週刊読書人(2020年10月2日号)
週刊読書人編集部
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刊行日 2020/10/02 | 掲載終了日 2022/10/12
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内容紹介
【特集】
対談=桐野夏生×星野智幸
<表現の不自由がもたらす近未来>
『日没』(岩波書店)刊行を機に(1)(2)
『やってくる』(医学書院)刊行記念対談
郡司ペギオ幸夫*大澤真幸(8)
【今週の読物】
◇連載=「個人空間における映画」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉綿矢りさ著『憤死』(関谷春香)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)
【今週の書評】
〈3面〉
▽日本図書館情報学会 用語辞典編集委員会編『図書館情報学用語辞典 第5版』(萬谷ひとみ)
▽ジョゼ・ジョンストン/シャイヨン・バウマン著『フーディー』(森枝卓士)
▽澤田哲生著『幼年期の現象学』/酒井麻依子著『メルロ=ポンティ 現れる他者/消える他者』(加賀野井秀一)
〈4面〉
▽初沢亜利著『東京、コロナ禍。』(楠本亜紀)
▽モリッシー著『モリッシー自伝』(白石純太郎)
▽佐藤健太郎著『番号は謎』(吉田一彦)
〈5面〉
▽アレン・ギンズバーグ著『吠える その他の詩』(福嶋伸洋)
▽柴崎友香著『百年と一日』(西崎 憲)
▽ホルヘ・ミゲル・ココム・ペッチ著『言葉の守り人』(山本 伸)
〈6面〉
▽一条真也著『心ゆたかな社会』(秋丸知貴)
▽井上理惠著『清水邦夫の華麗なる劇世界』(中野正昭)
▽マーク・トウェイン著『〈連載版〉マーク・トウェイン自伝』(衣川将介)
おすすめコメント
「社会に適応した小説」を書け――。
作家の桐野夏生氏が『日没』(岩波書店)を上梓した。小説家・マッツ夢井のもとに、政府組織を名乗る「文化文芸倫理向上委員会」から届いた一通の「召喚状」。読者からの告発を受けたマッツは、断崖にある作家療養所に収容されることになる。そこで彼女が直面したのは、「更生」という名の言論弾圧だった。これは悪夢か現実か。
刊行を機に対談をお願いしたのは、作家の星野智幸氏。出版を取り巻く現在の状況やポリコレ、表現の自由、ネット中傷、国家による圧力に、文学はどう向き合うべきなのか。諸問題をめぐり、お話いただいた。(編集部)
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出版情報
発行形態 | その他 |
ISBN | 0004924671007 |
本体価格 | ¥330 (JPY) |