パンダはどこにいる?

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刊行日 2022/12/24 | 掲載終了日 2023/03/15

ハッシュタグ:#パンダはどこにいる #NetGalleyJP


内容紹介

\たくさんの反響をいただき、重版/

いちばん大切なのは、自分の存在のすばらしさに気づくこと。

最もわかりやすく“禅の教え”を伝える鎌倉・円覚寺の老大師による初めての絵本


みんなが大好きなパンダを一目見たいと、動物園の行列に並んだパンダ。

でも、「パンダなんだから、パンダを見るためにならぶひつようはないですよ」と行列から押し出されてしまいます。がっかりしたパンダは、なんとか自分もパンダになりたいと修行を始めて……。

自分も周囲も心地よい生き方のヒントを、やさしい言葉で伝える一冊です。

\たくさんの反響をいただき、重版/

いちばん大切なのは、自分の存在のすばらしさに気づくこと。

最もわかりやすく“禅の教え”を伝える鎌倉・円覚寺の老大師による初めての絵本


みんなが大好きなパンダを一目見たいと、動物園の行列に並んだパンダ。

でも、「パンダなんだから、パンダを見るためにならぶひつようはないですよ」と行列から押し出されてしまいます。がっかりしたパンダは、なんとか自分もパンダになりたい...


おすすめコメント

自分も周囲も心地よい生き方のヒントは”禅の教え”のなかに…

自分も周囲も心地よい生き方のヒントは”禅の教え”のなかに…


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784861529078
本体価格 ¥1,500 (JPY)
ページ数 32

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NetGalley会員レビュー

最初は、パンダがパンダを観る列に並ぶなんて、ユニークだなと思いました。
しかし読み続けていると、大人である自分もパンダのように、他に理想像を求めようとしていることに気づかされました。
大人も子供も一緒に学べることが多い絵本ですね。
最後の仏教の教えも、勉強になりました。

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読み終えて、実は今も考えています。わたしの中にも仏がいるの?と。「仏とは、慈悲の心に満ちた完成された人格」、「人もまた自ら仏であると自覚すれば」仏を他に求めなくとも「周りの人を癒すことができ」るという。そんなことがわたしにもできるの?
そして、また思う。何を以ってわたしはわたしであると規定し、自分をどう見ているのか?
仏教(禅)の教えだそうですが、自分を見つめる目、真の自己存在に気づくと気づかないとでは大いなる違いが生まれること、恐ろしいような真理にぞくぞくしました。

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パンダを見たいという行列に並ぶパンダ。その姿をブラックユーモアたっぷりに描いた作品。
パンダであるという自覚がないと、その人はパンダにはなれないということなのか。
それはすべてのことに通じるのかもしれない。
自分の意思こそが大切であり
せっかくのパンダも、そのアドバンテージを自分がパンダという自覚なしには生かせないという人生訓

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パンダの存在を通して禅の教えを説いてくれる絵本。優しいタッチのイラストで、パンダがとても愛らしく描かれています。
仏教というと私には難しい印象が強いのですが、文章はシンプルで分かりやすいです。
けれど意味するものはとても深く、読後、自分自身について思わず「うーん」と考えてしまいました。
自分の存在がどのようなものなのか、人に答えを求めるのではなく自分自身で見つけるために努力することが大切。自分にはその努力が出来ているだろうか。
人が生まれながらにしてもっているという慈しみの心。それは周りの人々に安らぎを与えるというが、自分の中にはどうだろうか。

読み聞かせなどで小さな頃から親しんでいれば自然と学びを得られ、また、大人には自分を見つめ直すきっかけになる絵本だなと思いました。

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パンダの可愛らしく優しい絵本だとさらりと読んでしまいましたが、最後の横田南嶺さんの言葉を読んで、ページを戻しました。
そして自分自身に置き換えて、またページを戻しました。
そして自分は自分自身の内面をどれだけ見つめているだろうかと、思い知らされました。
仏の教えを理解したとはとてもいえませんが、大事なことを教えてもらえました。

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これは、自分の事をパンダだと思っていない、変なパンダのお話です。どのくらい変かというと、自分がパンダのくせに、パンダが動物園に来たとき、パンダを見るために行列に並ぶくらいですから。しかし、周りから君はパンダだと言われて、一生懸命パンダになるための修行を始めるのです。そして、立派なパンダになることができました。著者は、臨済宗の僧侶で、円覚寺派の管長かつ花園大学の総長です。著者のプロフィールを知ると、なんだか含蓄のあるお話に思えるでしょう。人は生まれたときからそうであるのではなく、そのようになるのだということです。だから立派な人になるためには、努力が必要です。生まれつき立派な人というのはいないのですから。

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学校なんかに通っている子供時代、
自分のことと他人のことも意識なんてせずに暮らしていた。
家出の自分と学校での自分。
この本は学校での自分がどう立ち振る舞ったらいいのかわからなかった時代。
その時にこんな気持ちでパンダになった感じだったなあって思いながら、
私は読みました。
パンダの努力の姿にも、迷いや濁りの部分がない無邪気なイラスト、
意識をしないコンプレックスの中すぎていく日々。
こうやって自分のことも日常の中で当たり前に過ぎ去りながら、
子供たちは響き付きの元育って行ってほしいなと思える本でした。

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子どもの本で自分を肯定できるようになる本はありませんか?
養護の先生から時たまこういう質問が来る。勤務校には様々な事情でここへ登校する児童もいる。なかなか自分を肯定するのが難しい子も少なくない。子どもに向けて自己啓発や心の本はどうしても専門家向けの本が多く、子ども自身が読むとなると絵本や物語だが、それだけでは限界を感じていた。
この本を読んだとき、これだと思った。本校の児童の中には語彙力的に難しい子が少なくないのだが、これなら子どもたちにも説明や補足なしで十分理解できる。こんな本が欲しかった。本当にありがたいと思った。

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著者は鎌倉円覚寺の老大師。

これは、子供向けに語りかけるような文章とかわいらしい絵なので、読む、のは難しくないし、言葉もわかりやすい。
しかし、さてこれをどう読み説くか、という段になると、簡単に読後すぐに感想は書けなかった。

普段は読む前に他の人の感想はなるべく見ないようにしているのだが(自分の考えに影響が少なからず出るし、みなかったことにできないので)。事前にゲラで読まれた方々のをさらっと読むと、やはり、禅を説く立場の著者の本、という位置づけ、巻末にある、仏、の話も絡めると。今世界中で流行っているマインドフルネスという言葉も思い出す。

しかし、子供と一緒に読んでみる本、というふうに考えると、そういう情報抜きに読んでみて、どう感じるか、を大切にして、何度も繰り返し読んでみて、(この本はこういう本です)という、与えられた情報ぬきにどう感じるか、大人も子供も考えてみるきっかけになると感じた。


子供たちにさらりと読んだ感想。面白い感想でした:
人間の欲というものを垣間見ることができた(18歳)
絵が可愛かった(15歳)

私自身も、まだ感想はまとまりません。
それは、多分、何度か読んでみて探ってみたのだけれど。
「パンダ」という存在に対しての思いの違いかな、と。
長いこと行列してみに行きたいパンダ!という気持ちが我々の心の中にそもそもなかったので。

パンダとはそういうものだ、という、多分沢山の人が持っている意識、に訴えた絵本だなと感じた。

そういう意味で自分たちの心の中にあるものを見直すきっかけをくれたとも言える。

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【パンダはどこにいる?】
#横田南嶺 #横山由馨 #青幻舎

動物園では長蛇の列になっていました。

並んでいる人たちの目あては、パンダでした。

パンダはなぜか一緒に列に入っており、

自分がパンダとわかっていません。
→(なぜか並んでいる人にも気づかれないと)

パンダは自分探しの旅に出ていく!

というお話でした。
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#パンダはどこにいる
#NETGALLEY
#NETGALLEYJP

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元々パンダが好きで、読んでみようと思いました。

仏の教え…文字ではなかなか頭に入って来ないであろう教えが、絵本のような優しい物語になっていると、心に残ります。
本来持っている仏の心を、私も少しでも人に与える事が出来ればいいな、と思いました。
何度も読んでみたくなる一冊です。

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かわいらしい絵と、パンダが気になり読ませていただきました。
わずか数ページなので、さらっと読めるけど、最後のあとがきを読むと、もう一度最初から読みたくなります。
何回も何回も考えながら繰り返し読み続けました。深い。
自分の存在を見つめ直すきっかけになりました。

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絵本を単純に楽しむのであれば、可愛らしい絵に癒され、パンダのひたむきな姿に癒され、ほっこりなお話。

ただ、こちらは鎌倉円覚寺の老大師による絵本。かなり奥が深い作品でした。

仏を外に求めようとしていることをパンダに喩えるとはさすがです。
自らをパンダだと知らないパンダが、パンダであると知ったとき、周りの人を癒すことができる。
また、人も自らを仏であると自覚することが出来れば、周りの人に安らぎを与えられるとのこと。

この絵本を通して、このことを踏まえて考えた上で、果たしてわたしは仏の心を持っているのだろうか…と本気で考えてしまう。

これから出産を控えているので、子どもが生まれたらこの絵本を読ませたいな、とは思いました。

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可愛いパンダのイラストに、ワクワクしながら読みました。自分はパンダなのに、それが分からずに、動物園のパンダを見る列に並んでしまうパンダ。そして竹を食べたりしてパンダになろうとして、色々やってみて、あ、自分はパンダなんだと気づく話。自分の本来の姿に気づいて肯定していく話とよみといたら、後記に書いてあったのはもう少し難しい話だった。本文は優しいし、分かりやすく奥深い。なかなか仏の教えまでは、読みとけないけれど、本来の意図は意図として、自分なりにこのパンダの話を自由に考えてもいいのかな、と。それが絵本という媒体の良さだとも思うから。

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