余白
岸井ゆきの
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刊行日 2022/07/15 | 掲載終了日 2022/11/22
ハッシュタグ:#余白 #NetGalleyJP
内容紹介
数多の話題作で、異彩な存在感を放つ、俳優・岸井ゆきの。
そんな彼女の、誰も知らないありのままの素顔を映し出す、いま最注目俳優のありったけの心の内!
『愛がなんだ』『恋せぬふたり』『やがて海へと届く』をはじめ数々のドラマ、映画、舞台などで縦横無尽に活躍中の岸井ゆきの。まっすぐで飾らない言葉と、自然体な表情を切り取った撮り下ろし写真、本人秘蔵のスナップで織り成す初フォトエッセイ。
家族や友人への思いから恋愛や子どもに馳せる感情まで、これまで明かすことのなかった30歳の女性としてのあるがままを「いましか手元にとどめておけないもの」として残した、岸井ゆきののすべてがわかるプライベート感満載の一冊。
著者:岸井ゆきの(俳優)
1992年2月11日生まれ、神奈川県出身。2009年女優デビュー。以降映画、ドラマ、舞台と様々な作品に出演。17年、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を務め、第39回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。19年『愛がなんだ』では、第11回TAMA映画祭最優秀新進女優賞ならびに第43回日本アカデミー賞新人賞を獲得。そのほか近年の主な出演作には、映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』『やがて海へと届く』、ドラマ『#家族募集します』『恋せぬふたり』などがある。22年は、映画『神は見返りを求める』『犬も食わねどチャーリーは笑う』やドラマ『パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜』など出演作多数。
目次
はじめに/Coffee/ユタと不思議な仲間たち/映画の中にできた友達/兄が連れ出してくれた/いい子の呪縛/スカウト/“陰”のあるキャラに弱い/はじめての舞台/なくてはならない世界/冒険と実験に明け暮れ/Morning/インタビューに困る/信じている友達がいるから、ひとりでいられる/歌えそうに見えて、歌えない/明るくなった/余白/私の記憶の宝箱/パリに行ったつもりで赤髪に/繫がらなかったあの二か月/占いなんて信じない?/バイトの思い出/遠いかなたのコルマール/陰のある曲に惹かれる/趣味は古着屋巡り、のわけは/大事なことほど、しまいこむ/フィルムカメラ/“社会人”にしてくれた場所/はじめての反抗期/念願の運転免許取得!/糖質制限の先にあるもの/Town/洗うのが好きでたまらない/絵画や脚本の奥に見えるもの/メイクする楽しさを知る/筋トレはゆるく毎日/小説を読むことにした/ふつうの私/忘れられないサプライズ/願掛け/オトナを味わう/俳優仲間≠友達/フリーハンドという不自由/恋愛って、むずかしい/現場に欠かせない仲間たち/子だくさんへの憧れ/無邪気な母/新しい自分に出会える手ごたえ/Father/私にしか聴こえない音/マイペース/役とのつきあい方/夕暮れと大晦日が怖い/ベースがちょっと落ち込んでいる 全53篇
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ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784140819067 |
本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
何故だかいつも彼女のその佇まいに惹かれる。女優・岸井ゆきの。素朴で思慮深く、それでいて強い意志を感じる深い目。簡単には言葉にできない思いを、ひとつひとつ丁寧に正直に紡ぎ出す間合い。心が動けば素直に弾ける屈託のない笑顔。そんな彼女が、自分自身のこと、仕事やプライベート、家族、友人などについて、何を思いどう感じているかを綴ったフォトエッセイ。数少ない大切な人たちを大事にし、自分が心地よい環境を整え、仕事仲間と共に良い作品を目指す。周りを大切にしながらも自分を偽らずふわりと生きる彼女のことがますます大好きになった。
ドラマ「恋せぬふたり』がとても良くて、更に近頃よくテレビでお顔を拝見するので、どんな文章を書かれるのか、どんなことに興味を持っていて、どんな考え方をする方なのか、とても楽しみに読みました。
さっぱりとして、自分の気持ちを大切にしている方なのだなと感じました。激しく主張をすることはなく起伏が穏やかだけれども、流される事なくでも芯をしっかりと保つ、たおやかでしなやかな若木のような瑞々しさ、というのが読後1番の印象です。
たくさん挟み込まれている写真には、その印象通りに瑞々しくて生き生きとした表情が溢れていて、写真を眺めているだけでもさっぱりと清々しい気持ちになりました。
俳優さんのエッセイを読む時に、
キラキラしている武勇伝を話したりしている人もいれば、何気ない日常を描く人もいます。
前者は振り切ってしまってよいのだけれど、
後者の場合、人によってはギャップがあればあるほど偽りなのかな?と思ってしまう。
岸井ゆきのさんはそんなことを感じさせないくらいある意味で『普通』ある意味で『非凡』自分の中の自分とどう向き合うかっていうことにすごく前向きで素敵でした。
写真と共に俳優ではない等身大の岸井ゆきのさんを知ることができた。
これから観る作品で演じる姿も応援していきたいと思った。
朝ドラの前に民放で見てたドラマに主人公の友人役を演じられてたのを見てこの方はなんかいいな印象に残るなと思ったら朝ドラで主人公の姪を演じられてて、これはすごい!いい俳優さんを見つけた!と思ったら、すでにいろいろな作品にでられてて、知るのが遅かった!と思ったのを思い出しました。最近見たドラマも演じられてる博士役にすっかり引き込まれてしまいました。
この本で私が知らなかったゆきのさんの根底にある思いを知ることができてよかったです。
以前から気になる俳優さんで、遅ればせながら読めて良かったと思える作品でした。
先日放送されていた「恋せぬふたり」ですでに引き込まれていたので、裏話的なことが書かれてるエピソードが印象的でした。
あと周りをよく見ていらっしゃるなと。ひとりでいるのが好きとの話もありましたが、周りと適切な距離感を掴むのも難しいことだからそれも一つの才能ではないかと羨ましくなりました。
岸井さん、ますます目の離せない俳優さんとなりました。またエッセイ書いて欲しいです。
上白石萌音さんの『いろいろ』も素敵な作品だったのでNHK出版さんが他にどんな方にエッセイの寄稿を依頼されるのかも楽しみです。