一生のお願い

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刊行日 2022/08/09 | 掲載終了日 2022/09/09

ハッシュタグ:#一生のお願い #NetGalleyJP


内容紹介

文筆活動10周年 集大成的最新エッセイ集

音楽活動を経て2012年より文筆家として活動し始めた高橋久美子さん。

詩と作詞、大好きな本と音楽への想い、2021年に話題となった農業エッセイ『その農地、私が買います』に至る農業とのかかわり、東京と愛媛の二拠点生活、農地を買うまでの「きっかけ」など、10年間の生活とそこにある創作の源流が詰まった記念すべき1冊。

小説集『ぐるり』とは、姉妹関係になるエッセイ集です。

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【目次】

ずっと春でいてください

1章 私の原材料

 おITの人

 風邪とともに去りぬ

 奥さん   

 びーこさん  

 食べるが勝ち 

 十二月の初日の出

 半分、赤い。  

 明日の神話   

 高橋久美子(高橋久美子)

 ぷくぷくぷくが鳴らなくなった日 

 尾崎と太宰   

 最終電車は温泉のように 

 2021年始まりの味 

2章 日々の生活

 鍬と鉛筆とスティック

 一生のお願い   

 そうだ、長崎に行こう

 迷う阿呆に探す阿呆 

 少年式   

 親知らず2011

 やっぱ指輪買おうかな   

 みかん同盟   

 地球の子   

 湯上げタオルと本 

 親知らず2019 

 ロード・オブ・ザ・リング  

 雷様、現る  

 散歩道   

3章 創作のこと

 ご褒美のように歌詞を書く 

 無人島で歌いましょ   

 肩書   

 翻訳ほにゃらら   

 刹那という惑星   

 三番目にいい服とパジャマ   

 ポエトリーな夜 

 隠しきれないトゲトゲ

 西さんのこと   

 スマートでない物たちへ  

 春は奇跡だ   


そうだ日記を書こう 

あとがき   

初出一覧 

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【著者プロフィール】

高橋久美子(たかはし・くみこ)

作家・詩人・作詞家。1982 年愛媛県生まれ。音楽活動を経て2012 年より文筆家として活動。詩、小説、エッセイの執筆の他、アーティストへの歌詞提供や絵本の翻訳など創作活動を続ける。主な著書に、小説集『ぐるり』(筑摩書房)、エッセイ集『旅を栖とす』(KADOKAWA)、『その農地、私が買います』(ミシマ社)、『いっぴき』(ちくま文庫)、詩画集『今夜 凶暴だから わたし』(ミシマ社)、翻訳絵本『おかあさんはね』(マイクロマガジン社/第9回ようちえん絵本大賞受賞)、『ディア ガール おんなのこたちへ』(主婦の友社)、『にんぎょのルーシー』(トゥーヴァージンズ)等がある。










文筆活動10周年 集大成的最新エッセイ集

音楽活動を経て2012年より文筆家として活動し始めた高橋久美子さん。

詩と作詞、大好きな本と音楽への想い、2021年に話題となった農業エッセイ『その農地、私が買います』に至る農業とのかかわり、東京と愛媛の二拠点生活、農地を買うまでの「きっかけ」など、10年間の生活とそこにある創作の源流が詰まった記念すべき1冊。

小説集『ぐるり』とは、姉妹関係になるエッセイ集です...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784480815675
本体価格 ¥1,500 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

「ぐるり」を拝読して初めて著者の文章に触れた。その時の感想を引っ張り出してみると<ただ人間がすきだ、なんでもない日々の積み重ねが奇跡、というような素直な心情が吐露されていた、読みやすく、ほっとする。みんなそれぞれ必死に生きてる。たくさんの人に応援されてできた書だとわかった>と自分は書いていた。今もそう感じる。
ドラマー・作詞家・詩人・翻訳。肩書きは何?と問われて思わず悩んでしまうような場面も描かれていた。チャットモンチーの曲をかけてみたりしながら読んだ。
すべてつながっているんだな。音楽活動引退、ということが経歴には並ぶのかもしれないけれど、分ける必要もないんだな、全てはつながっているのだから。


後日 #ディアボーイおとこのこたちへ という絵本も拝読しました。
書かれる文章のファンになった。

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すいません。高橋久美子さんのこと、よく知らないまま読み始めました。とても多彩で有名な方なのに、身近に感じられる文章から人柄の良さが感じられ、そういうところも人気の一つなんだと思いました。詞が先か、曲が先かと言うトピックについても、実際にどのように行われるのかも、まるで自分が作詞家にでもなったように一丁前にわかった気になるようなわかりやすい説明でした。絵本の翻訳も、翻訳と原作の狭間での苦悩が、まさにそれこそ醍醐味と感じられ、自分も色々やりたくなる、前向きに人生を過ごしたくなる本でした。最後にプロフィールの肩書きをチェックしてしまいましたが、詩人って入っているんですね(笑)

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