田中角栄がいま、首相だったら
田原 総一郎 前野 雅弥
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刊行日 2022/04/26 | 掲載終了日 2022/08/19
ハッシュタグ:#田中角栄がいま首相だったら #NetGalleyJP
内容紹介
独自外交、資源自主開発、遷都、スマートシティ、海洋国家……
稀代の天才・田中角栄の「令和版 日本列島改造論」を大胆に予測!
今年2022年は、田中角栄内閣が発足してからちょうど50年にあたる。田中角栄といえば、「ロッキード事件」「闇将軍」といった金権政治家のイメージが強いが、その一方、議員立法で33もの法案を成立させたり、「日本列島改造論」に代表される国土開発計画の提唱、独自の資源外交など、先見性と構想力に富んだ優れた政策立案者だったことでも知られている。
本書は「政策立案者・田中角栄」にフォーカスし、令和の現代に彼が首相であれば、どのような政策を打ち出して、混迷日本を変えていこうとするかを大胆に予想。ともに田中角栄に関する著書を持つ、田原総一朗氏と日本経済新聞の前野雅弥氏のタッグによる、まったく新しい「田中角栄論」である。
【目次より】
第1章 私が見た特異な政治家・田中角栄とは
第2章 「資源外交」にみる、田中角栄の外交センス
第3章 「エネルギー立国」へ 田中角栄の構想力
第4章 アフター・コロナは「遷都」で開け
第5章 「米中依存から脱却せよ」令和の「シン鎖国論」
第6章 エリート官僚の心をつかんだ、田中角栄流リーダーシップ
第7章 豊富な海洋資源を活かせ 「海洋国家立国論」
第8章 「東京スマートシティ化」とリニアモーターカー
第9章 「脱原発」を急げ! 田中角栄の負の遺産
エピローグ 出でよ、令和の田中角栄
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784833424325 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
日本憲政史上最長の首相在任期間を誇った安倍元首相が凶弾に倒れた直後、本書を読む機会に恵まれたのは偶然だろうか。実際に、角栄氏が辣腕を振るう姿を同時代に取材されていたお二人のジャーナリストが言うように、これほどまでに人間的な魅力があり、明日明後日ではなく、何十年後の国の形を考え自ら構想を練ることができる政治家は、今の我が国には皆無だろう。しかし、コンピュータ付ブルドーザーと称された実力の裏では不断の努力があったことは本書を読み改めて知りことができた。とすれば今の政治家の努力はしていないとは言わないが、方法が間違っているのではないかと勘繰りたくなる。角栄氏を思い起こさなくても良いような世の中を望んでいるのは、著者のお二人かも知れないと感じた。
田中角栄が首相の座についてからの50年。30年の不況からのコロナ禍の日本で、これほどの「構想力」をもった政治家が首相だったら、という本。著者も田原総一郎さんなので読んでみようと思いました。
与野党問わず政治家に、官僚に、日本にガッカリしている人に読んでもらいたいです。
これからどんな日本にしていくのか、という構想力について。新しい外交関係の構築と真のグローバル化。アメリカはもちろん、中国、ロシアと渡り合うために資源問題にも踏み込んでいます。
あまり報道されていない東京の地下問題についても言及し、令和版「日本列島改造論」を語っています。
今ならまだ間に合うのか。世界は猛スピードで動いています。日本は…?