは守るという姿勢が爽快だった。同時に、人にとって救いというのはどこにあるのだろうか…と考えさせられた。
優しさだけが人を救う訳ではない、時には厳しさを持って、寄り添い向き合っていく。
ドラマも始まっているが、更なる続編に期待したい。
前作にもまして上水流·貴山コンビがいい味出しています。二人とも有能だけど、弱点もあってそこが魅力的。
ストーリーは水戸黄門とか暴れん坊将軍みたいな、予定調和というのでしょうか、悪を懲らしめるざまぁ的なスッキリ感と安心感があります。
新しいキャラクター(?)も加わり、今後がますます楽しみな作品です。