カッコーの歌
フランシス・ハーディング
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刊行日 2022/11/18 | 掲載終了日 2022/11/18
ハッシュタグ:#カッコーの歌 #NetGalleyJP
内容紹介
「あと七日」耳もとで言葉が聞こえる。失った記憶が少女を苦しめる……。『嘘の木』の著者が放つ、サスペンスフルな傑作。英国幻想文学賞受賞、カーネギー賞最終候補作。
「あと七日」耳もとで言葉が聞こえる。失った記憶が少女を苦しめる……。『嘘の木』の著者が放つ、サスペンスフルな傑作。英国幻想文学賞受賞、カーネギー賞最終候補作。
出版社からの備考・コメント
・多くのレビューをお待ちしておりますが、物語の核心をつくような、所謂「ネタバレ」はお控えください。
・ネタバレ行為はネットギャリーのみならず、読書メーター、ブクログ、Twitter 等の多くの方が目にする場でも同様にお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
・本作は校了前の大切なゲラデータを著訳者よりご提供いただいた上で公開をしています。本作の刊行を楽しみにお待ちいただいている、多くの読者のためにも、ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784488151089 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
表紙とタイトルだけを見て、
完全にホラーミステリーだと思って
読み始めたら
見事に、裏切られました(笑)
私にとって、このお話は
ダークファンタジーでした!
久しぶりに、読みごたえのある
ファンタジー作品で
ちょっと映画になったら、面白いかも
とまで思ってます!
怒られかもしれませんが、ちょっと
マザーグースを思い出しました。
『嘘の木』はミステリー要素があったので、この話もそうなのかなと思いながら読みましたが、こちらは違いました。ダークファンタジー作品です。ちょっと暗めな不思議な世界観が魅力です。
細かいことは考えずに、とにかく勢いで読むことをおすすめします。
以前に深緑野分さんが解説を書かれていたと思うのですが、その深緑野分さんの作品『この本を盗む者は』を読んだときに感じた疾走感と同じものがこの作品にもあります。
どことなく不自然な両親、亡くなった兄、敵対心むき出しの妹など家族設定や、自分が生き残るために、謎めいた兄の婚約者と協力しながら懸命に突き進む主人公には、ファンタジーな世界でありつつ現実的な部分や、冒険のハラハラドキドキが感じられて、ページをめくる手が止まらなくなりました。
悪役はともかく、主人公や周りの人が喪われることなく終わったのは良かった。
大人はもちろん、YA世代におすすめの本です。