レイチェル・カーソン物語
なぜ鳥は、なかなくなったの?
ステファニー・ロス・シソン 文・絵 上遠恵子 監修 おおつか のりこ 訳
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刊行日 2022/10/04 | 掲載終了日 2022/10/10
ハッシュタグ:#レイチェルカーソン物語 #NetGalleyJP
内容紹介
ベストセラー『沈黙の春』を発表し、のちの環境保護運動に大きな影響を与えたレイチェル・カーソンの伝記絵本。
ちいさなレイチェルは目をこらし、耳をすませました。
鳥のさえずり、虫の羽音。
自然のリズムのなかで暮らしていました。
あるとき、鳥がうたうのをやめ、自然が声を失いはじめたことに気がつきました。
いったいなぜ? だれのせいで?
レイチェルの一生をかけた調査、勇気ある行動は、
人びとの環境への意識を高め、社会全体の考え方を大きく変えたのです。
環境の汚染や破壊をくいとめ、たくさんの生きものが支え合って暮らしていける地球にするために、
人間はどうしたらいいのでしょう。
レイチェルの言葉は今、ますますその重みを増しています。
出版社からの備考・コメント
文・絵◆ステファニー・ロス・シソン(Stephanie Roth Sisson)
多くの絵本や子どもの本の挿し絵を手がけるイラストレーター。小さなころレイチェル・カーソンの本を読んで感動し、現在も作家・画家としてカーソンの影響をうけている。作品に『星のこども カール・セーガン博士と宇宙のふしぎ』などがある。アメリカ・フロリダ州とモーリシャス島を行き来して暮らしている。
監修◆上遠恵子(かみとお けいこ)
エッセイスト、レイチェル・カーソン日本協会会長。東京薬科大学卒業。研究室勤務、学会誌編集者を経て、現在にいたる。訳書に『海辺 生命のふるさと』『潮風の下で』『センス・オブ・ワンダー』などのカーソンの作品、伝記など多数。監修書に『13歳からのレイチェル・カーソン』、著書に『レイチェル・カーソン いまに生きる言葉』などがある。東京都出身。
*レイチェル・カーソン日本協会ホームページ http://j-rcc.org/
訳◆おおつか のりこ(おおつか のりこ)
福島県で生まれ、緑の山のふところで育つ。自然を愛するキャンパー。訳書に『100歳ランナーの物語 夢をあきらめなかったファウジャ』、『わたしのかぞく みんなのかぞく』、著作に『感染症と人類の歴史』全3巻(第24回学校図書館出版賞受賞)などがある。日本国際児童図書評議会(JBBY)理事、やまねこ翻訳クラブ会員。
おすすめコメント
『沈黙の春』『センス・オブ・ワンダー』など、のちの環境保護活動に大きな影響を与えた数々の著作や、深い思索に満ちたエッセイで知られるレイチェル・カーソン(1937~1964)。その生涯を描いた伝記絵本です。
監修は、レイチェル・カーソン日本協会会長の上遠恵子さん。
『沈黙の春』『センス・オブ・ワンダー』など、のちの環境保護活動に大きな影響を与えた数々の著作や、深い思索に満ちたエッセイで知られるレイチェル・カーソン(1937~1964)。その生涯を描いた伝記絵本です。
監修は、レイチェル・カーソン日本協会会長の上遠恵子さん。
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784867060407 |
本体価格 | ¥1,650 (JPY) |
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閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
手元に#沈黙の春 の文庫版があり、パラパラとめくってみると、目次に「そして、鳥は鳴かず」という章がある。「鳥がまた帰ってくると、ああ春がきたな、と思う。でも、朝早く起きても、鳥の鳴き声がしない、それでいて春だけがやってくる」とはじまる。この絵本は、小さな少女だった頃の彼女の気づき、を描き出す。沈黙の春が出版されたのは1962年。それから60年。さまざまな分野でかかれる書物に、驚くほど頻繁に彼女の言葉が引用されている。今この時に必要とされる叡智なのだろう、本当に日々、彼女の言葉にいろんなところに出会っている。出会い直している、というべきか。
Spring After Spring:
How Rachel Carson Inspired the Environmental Movement
by Stephanie Roth Sisson
環境問題に取り組まれた生物学者のレイチェルさんを知っていますか?私は恥ずかしながら存じ上げていませんでしたが、今この絵本に出会えてよかったです。
まず絵本でありながら、マンガのような緻密さと紙芝居を感じさせるような立体感に驚きました。人物を始めとして、まるで虫、鳥、動物たちの声が今にも聞こえそうな“音の響き”があるのです!
レイチェルさんの一生を描いた本作品は、文と絵の作者ステファニーさんの尊敬の念で溢れています。しかしながら、この本を読むとレイチェルさんをすでに知っている人も知らない人も作者と同じような想いを抱くのではないでしょうか。
「おかしなことがおきていました」という一文に胸がぐっときて、そこから真剣に考えながら読み進めるという貴重な1冊になりました。
こんなお話大好き!
でも、「沈黙の春」の作者さんのお話だったとは最初は思わなかったなあ。
そんなこと関係ないくらいに、物語として面白かったですよ。
前半の物語があったから、後半の人物伝に親しみをもてるんですね。
これから学ぼうという子どもたちにとって、とっても丁寧で親切なつくりですね。
あ、もちろん修正が入るとは思いますが、
後半、出てくるたくさんの本の背タイトルは手書きか別のフォントにしてほしかったかな。
素敵は本でした。ありがとうございました。
恥ずかしながら、レイチェルカーソンも「沈黙の春」も初めて知りました。
人は便利さを追求し過ぎました。
もっと早くにレイチェルのように自然(環境)の変化に気付いていたら、ここまで深刻な環境問題にならずに済んだかもしれません。
今は小学校でも環境について学びますが、この絵本をきっかけに、子どもたちがもっともっと自然に興味を持ち、触れ合う時間が増えてくれるといいなぁ、と感じます。
まずは私も「沈黙の春」を読んでみようと思いました。
人間は、自分たちの便利ばかりを考えて、自然を壊し続けています。
そんなことをしていたら、いつかみんな死に絶えてしまいます。
地球を守るために、みんなが幸せに生きられるために、何をすればいいのか?何をしてはいけないのか?
この本が、そのきっかけになってくれますように。
レイチェル・カーソンの本は身近な本だという子供は
まだ日本では少ないだろう。
こどもにこういうことを分かって欲しいと願う大人は
レイチェル・カーソンが好きだという人は多い。
今この時代にこの絵本は私は読みやすいと感じた。
流れるように動画(?)のような要素があるし
色使いも自然で安心感があって、レイチェルにも共感しやすい。
すっとさりげなくこういう本が子供の手に届くといいなあと思います。
ここNetGalleyにて拝読した『サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」』(デイヴ・グールソン著)のサブタイトルにもあるように、昆虫たちの危機を語る時に必ず引き合いに出されるのがレイチェル・カーソンの『沈黙の春』だ。生物多様性のバランスが崩れ、化学薬品による集約的農業が世界で行われるようになったことで、地球上の無脊椎動物が急速に種を減らし、彼らが行なっていたさまざまな活動の恩恵を被れなくなったことをどれだけの人が気付いているか?本書はレイチェルの伝記であり、また功績を知ることで私達がしなければならないことを示唆するものである。
60年も前に、環境汚染について警鐘を鳴らしていた人がいるのに、その後もじわじわと地球が環境破壊に向かっていっている、という事がとても恐ろしく感じられた。
前半のレイチェルの子ども時代は自然豊かな描写が絵から伝わってきて、穏やかな気持ちで読めた。その分、「自然が、声を失いはじめたのです」というページで、ハッとさせられる。(子どもたちが読んだら、きっと、「えっ!どうして?」と感じるのではないか。)
子どもたちに、ぜひ読んでもらいたい。そして、自分たちが大きな生命の流れの中にいることを感じ取ってもらいたい、と思った。
この絵本では、レイチェル・カーソンの生涯が、子供時代を中心に描かれています。
前半の 生き物に満ち溢れた美しい自然とレイチェルの暮らしぶりの絵は、とっても可愛らしくってステキです。
はつらつとして好奇心とエネルギーに溢れたレイチェル。
たくさんの種類の鳥の鳴き声が、いろんな文字で表されていて、すごくおもしろい。 (。・ө・。)
一転して、生き物が激減した自然界の絵は、ゾッとする恐ろしい現実を表します。
レイチェルの勇気ある訴えが、多くの人に 化学薬品の危険性、自然界のバランスの危うさを知らせます。
「沈黙の春」が世に出て、人々の意識が変わり、環境保護活動が起こりました。
しかしその後は、もっとたくさんの有害物質や、環境破壊行為が続いています。
現在の地球環境をレイチェルが知ったら、何というでしょうか?
私の地元は田んぼだらけの田舎で、大学進学を機に家を出てはじめて、なんて自然豊かな場所で育ったのだろうと実感しました。植物の芽吹きや、鳥の声など、子供の頃は体全体で感じていたものが、ふとなくなっていることに気づいたり、前と違うなと感じたりすることは、少し悲しく、寂しいものだと思います。
レイチェルのように、そこから行動できる強さを、この絵本を読む人たちにみてほしいです。