でんでんでんしゃ
谷川 俊太郎
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刊行日 2016/11/29 | 掲載終了日 2022/07/15
ハッシュタグ:#でんでんでんしゃ #NetGalleyJP
内容紹介
でんでんむし形のでんしゃの冒険譚
谷川俊太郎×スズキコージ 初の絵本
「おーい ふーい どこにいるぅ
あめなめらめるめ でんでんでんしゃ
あめといっしょに ふってこーい!」
呼んで現れたのは、でんでんむし形の“でんでんでんしゃ”。木に登ったり、雲を這ったり、虹を滑ったり、地獄を探検したり、“でんでんでんしゃ” が奇想天外な旅に出ます。
当代きっての詩人・谷川俊太郎さんと数々の作品を生む絵本作家・スズキコージさんによる、自由奔放でとっても不思議な、新しいものがたり。谷川俊太郎さんの楽しい言葉のリズムと、スズキコージさんのパワーあふれる絵の世界をお楽しみください。
出版情報
ISBN | 9784330736167 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
交通新聞社さんの乗り物絵本の中でも群を抜いて奔放でパワフルなお話。谷川俊太郎さんのテキストに散りばめられたオノマトペはリズムよく、時として早口ことばのような諧謔を孕み、魔法の呪文のようにも感じられる。男の子が呼んだ天からの電車は、呼ぶ先の窓枠も電車型になっている。スズキコージズキンの絵は企みに満ちて、あれこれ見入り、見惚れ、没入しないと見えてこないものがある。でんでん電車、どこ行くか?どこまで行くか?跳ねて、飛んで、回って、滑って、天国地獄自在な旅だ。ぐいと気持ちを掴まれ、わたしもいっしょに旅に出る。
でんでんむしのでんでんでんしゃは、不思議な世界に連れて行く。谷川俊太郎さんの言葉のリズムが楽しくて、スズキコージさんのパワフルでファンタジックな美しい絵に引き込まれる。梅雨にやってきそうなでんしゃだけど、こう暑くっちゃやって来ないかな。