かなりあ堂迷鳥草子
和久井清水
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刊行日 2022/10/14 | 掲載終了日 2022/10/14
文芸小説 | ミステリー/サスペンス | 時代小説
ハッシュタグ:#かなりあ堂迷鳥草子 #NetGalleyJP
内容紹介
あの鳥が、綺麗な声で鳴いてくれたら。
飼鳥屋で夢をもって働くお遥、十六歳。
江戸の「鳥」たちが謎をよぶ、書下ろし時代ミステリー!〈講談社時代小説文庫〉
赤ん坊の幽霊が出る噂の真相、盗まれた八百屋の売り上げの行方、婚約者の父が犯した重罪の理由――、
小さな飼鳥屋「かなりあ堂」の周囲で起きる「謎」の数々を、兄想いのお遥が解き明かしていく。
メジロ、ホトトギス、カナリア…小鳥たちが鳥籠で羽ばたきをしている。
近頃江戸では小鳥を飼うのが大人気。
兄と二人で飼鳥屋「かなりあ堂」を営む十六歳のお遥は、お転婆などと言われても気にしない。
噂の幽霊の正体を知ろうと駆けだしていく。
江戸の「鳥」たちが謎をよぶ時代ミステリー。
かなりあ堂迷鳥草子 目次
第一話 木菟(みみずく)
第二話 山雀(やまがら)
第三話 鶴(つる)
第四話 鶉(うずら)
第五話 鸚鵡(おうむ)
実力派作家、初の書下ろし時代ミステリー!
★和久井 清水(わくい・きよみ)プロフィール
北海道生まれ。札幌市在住。第61回江戸川乱歩賞候補。2015年宮畑ミステリー大賞特別賞受賞。内田康夫氏の遺志を継いだ「『孤道』完結プロジェクト」の最優秀賞を受賞し、『孤道 完結編 金色の眠り』で作家デビュー。他の著書に『水際のメメント きたまち建築事務所のリフォームカルテ』がある。
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出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784065293553 |
本体価格 | ¥640 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
普段はミステリを読むことが多いのですが、著者の方のファンなので、初めて時代小説を読みましたが、とても読みやすかったです。
お遥を中心とした日常のやりとりに心が和みました。登場人物が魅力的なので、情景が目に浮かびやすく、物語の中に入り込めます。
各章の鳥にまつわる事件の謎解きも面白く、ミステリファンの方も楽しめるかと思います。
前作はリフォーム、今回は鳥と、普通はあまりメインには使われない題材かと思うので、次作はどのような題材になるかも楽しみですし、お遥の過去も気になるので、是非続編をお願いしたいです。
可愛らしい装丁通り、おキャンなお遥が好奇心いっぱいに市井の謎を解き明かしていく。飼鳥屋も花鳥茶屋もこの小説を通して初めて知った。当時の人々が鳥を愛でる愛情も非常に興味深く、物語の章立ても全て鳥主体で構成されていて、読んでいて楽しかった。お遥の出生の謎も少しずつ明らかになってきた今作、次作が待ち遠しくてたまらない!
フィードバックが遅くなってしまい、すでに書店に並んでいるが表紙の可愛さに目が止まった。
かなりあ堂の周囲で起きる事件を解き明かすお遥。お遥が謎解きをしていくところが面白い。江戸時代に飼われていた鳥たちについてもとても興味深かった。お遥の謎についても今後解き明かされていきそうで続編が楽しみです。
江戸時代の小鳥屋さんを営む兄妹が主人公の短編集。江戸時代にもうカナリアとオウムいたんだとか鶴は殿様の鳥だったのかとか鳥にまつわる雑学と日常の謎の種類の違う好奇心が味わえるし、鳥たちの仕草の可愛さと人情熱い登場人物たちにほっこりしました。