5ひきのくまさん
キャサリン・レイナー
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刊行日 2023/02/15 | 掲載終了日 2023/02/28
ハッシュタグ:#5ひきのくまさん #NetGalleyJP
内容紹介
くろくまさんがのんびりおさんぽをしていると、もじゃもじゃの知らないくまさんに出会いました。一緒に歩きだしたくろくまさんたちは、1匹、またもう1匹と、いろんなくまに出会います。そして最後に出会ったしろくまさんがたずねました。「きみたちは、みんなずいぶんちがうすがたをしてるけど、どうしていっしょにいるの?」
【対象年齢:4歳~】
くろくまさんがのんびりおさんぽをしていると、もじゃもじゃの知らないくまさんに出会いました。一緒に歩きだしたくろくまさんたちは、1匹、またもう1匹と、いろんなくまに出会います。そして最後に出会ったしろくまさんがたずねました。「きみたちは、みんなずいぶんちがうすがたをしてるけど、どうしていっしょにいるの?」
【対象年齢:4歳~】
出版社からの備考・コメント
286 × 257 ミリ ・32ページ
水野裕紀子 訳
286 × 257 ミリ ・32ページ
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784759822977 |
本体価格 | ¥1,900 (JPY) |
ページ数 | 32 |
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NetGalley会員レビュー
五匹のクマが勢揃いした表紙がすごくかわいくてほっこりします。ヒトも会って話すだけならどこの国のヒトでも付かず離れずの良い距離感を保てるのになぁと自分の利益を追求することになると途端にダメになるのが残念です。
ちがうはやさであるいたり
おなじはやさであるいたり
ちがうことをかんがえながら
おなじことをかんがえながら
ちがうほうこうをみたり
おなじほうこうをみたり
くまはくまでもみんなちがう。。。。
おっかなびっくりから、だんだんと、ゆっくり近づいてゆく
新学期で新しいこととたくさん出会う子供たち、の心に寄り添う感じもいいなあ。
読み聞かせによさそう!
どんなメッセージを受け取るか、は自分次第。
Five Bears
Catherine Rayner
私は学校が好きで楽しい時も、嫌で行きたくないときもあった。
今こうして大人になり振り返ると、性格も違う考えも見た目も違う友人は、
ちゃんと私も認められて、相手も認めてくれる。
それを乗り越えられた今だからわかる、一緒にいたら、同じ方向を向いた仲間なら、
それは一緒にいるだけで財産であって、自然に助け合うんだよって、
確認できる本です。その気持ちを載せて次の世代にも伝えられっる本でもあります。
パンダも熊の仲間。パンダがいることで、さらに色々な違いが引き出される。
クロクマの優しい言葉「たのしい いちにちを」がみんなの警戒をといでいく。
バラバラな方向を向いて歩いていたはずが、だんだん同じ方向を見て、同じように優しさを持って違うクマに接していく姿は、今のジェンダーレスにも繋がると思います。見た目だけで判断しないで、誰にでも優しくできる人になりたい。子どもたちの友だち作りにもおすすめの絵本。
ストレートなメッセージが嬉しい。ひとりじゃないってすてきなこと。一緒に居られる喜びをお互いに感じられることってすばらしい。
困ったことに手を差し伸べてもらえることは幸せなこと。5匹のくまさんたちの顔から強張りが取れていくごとに、わたしの心もほどけていきます。
姿は違っても心はつながることができる。そしてそれは、やってみればそんなに難しいことじゃなかった。5匹が順々に心を重ねていくその平らかなようすに、作者キャサリン・レイナーさんの願いを読み取りました。