宙ごはん

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刊行日 2022/05/27 | 掲載終了日 2023/04/15

ハッシュタグ:#宙ごはん #NetGalleyJP


内容紹介

2023年本屋大賞ノミネート!

この物語は、あなたの人生を支えてくれる

宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。

宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづけた。

全国の書店員さん大絶賛! どこまでも温かく、やさしいやさしい希望の物語。

2023年本屋大賞ノミネート!

この物語は、あなたの人生を支えてくれる

宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海と、イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは「さいこーにしあわせ」だった。

宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。...


おすすめコメント

ちょっと本格的な【SPECIAL MOVIE】を公開中!

俳優さんたちの魅力がたっぷりの「メイキング映像」も新たに追加しました!!

「宙ごはん」特設サイトhttps://www.shogakukan.co.jp/pr/sora/

をご覧ください。

花野役に永尾まりやさん、宙役に板垣樹さん、佐伯役に白戸達也さんに、それぞれ演じていただきました。

ちょっと本格的な【SPECIAL MOVIE】を公開中!

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「宙ごはん」特設サイトhttps://www.shogakukan.co.jp/pr/sora/

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花野役に永尾まりやさん、宙役に板垣樹さん、佐伯役に白戸達也さんに、それぞれ演じていただきました。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784093866453
本体価格 ¥1,600 (JPY)
ページ数 368

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

主人公の宙が本の中から自分の答えを探すように、読者も町田さんの作品から答えを見いだそうとしているのかもしれないと思いました。大人らしいことをしないから好きだと思っていたのに、花野が母親らしくないと悩んだり、宙は人と関わることで、成長していく姿が良かったです。

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めちゃくちゃ感動していい歳した大人なのに泣いてしまいました。
宙の周囲の大人達は大人らしくない面があるのかもしれませんが、それでもいいんだよと言ってくれるような、温かな物語でした。10代の頃に出会っていたら宙に共感しただろうし、大人になった今は大人達の不器用さに「あー、そうだよね」「そういうこともあるよね」なんて共感したり否定しづらい場面が多々あったり…この作品は人それぞれ感じ方が変わるのかも。様々な人に寄り添ってくれるような優しさを感じる素敵な作品でした。

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宙ちゃんが優しくて良い子すぎて、胸を締め付けられながら一気読みしてしまいました。子供はそんな我慢をしたり、そんな風に理解しなくてもいいんだよ。と、抱きしめてあげたくなりました。
やっちゃんの優しさに包まれながら、母親になれないだろう花野さんと成長していく姿が、健気で、だけどたくましくて応援せずにはいられませんでした。
そして花野さん。はじめはなんて自分勝手で子供みたいな人なんだ!と、宙ちゃんと一緒に動揺していましたが、ラストはめちゃくちゃ素敵な人になっていて涙が出ました。宙ちゃん、やっちゃん、それ以外のたくさんの人達からの愛情に気付いて、しっかりと前を向くことができたんだろうなぁと、花野さんの事が大好きになりました。
もともと愛情深い人だったんでしょう。
子供の頃の境遇や大切な人の死を乗り越えたのも、さらに花野さんを変えたんでしょね。
そして共感する言葉がたくさんで、私の心に刻み込まれました。
特に「よかれと思ったことが、傷を抉り続ける行為だったなんてさ」のところは、いつか自分もしてしまうかもしれない、もしかしたら今までにもやってしまっていたかもしれない、と思ったら恐ろしくなりました。まるっと一冊ずっと覚えておきたい作品になりました。
あとはやっぱり登場する料理の数々がとても美味しそうで、読んでるだけでも心がほぐれました。やっちゃんも大好きです!
こんなに素晴らしい作品をありがとうございました!
絶対に忘れてはいけない

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