優等生は探偵に向かない

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刊行日 2022/07/19 | 掲載終了日 2023/07/31

ハッシュタグ:#優等生は探偵に向かない #NetGalleyJP


内容紹介

高校生のピップは、友人から失踪した兄ジェイミーの行方を探してくれと依頼され、ポッドキャストで調査の進捗を配信し、リスナーから手がかりを集めることに。関係者へのインタビューやSNSも調べ、少しずつ明らかになっていく、失踪までのジェイミーの行動。やがてピップの類(たぐ)い稀(まれ)な推理が、恐るべき真相を暴きだす。『自由研究には向かない殺人』に続く傑作謎解きミステリ! 

高校生のピップは、友人から失踪した兄ジェイミーの行方を探してくれと依頼され、ポッドキャストで調査の進捗を配信し、リスナーから手がかりを集めることに。関係者へのインタビューやSNSも調べ、少しずつ明らかになっていく、失踪までのジェイミーの行動。やがてピップの類(たぐ)い稀(まれ)な推理が、恐るべき真相を暴きだす。『自由研究には向かない殺人』に続く傑作謎解きミステリ! 


出版社からの備考・コメント

※本作は『自由研究には向かない殺人』の続編です。冒頭で前作の真相に触れている箇所がございますので、『自由研究には向かない殺人』を未読の方は前作を読まれてから本作に進まれることを強くおすすめいたします。

※本作は『自由研究には向かない殺人』の続編です。冒頭で前作の真相に触れている箇所がございますので、『自由研究には向かない殺人』を未読の方は前作を読まれてから本作に進まれることを強くおすすめいたします。


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出版情報

発行形態 文庫・新書
ISBN 9784488152093
本体価格 ¥1,300 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

『自由研究には向かない殺人』がとても面白かったので続編楽しみにしていました。

前作を越えて面白かったです。
ピップは失踪した友人の兄の行方を探してくれと依頼されるのですが、ポッドキャストやSNSを使い進捗状況や手がかりを集めることに。今時の高校生らしいなと感心しました。

前作でピップの勇敢さ、公平であろうというキャラクターに魅了されました。今作も行動力、推理力がとても魅力的です。
ピップが真実にたどり着くのか、また危ういことになるのではと心配にもなり、540ページというボリュームなので数日かけて読むつもりが面白くて一気読みしてしまいました。

著者の謝辞の最後の一文までぜひ読んでほしいです。この物語を読んだすべての人に当てはまるでしょうし、だからこそピップを応援したくなるのだと思いました。

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『自由研究には向かない殺人』を読んだ時、完結していると思ったので今回驚きました。なんだ、そうだったんだ!と。前作を読んでから今作を読んでください。ポッドキャストで事件の進捗状況を伝える展開が面白かったです。

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前の作品を既に読んでいて、ファンになっていたので、楽しみながらわくわくしながら読みました。
ポッドキャストをいう新しいツールを軸にもってきているあたり、さすがさすが。
ただし、前作の徹底ぶりに比べると、そのポッドキャストを途中で投げだしてしまってて、その上、この主人公らしからぬ行為をしてしまうし、ラストには今更そっちの方向での苦しみっぷりはないよ~とちょっと口をとがらせましたが、いえいえ、とにかく面白くて一気読みしてしまったことは間違いなくて、大満足ですよ。
バック・トゥ・ザ・フューチャーもそうですけど、3作目の完結編を前にした続編には、こういった歯がゆいところがでてくるものかも。そのはがゆさが、きっと3作目に怒濤の勢いで解消されてしまうのでしょう。
読ませていただき、感謝です。

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昨年発売されたシリーズ1作目『自由研究に向かない殺人』を読み、本国では英語オリジナル版が2020年に出版されていることから、この日本語翻訳版の発行を心待ちにしている方や、昨年のランキングを見て、2作目リリースの今夏に続けて2作品を読もうと予定していらっしゃる方も多い作品ではないかと思います。

みなさま、まずは一言。どうぞ安心してください。ピップは今回もやってくれます。期待通り、いや想像を上回る面白さで大満足の一冊です。

前作で明らかになった犯罪で逮捕されたある人物の公判が開かれ、主人公のピップと相棒のラヴィは、前回の事件とその後についてポッドキャストで発表しています。無実を証明できたラヴィの兄サルの追悼式典も執り行われ、日常に戻りつつあるかと思われた矢先、兄と連絡が取れないと友人のコナーから、兄の捜索を依頼されます。前回の事件捜査により、失うものがあまりにも大きいことが身に沁みているため断りたいピップですが、成人の失踪は警察から事件として扱われにくいことから、止むを得ず捜索に協力することに。万が一、友人の兄が事件に巻き込まれていた場合、失踪後72時間を過ぎると生存率が格段に下がってしまうことから一刻の猶予もないと気持ちが焦ります…。果たしてピップはコナーの兄を無事に見つけることができるのでしょうか?

前作同様、現場エリアの地図だけでなく、SNSのメッセージ履歴が携帯画面のように横書きで表示されたり、証拠品の写真がページの中に挿入されたりしていて、本のビジュアル的に現代的です。そして登場人物たちもTV等で見て科学捜査の様子を知っているのでしょう、素人ながらも証拠の保全、証言録取が本格的なので、まるで手がかりを一つ一つ見せられながら、自分もリアルタイムでポッドキャストの情報を考察する視聴者の一人のようで楽しめました。

そして、前作ではアジア系やアフリカ系にオリジンを持つ人たちへの根強い偏見や差別をさらりと触れられていましたが、今回もSNSの闇の部分についてや司法のできることの限界についてなど、現代社会が抱える問題が自然に盛り込まれていて、作品世界をとてもリアルに感じることができ、読み応えにつながっていると思いました。

またなんといっても素晴らしいのは、ピップと家族、ピップと相棒のラヴィの信頼関係、ピップと犯人の関係がしっかり描かれているところ。ピップが捜査を通して関わっていく人との間に感じる悪意や善意に、苦悩しながら正義を選び取り、人として成長していく様子が実に爽やかです。ピップとともに怒り、エールを送り、いつの間にか目がうるうるしてしまいました。540ページもありましたが、あっという間で没頭した時間でした。皆さまもぜひお手にとってピップの事件を体験してください。そして、シリーズ3作目の翻訳まで待ちきれないこの思いを分かち合いましょう。

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前作を読んでいなかった私。出版社からのコメントで「前作読んでから読む事を強くオススメ」と書いてあったのにも関わらず今作読み始めましたが、途中で「やっぱり前作読んでからにしよう」と思い前作読んでから今作を再度読みました。
出版社のコメント通り「前作読んでから読んでください」面白さが倍以上違いました。ピップの存在(前作の動き)など理解しているからこそ今作の動きなどが「あー、ピップらしいわ」と思えたり、作品の世界観にどっぷり浸かる事が出来ると思います。
私からも強くお伝えします。
「前作読んでから今作読んでください。今作を100%楽しめます」

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面白かったです!ピップの前進あるのみの勢いが大好きです。悩んで立ち止まって、でもこれが私だ!とまた前に進めるピップが大好きです。ラビィのピップを支えてくれる温かさとユーモアが大好きです。ポッドキャストを使って捜査の進捗を公開していくところはさすがだなぁと思いました。後半から怒涛の展開で目が離せません。正義って難しいですよね。ピップがんばれ!ずっと応援してるよ!

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なぜこんなにもピップを追い込むのか、と憤りたくなるほど、物語は辛く厳しく進む。
終盤のカタルシスはあるものの、ピップに対する救いはなく、どうか少しでも安らかにあれ、と願わざるを得ない。
前作に続いて、時折挟み込まれる捜査資料が効果的。
傑作。

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『自由研究には向かない殺人』の犯人が無罪になったのは驚いた。本書はあの作品の続きというか、シリーズ第二弾。特徴は探偵が高校生の女子でポストキャットを駆使し情報を収集する方法にある。何歩歩いたかとかがわかる時計とか捜査に利用して場所を特定したり、SNSのなりすましとか発想がとてもユニークで楽しい。ちょっと今までにない捜査の手順というかやり方だった。そして、最後のシーンでは犯罪者は罪を償っても、いつまでも糾弾され続けるのかというモチーフが隠れていて、これも良かった。

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前作が大変良かったので、楽しみにしていました。今作も500ページ超えの大作ですが、やはりそれを感じさせない面白さ。グイグイ引き込まれて気が付いたら読み終わっていました。そして、続くのですね~。

ピップに取っては全作よりもかなりハードな事件で、でもきっと彼女は追えずには居られないのだろうなと思うと、ただでさえダメージを折った彼女の心が、これ以上傷つかないようにと祈るばかりです。

次回作も楽しみです。

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衝撃的に面白すぎた「自由研究の殺人」の続編が今年も読めるなんて!約1年前の記憶がピップの登場から鮮やかに蘇る。今回の謎も掴みそうで掴めないモヤモヤがピップと我々読者を悩ませる。時々挿入されるピップによるSNS画像で頭を整理しつつ、どんどん物語は佳境へ。今回も最高だったピップとその仲間たち。そして大切なラヴィ。来年の夏もまた彼らに会えることを願う。

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前作「自由研究には向かない殺人」がとても面白かったので、手に取りました。再びピップとラヴィに会えてすごく嬉しかったです!

過去に起きた事件を調査した前回とは異なり、今回扱うのは現在進行形の事件。突然姿を消した友人の兄・ジェイミーの調査を、ピップは引き受けることになります。しかも自分から事件に向かっていった前回とは違い、今回のピップはどちらかといえば及び腰。ジェイミーの母に懇願されて、事件と向き合うことになります。

本作の読みどころの一つは、“前作のその後の世界”が描かれていること。ピップが明らかにした真実は舞台を法廷に移し、少しずつ動いていきます。そして、それは彼女の心に大きな影響を与えていきます。

前作とは違ったテイストのラストも印象に残りました。ピップはここからどう成長していくのか?3作目の翻訳が待ち遠しいです。

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ピップ。
ピップ?
ピップ!
ピップ!?
第一作「自由研究には向かない殺人」を超えてくる衝撃的展開。
ピップから目を離せない(目を離すと何するかわからない)。
早くも3作目が楽しみでしかたないです!

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グッドガールの殺人ガイド シーズン2の始まりだ!
前作は家族の問題や学校生活、友情やもちろん殺人など色んな要素がからんで面白かったけど、今回はピップが結構しんどそうで、ハラハラしながら見守りました。

探偵行為の代償が重くのしかかってきているような…タイトルの意味を考えてしまいます。
恋人や家族、友人との信頼関係は相変わらずでそこは救いです!

他人の人生に関わること、救えないことがあったり、理解されなかったり、また成長したピップがこれからどんな大人になっていくのか楽しみです。
続きが読みたい!

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前作の自由研究に向かない殺人に引き続き、最後まで手に汗握る作品でした!
後半、真実が少しずつ明らかになるにつれて、動きが止まってしまうくらい衝撃的な文が出てきます。
その瞬間がたまりません!
犯人と向き合うところなんかは、ハラハラしっぱなしです!
最後の最後まで犯人が分からず、すべて繋がったときはすっきりしました…。
とても面白かったので、また続編を希望します!

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前作のその後から、新たな事件まで。主人公ピップの葛藤や戸惑い、心の不安定さを描きながら、事件の真相が明らかになっていく様子にあっという間に引き込まれました。個人的には前作よりも面白かったから、みんな絶対読むべき!魅力的なピップの新たな挑戦にハラハラしっぱなしでした。

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1作目が評判通りの面白さで2作目を楽しみにしていた。期待以上の面白さで嬉しい。今回のピップは本当の自分と向き合う為に自分自身との闘いに苦しむ。その姿は苦し気で健気で強く心を揺さぶられる。真実や正義は必ず成し遂げられるという想いにも影が差す。読んでいる間ずっとピップを応援せずにはいられない。最後の最後ではピップの純真さと理不尽さに立ち向かう姿に涙する。正しい事は正しいと認められる世の中を切に望む。心に深い傷を負ったピップ。3作目が楽しみであり、心配でもある。

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前作も最高だったが、それを上回る面白さ。現代の要素を取り入れているので、より読みやすくわかりやすい内容。頭の中できちんと理解しながらピップとラヴィと一緒に謎を解き明かしていける。ページをめくる手が止まらない。大人顔負けの推理力と観察力と冷静さを持ち合わせているのに、前回の事件によってピップが悩んでいるのが若者らしくてそこが魅力的だった。前作と合わせて長く売り続けていきたい作品。

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とてもよかった。はじめの方に前作のおさらいみたいな内容が自然に書かれていて、それもまた大助かり。
前作と比べると犯人はけっこう早めに予想できてしまったし、ミステリーとしてはちょっと物足りなさが残ったけれど、その分、心理描写はそれを補って余りある素晴らしさだった。
ピップが真実を求めて暴走する様子や、怒り、悔しさ、苦しみの描き方は鬼気迫るものがあって圧倒されたし(ピップ、全然優等生じゃないじゃん!)、最後はあまりの悲しさに涙が止まらなかった。
前作を読み始めたときに、YAでしょー?と軽く見ていた自分の態度を深く反省。幅広い年齢層に楽しんでもらえる素晴らしい小説だと思います。
次作が今から楽しみです!

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ミステリーなら大丈夫かと思って前作を読まないまま読んでしまったので、分からないところが結構あり、読んでから読むべきだったと思いました。
話自体は若い子向けな感じでしたが、なかなか予想がつかなくて、どんどん先が気になって読んでいってしまいました。最後は悲しい展開で今後のピップにどのような影響があるのか気になりました。アメリカの犯罪事情を垣間見ることもでき、続編期待しています。

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面白い!
前作『自由研究には向かない殺人』は自分から関わりをもつヒロイン像。
今回は気がすすまないが頼まれて行方不明者を捜索する。
自身に事件解決の才能があるという自覚。
だから頼まれれば手助けをしてしまう。
そこに前回との大きな差がある。

"持つ者の自覚と余裕"
"出来るのに助けないのは悪いこと"
それによって悲劇も起こる。

原題"GoodGirl,BadBlood"が意味深。
もし3作目が書かれたらどんな切り口になるのかな?

現代のSNSやネット、Podcastなどを駆使した捜査方法も面白かったです。

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ピップがラヴィと共に、前作の経緯と裁判の模様をポッドキャストで配信していく所から物語が始まる。前回の経験によりもう二度と捜査しないと決めていたピップだったが、兄が行方不明となった友人のコナーの依頼を受けることを決め…。今回もピップが一見無鉄砲に見えながらも自分の信じるところに従って行動を決めていく強さが眩しい。ラヴィ、家族、友人たちがピップを丸ごと信じて彼女自身がそれをわかっているところも。特に後半の展開には没頭し、540頁という厚さを凄い勢いで読まされた。犯人が明らかになったとき、ああ!あれが伏線!と息をつく。強く表に出しているわけではないが、たくさんの社会問題を含んでいたことも印象的だった。

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シリーズ2作目。前作同様今回もピップがSNSをくしし名探偵ぶりを発揮。
誘拐・麻薬と黒い犯罪だけどそう感じさせない読みやすさが
事件の凶悪さを感じさせなくよかった。




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