カレンダーでんしゃが やってくる!
丸山 誠司
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刊行日 2018/12/06 | 掲載終了日 2023/03/12
ハッシュタグ:#カレンダーでんしゃがやってくる #NetGalleyJP
内容紹介
謎のホームに次々とやってくる、
季節感ありすぎ(!)のユニークな列車たち。
乗りたい列車は何番線? 写真を撮るならどの列車?
記念日や年中行事の訪れが、待ち遠しくなる一冊です。
「1ばんせんに まいります でんしゃは
おもちとっきゅう おしょうがつゆき です」
とってもユニークで楽しい列車とともに、まるでカレンダーをめくるように、年中行事や季節、1年間という時の流れを感じられる絵本です。
ちょっととぼけたアナウンスは、読み聞かせにもピッタリ。
最後にやってくる特別列車にも、ぜひご注目ください。
<ひとくちメモ>
各月のページの左右には、日付の入った小さいマスがかいてあります。
誕生日や家族の記念日など、あなたの好きな日付の横に印をつけて、この絵本を、自分だけの一冊にしてみてください。
出版情報
ISBN | 9784330938189 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
一年12ヶ月の専用プラットフォームにやってくるカレンダー電車。季節の移ろいがページをめくるごとに目に飛び込んできて楽しい。カレンダーの隅っこの空きに描き込まれた季節特有のちっちゃなイラストがちょっとおしゃれ。11月のもみじ機関車はみごとな紅葉が美しい水鏡に映えて一幅の絵画そのもの。でも、いくら特別車両でも6月の1両目、傘をさしたまま乗るのはごめんかなぁ。
どの月の電車に乗ろうか、いろいろ迷うのも楽しいですね。
電車絵本のこだわり?撮り鉄の少年の動きと、最後のサプライズが効いている!
カレンダーと電車がこんなに合うなんて知らなかった。と思えます。
旅に出るときのわくわくした電車に乗るときの感じと、
これからあの季節がやってくるわくわくが交わっていて、
それが季節の色と旅情が重なってなんとも言えないです。
電車だけ好きな子は季節を感じられるし、
季節を覚えようとする子は旅を意識するし、
その両方が好きな人が本を作るとそれが伝えられる本ですね。
季節の移り変わりや、行事について、カラフルで子供が興味を持ちやすい豪快な絵で描かれていて、なんとなく次はどんなページか予測はつくのに楽しかったです。
最後がお誕生日で終わるのも、意外だったし、嬉しい気持ちになりました。
子供がいわゆる鉄ちゃんでした。
小さい子供は乗り物が好き、な場合も多いかなと思いますが。
線路脇に散歩に行って通りすぎる列車を見るのが楽しかった思い出が。
カレンダーってなんだろう、と思いながらページをくると、
なるほど、これはアイディアだ。と。見開きのページの左右の端っこに、縦に数字が並んでいてカレンダー仕様になってます!
それぞれの季節を表現した楽しい列車たちが楽しいのはもちろん。
自分だけの何かを書き込める、というのは、また愛着が湧いていいなと思います。
ちなみに、田舎では、電気じゃなくてディーゼルで走ることも多いので、電車と言わず、列車、または汽車ということもあります。汽車というと都会の人は機関車などを想像するかもしれませんが、汽車通学、汽車通、と言ったりします。田舎あるあるでした。
とってもカラフルで、最後に誕生日で終わるのは、想像していませんでした。ページもカレンダーになっていて、綺麗にディスプレイして実際にカレンダーとしても使えそう。その年の出来事を書いておいて、子供が大きくなってからプレゼントにしても良さそうですね!
とてもおもしろかったです!1月から12月まで、それぞれ行事や季節をあらわす個性的な電車が、ホームに到着する様子をパワフルな勢いあるイラストで描いています。描かれた人物などの表情も味があって、何度も繰り返し読みたくなる絵本です。