おまわりさんと招き猫2
おもちとおこげと丸い月
植原翠
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刊行日 2022/12/20 | 掲載終了日 2022/12/10
ハッシュタグ:#おまわりさんと招き猫② #NetGalleyJP
内容紹介
【待望の第2弾!】
しゃべる猫の住み着いた
海辺の町のちいさな交番で起こる、
ちょっと不思議な「ひと」と「あやかし」たちの物語。
☆ ☆ ☆
【ゲラを読まれる方へ大切なお願い】
・校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。
・レビューなどでのネタバレ行為はネットギャリーのみならず、外部サイトやSNS等の多くの方が目にする場でもお控えください。
・自分には合わない作品だった場合、今後のためにも建設的なご意見をよろしくお願いします。
※今作は作者のご厚意によって提供いただいた校了前の大切なゲラを公開をしています。今作にこれから出会うであろう多くの読者のためにも、ご理解の上、素敵なレビューによる応援とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
☆ ☆ ☆
【あらすじ】
かつぶし町のちいさな交番に住まうしゃべる猫・おもちさんと
新人おまわりさんの小槇くんは、今日も大切なこの海辺の町を見守っている。
ちょっと焼いたお餅のような模様のついた、おやつが大好きな「もちもちボディ」が
チャームポイントのおもちさんだが、
ある日、小槇くんは「おもちさんにそっくりの、もう一匹のしゃべる猫」に出逢って……!?
……間に合わなかった言葉や、なくしてしまった大切なもの。
そういった「誰もが胸の内に抱えている小さな傷」を、
この町に住む彼らは、きっと優しく癒してくれる。
大人気「あやかし」物語、待望の第2弾です‼
出版社からの備考・コメント
拡材や新刊配本のお申込みを非公開コメントにて承っております。
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おすすめコメント
◆町にそっと溶け込み、折々に姿をあらわす不思議な「あやかし」や「幽霊」たちと、
そこに住まう人間たちが触れ合ったために起こる事件を、
しゃべる猫のおもちさんと、新人おまわりさんが解決する、心温まる「あやかしファンタジー」です。
◆マスコットキャラ「おもちさん」はおやつが大好きなもちもちボティで、
ちょっとだけツンデレ感のある、かわいい(けれど謎の多い)あやかし。
その存在にたまらなく癒されること間違いなし!
◆舞台のモデルは「静岡」。静岡出身・在住作家ならではの視線で描かれる、
リアリティとファンタジーの融合した、ちょっとふしぎで心優しい世界が魅力です。
■著者について
植原翠(うえはら・すい)
静岡県出身。2016年『LIMIT』にてAmazonPOD大賞受賞。既刊に『喫茶「猫の木」』シリーズ、『手作り雑貨ゆうつづ堂』シリーズ(ともにマイナビ出版ファン文庫)、『神様の身代金』(ポプラ文庫ピュアフル)などがある。本作は『おまわりさんと招き猫 あやかしの町のふしぎな日常』の続編となる。
■装画
ショウイチ(しょういち)
背景グラフィッカー。漫画家のアシスタントを経て講談社ヤングマガジンちばてつや賞で優秀新人賞受賞。
『京都府警あやかし課の事件簿』(PHP文芸文庫)等書籍装画多数担当。
販促プラン
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拡材に使わせていただきます!
①応援レビューを拡材(帯またはPOP)やECサイトに使用させていただきます
期間内にいただい応援レビューを、拡材に使用させていただく場合があります。
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書籍オビに採用された方にはサイン本を1冊進呈します。
※掲載時には事前にご連絡・確認をいたします。
※サイン本の発送は国内に限らせていただきます。
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《拡材用の応援レビュー募集期間》
~2022年10月31日(月)午前10時
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期間内にいただいた応援レビューは、刊行時に公開する予定の作品特設サイトのレビュー紹介欄にて掲載する場合がございます。
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《特設サイト応援レビュー募集期間》
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恐れ入りますが『マイクロマガジン社 販売部』まで直接お問合せをお願い致します。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784867163733 |
本体価格 | ¥720 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
ニャンだか、楽しく読みました!ニャンコがしゃべる、太っている、おやつ大好きと私好みの設定で、しかも町の若い駐在さんとともに、周りの人達の難事件?を解決していく。かわいいですね!絵本を読んでいるような、そんな気持ちになりました。不思議なことは起こるけれど、イヤな気持ちやわるいことは起こらないで、そうニャンコがそれとなあく事件の謎を解いていく。ミステリは好きだけれど、ドロドロしているものではなくて、日常のかわいい謎解きが好きな方におススメです。
しゃべるニャンコのほんわかミステリ。
読んでいて、つい微笑んでいる自分がいます。
とても優しい世界観に癒された前作。私がことのは文庫の作品にはまるきかっけとなりました。
第2弾 待ってました!読むことができてとても嬉しいです。
おまわりさんの小槇くんとしゃべる猫のおもちさんが、交番に訪れた人たちの悩みを解決していきます。訪れた人たちの悩みが解決されるうちに、心の奥にそっと触れられ、とても優しい気持ちになりました。
今作もとても癒されました。ありがとうございました。
読んでいる最中も読み終えてからも、猫のおもちさんを撫でてみたいと思い、
仕事中も頭の中でおもちさんのまん丸とした柔らかそうな後ろ姿を思い出しては
癒されています。
お巡りさんの小槙くんののんびりホンワカした感じと、おもちさんの存在が
この交番、この街を優しく包んでくれていて、こんな街に住んでみたい!
と思う人が続出することでしょう。
ワガママボディのしゃべる猫「おもちさん」と新米おまわりさんが、長閑な海辺の町で起こる珍事件を解決していくハートフルファンタジー第2弾。
人懐っこい高校生の春川くん、ツンデレ&お茶目な先輩達など、小さな町ならではの助け合いが自然と連鎖していく優しさに包まれた作品。現実と紛う様な絶妙な境界線で現れるからこそ、自然と受け入れてしまう「あやかし」の描き方がとても好き。
各話30ページ前後とお子さんも気軽に読め、将来の夢・なりたい自分像を考える参考になるシーンもあってオススメ。老若男女楽しめる作品だけど、大人向けにもうちょっと長いお話もあったら嬉しい。穏やかさの中で「おこげさん」の様な少しダークな一面がいいアクセントになっていた。
かつぶし町の交番に勤務する小槙くんと、きまぐれな猫のおもちさん、平和な町で起きるちょっと不思議な事件を1人と1匹のバディが解決します。
この町に起きる事件(困り事)には、人のあたたかさや優しさがつまっています。
事件なのに、恐くなく、優しいのです。
解決と一緒にほんわかあたたかな気持ちになります。
誰もが優しくあたたかいかつぶし町です。
おもちさんはすべてを知っているようですが、今回も小槙くんを見守り、ちょこっとだけ、さりげなくバディぶりを発揮します。おもちさんの秘密もちょこっと。でも、知らなくていいこともあるのかもしれません。
前巻を読まなくても楽しめますが、連続盗難事件に登場するおあげちゃんは、全巻読んで気になっていたので出てきてくれてとっても嬉しかったです。
年代関係なくおすすめできる、心優しい物語です。
春から夏にかけてのほんわかした雰囲気は、かつぶし町にぴったりの季節。
のどかなかつぶし町で起こる不思議な出来事は、まるで優しい童話のようで読んでいて心がぽかぽかしてきた。
今回のイチオシはやっぱりおこげさんだ。
ちょっと怖いけど憎めない、ツンなかんじに猫好きはノックアウトされる。
おもちさんのこと意識してるのかな。かわいいな。
12章の短編になっていて、どこから読んでも楽しめる。通勤通学の合間や朝読におすすめな一冊。
章が細かくわかれているおかげか、一つ一つの小さな事件がさくっと解決するため、飽きずに読み切れます。
文字からもにじみ出る猫のおもちさんの可愛さに癒やされる小説です。
「招き猫」とタイトルにあるように、今回は「幸福とは何か」に焦点が当てられていたと思います。科学では解明できない何かが存在する町の小さな事件と、小さな幸せ。そういうものがライトに、楽しく描かれていた物語だったと思います。
忙しい日々を過ごす全ての人たちへ送りたい、優しくて癒されるほんわかミステリー。
時が止まったように穏やかな気持ちになりました。
日常の謎を解いていくお巡りさんと、しゃべる猫ちゃんが絶妙なバランス。
こんな街に行ってみたいです。
そして、猫ちゃんの言葉には深みがあって、悩み多き私たち読者の人生のヒントになるかもしれません。
柔らかそうな猫ちゃん、一度でいいから触れてみたいものです。
ここは、かつぶし町にあるかつぶし交番。この交番には、おもちさんというしゃべる猫が住み着いている。この名前から想像できるように、区分すれば脱力系ということになるだろうか。この町には不思議なことがいっぱいである。ケセランパセランがいたり、いたずら狐がいたりといった具合だ。おもちさんというしゃべる猫がいるというのも不思議のひとつだろう。交番が舞台だが、特に大きな事件が起きる訳ではない。
このお話には、おこげさんという、お餅さんによく似たもう一匹のしゃべる猫が登場する。本人(本猫?)には悪気はないのだろうが、傍迷惑な存在なのだ。
かつぶし交番勤務の小槇くん、だいぶこの町に慣れてきました。町を巡回しているときに、おもちさんそっくりな白い猫を見かけました。でも、もう一匹の猫はちょっと焦げた色をしているので「おこげさん」と呼ぶことにしました。この猫のことをおもちさんに聞いても、「知らないにゃ」と言うんです。
おこげさんとおもちさんは、見た目は似てるけど性格が全然違っていて、不思議な感じです。
町の中で、小さな事件が起きるのですが、決して凶悪な事件は起きません。この町は不思議なことがあっても、不思議なものがあっても、全部そのまま受け入れてくれる包容力があるんです。それは、おもちさんがここに住み続けているからなのかもしれません。
かつぶし町で起こるちょっとした不思議。
おしゃべりする猫おもちさんを撫でてみたい、お惣菜のはるかわのお惣菜の美味しそうなこと、少し不気味なおこげさんも、ゆったりした時間が流れるかつぶし町に住んでみたい。
不思議な出来事も大らかな思いで受け止める事ができたら、ちょっとした不思議に出会えるかも。
のんびりした時間を過ごすことができた本でした。
幸せは、たくさんの人に分けた方がもっと幸せ――まさに、このお話のことみたいです。
今回も温かな交流と少し不思議な出来事と……ちょっとだけ不穏な気配もありましたが――読み終わって、とても幸せな気分で、独り占めはもったいないなぁ…と思いました。
小槙くんとおもちさんが、自分の日常……例えば、通勤途中にいるような感じをたくさんのひとと共有できたら嬉しいなぁ…と思います。この気持ち、もしかするとかつぶし町でおもちさんをとりまくみんなが、感じている気持ちにも近いのでは?…などと思ってみたりも。
今回も幸せをありがとうございました。
たくさんのひとにこの幸せが届きますよう願っております。
こちらの1作目を以前に書店で見つけ気になっていました。1作目はまだ読んでおらず、話が繋がらないかも?とも思いましたが、1話完結で全くそんな心配は要りませんでした。
あらすじを読む限りではほのぼのした感じかなと想像し読み始めましたが、中には妖怪や幽霊など見えないはずのものが見えたりするお話もあり、ホラーが大の苦手な自分には少々背筋がヒヤッとする場面もありました。
ですが、喋るふしぎな猫のおもちさんや、のんびり屋のおまわりさんの小槙くんなど、登場人物の個性的で温かくて優しい人間性に、読み終わるといつの間にか怖さは消え、ほっこりした気分になっていました。寧ろ、こんな町に住んでみたい、こんな人たちや「人間以外の彼ら」にも出会ってみたい、と思わせてくれる癒しの一冊でした。おもちさんを撫でることが出来たらどんなに幸せだろうか。
1作目と共に朝読用に学級文庫にも入れ、生徒の皆さんにも癒されてほしいと思います。
喋ることのできる不思議な猫・おもちさんと新米お巡りさん・小槇さんがおりなすファンタジー第2弾。
今作でもおだやかな空気が漂う「かつぶし町」で少し不思議な出来事が頻発します。怪しさを含んだ謎や出来事に遭遇しながらも、穏やかな気持ちでいられるのはおもちさんの体型もさることながら、かつぶし町の住人すべてがあくせくしていないからなのでしょうか。
ライバルの登場におもちさんの謎が少し解明されるような第2弾。
かつぶし町のかつぶし交番。新人おまわりさんと『しゃべる猫』おもちさんの不思議で心暖まる物語。かつぶし町はちょっとお節介だけど優しい町。揚げ物が美味しい『お惣菜の春川』の限定品のプリンが…新住民・日生の落し物は…心霊スポットで会った男性とは…山で行方不明者の捜索のガイドの正体は…などなど気になる物語と不思議な真相が楽しいシリーズ2作目。おもちさんにソックリな猫・おこげさんの話はちょっと怖いし、今後が気になる。『しつこいウサギ』は健気さに涙が。今作も楽しい1冊。シリーズの今後も楽しみ。
もちもちボディのおもちさんと、おまわりさんの小槇くん再び!
今回も、人の良い小槇くんがたくさんの不思議な体験をします。
ほっこりする話、ゾワッとする話など、色んな話に夢中になり、先が気になり最後まで一気読みでした。
おもちさんによく似たおこげさん。何やら、まだ続きそうで楽しみです。
読ませていただき、ありがとうございました。
シリーズ2作目。かつぶし町にあるかつぶし交番に勤務する警察官の小愼としゃべる地域猫であるおもちさん。町で起こるちょっと不思議な出来事も住民に受け入れられている。
ことのは文庫らしい優しい気持ちになれる物語。
おもちさんがともかく可愛いです。惚け具合もちょうどよく。小愼君の素直さも癒されます。そして彼が純粋であるから巻き込まれる事件におもちさんがさりげなく手助けする様子も素敵です。こんな町で暮らしたら日々トゲトゲしていく気持ちがほわっとした気分に一瞬にして変わりそうです。そして、いつも出てくるお菓子が美味しそうです読むとお腹が空く本です(笑)