サクッとわかる ビジネス教養 野球の経済学
小林至
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刊行日 2022/09/14 | 掲載終了日 2023/02/28
ハッシュタグ:#サクッとわかるビジネス教養野球の経済学 #NetGalleyJP
内容紹介
プロスポーツでは多くのお金が動きます。日本のプロスポーツではプロ野球がその最たるものでしょう。実態は親会社との関係も複雑なものであり、なかなかその全貌を知ることができません。また、近年多くの日本人選手が活躍している大リーグとの違いも気になります。
例えば、子どもをプロ野球選手にするにはいくらかかるのか? 選手の年俸ってどう決めるの? 球場の使用料はいくらぐらいなの? などの疑問に答えながら、日本のプロ野球とメジャーリーグにまつわるお金の情報を解説します。
本書は、独自のビジュアル解説が中心になっており、文字中心のテキストを読むのは億劫。
もっと手軽に野球についてビジネス的な側面を知りたい。それも上辺だけの理解ではなく、きちんと会話・説明ができるようになりたい! という方にぴったりの一冊です。
おすすめコメント
知っているようで意外と知らないプロ野球、メジャーリーグのお金の話がひと目でわかります。
知っているようで意外と知らないプロ野球、メジャーリーグのお金の話がひと目でわかります。
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小林至(こばやし いたる)
1968年生まれ。神奈川県出身。桜美林大学健康福祉学群教授。博士(スポーツ科学)。
92年、千葉ロッテマリーンズにドラフト8位で入団。史上3人目の東大卒プロ野球選手となる。93年退団。翌94年から7年間、アメリカに在住。その間、コロンビア大学で経営学修士号(MBA)を取得。2002年より江戸川大学助教授(06年から教授)。05年から14年まで福岡ソフトバンクホークス取締役を兼任。パ・リーグの共同事業会社「パシフィックリーグマーケティング」の立ち上げや、球界初となる三軍制の創設、FA・外国人選手の獲得に尽力した。学校法人桜美林学園常務理事、一般社団法人大学スポーツ協会理事。
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784405120198 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
ページ数 | 176 |
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NetGalley会員レビュー
野球好きなら絶対読んだ方がいい一冊。プロの年俸だけでなく、子供の学童野球の費用まで。これから野球を始める人にも野球に精通した人が読んでも損はない。メジャーリーグと比較して解説してあるのもとても面白かった。お金のことが細かく書かれているので、野球中継を見ながら思い出しそう。球場の売店に置いておいてもいいんじゃないかな。
プロ野球に関するお金がサクッとまとめられている。サクッとわかるビジネス教養の他シリーズ同様イラストも多く分かりやすい。NPBとMLBの年俸や福利厚生の比較やプロ選手になるまでにかかるお金、球団組織、日米の市場規模の差などプロ野球に関わる様々な経済がまとめられている。
日本人にとって、野球というスポーツは非常になじみが深いものだと思います。その一方で、選手の雇用に関する点や、野球に関連する会社同士がどういった繋がりの中で運営されているのかであったりは、全くと言っていいほど知られていないように思えます。
本書は「野球の経済学」というタイトルのとおり、お金に関する視点を中心に、日本のプロ野球がどのように運営されているのかを紹介してくれています。選手だけに限らず、監督やコーチなどといったスタッフであったり、球団組織のこと、ひいてはNPBのことや、MLBとの違いに至るまで、非常に幅広く書かれています。普段、プロ野球と関係がない世界で働いている人にとっては、目から鱗の内容ばかりで、非常に面白く読むことができます。働く大人の一種の教養として、こういった分野の方々がどのように働かれているのかを学ぶことができます。
同シリーズの「経済学」が面白かったのでこちらも読んでみたところ、それ以上に面白く一気読みしてしまいました。野茂選手、イチロー選手の活躍で身近になったMJBもお金の話になると日本と桁が違うだけで、「どうして?」と思うことがしばしばあったのですが本書を読むとなるほどと納得させられます。著者は公平にNPBと比較し解説してくれていますが、僕は個人的にはNPBの方が企業エゴが強く球界の発展を阻害しているように感じました。人材を確保するためにもNPBの魅力を高めてもらいたいと強く感じる一冊です。
私は野球にまつわるすべてのものが好きです。
野球選手・野球場・野球道具・白いユニフォーム・白いベース・応援合戦・・・・
それらをただ純粋に好きという観点からは一番遠くて
一番避けて通れない「お金」にまつわる話でしたが
とても興味深く読ませていただきました。
本当にサクッと読めます。