ことりのメル おっこちる

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刊行日 2022/06/15 | 掲載終了日 2022/06/15

ハッシュタグ:#ことりのメルおっこちる #NetGalleyJP


内容紹介

わたし、とんでみる! ことりのメルのはじめてのお空のたびは……あれれ、おっこちてる!? メルはぶじにとぶことができるのでしょうか?

【対象年齢:5歳~】

わたし、とんでみる! ことりのメルのはじめてのお空のたびは……あれれ、おっこちてる!? メルはぶじにとぶことができるのでしょうか?

【対象年齢:5歳~】


出版社からの備考・コメント

コーリー・R・テイバー 作 
よしい かずみ 訳
210 × 261 ミリ ・40ページ

コーリー・R・テイバー 作 
よしい かずみ 訳
210 × 261 ミリ ・40ページ


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784759822632
本体価格 ¥1,900 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

メルちゃんは、今日初めて飛んでみよう、きっとできる!と決心することり。
飛ぶってどういうこと???
落っこちるの?
飛ぶの?
上から下に?真っ逆さまに?

・・・・途中まで読み進んで
メルちゃんはもしかして○○○○なんじゃないの?
と思った(鳥の種類)

ああ、やっぱり。

そして後半では、飛ぶの?
がさらにいろいろ展開する。
方向がぐるぐると変わる。紙の本で手に取ってみんなで読みたくなる本!

お母さんは、初めての子供の挑戦にはやっぱりいつも心配。
でも仲間がたくさんいる、見守ってくれる仲間たち。


Mel Fell
by Corey R. Tabor

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空中も水中も!そっか、カワセミの世界はそんなに広かったのか、と目を開かれる思いでした。カワセミが水辺で魚を獲ることは、知識として知っていたはずなのですが。真っ逆さまに落っこちるメルの表情が最高です。怖いもの知らずで好奇心きらきらのことりのメルに心をつかまれます!大型絵本にして読み聞かせに使いたくなる本です。その場合、向きが変わるところはタイヘンかな、楽しいかな…

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ママがいない間に、初めて飛んでみようとするメルと、心配そうな兄弟たち。
十分大きくなったし、飛ぶと決めたメルは大きくぴょーんと飛び出して、まっ逆さま!?

成長するための一歩を踏み出して、飛び込んでみる勇気というか、勢いも時には大切なんですね。木に集うたくさんの生き物たちのあたたかい眼差しも素敵でした。
行動を起こしたことによって広がる新しい世界を感じさせてくれる、可愛らしい作品。

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まず絵が想像していたよりずっと可愛らしいので、見ていてほっこりします。木にすむ仲間たちが落ちていくメルを助けようとする姿に周りの優しさを感じます。
メルが「とんでみたい」という気持ちひとつで飛び立つ姿には魅入られるものがありました。そして、落ちたもののコツを掴んだかのように魚を捕まえてぐんぐん上へ飛んでいくメル。
チャレンジ精神、周りの優しさ……多分私達の世界もメルの住む木のように、優しさで溢れかえっていたり、チャレンジする勇気が大切なんじゃないかと思わされました。

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最近増えてきた変形長方形の縦長の絵本。メルのお話は、縦長のこの「高さ」が絶対的な効果をあげていますね。この高さなしには、メルの初めての空の(?)旅は、叶わなかったでしょう。勇気を持って飛び出したわりには、ああ……という展開にはらはらしましたが、途中でその体色と姿勢とで、もしかして……という感触を得ました。答え合わせがしたくて、急ぎ読む読む。全くのビギナーズラックをなし、無事戻れた時にはほっとしました。答え?もちろん◯でした。わたしの大好きな青い鳥でした!

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これはもう名作です!
売れること、人気がでること間違いなし。そして、どんどんシリーズを重ねることもまちがいなしです。
縦軸の木の幹にそって展開されていくお話は、アニメーション的で、しかもいろんな気のいい生き物たちがでてきて、ユーモアにあふれてて、協調性と救いと、爽快感があって、とってもおすすめの絵本ができあがったって思いました。
絵本を回転させる指示つきの絵本って、それだけで、読み手はくすくす。しかも、おっこちたと思ったら、なんとその次には・・・。成長と信頼もありますし、お魚さんのネクスト裏ストーリーもあって、凝ってますねえ!
まさにおすすめの絵本の登場です!!

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『ことりのメル おっこちる』タイトルがまっすぐで、いいですね!
カワセミのヒナのメルとまわりのみんなの、勇気と不安、希望と心配、奮闘と応援のワクワクとハラハラの物語。
ある、ママのお留守の時間、目覚めたメル。
メルは、思った。もう、じぶんは、じゅうぶん おおきくなった。よし! きょう、とぶことにきめた!
この決断に躊躇なし。兄弟たちが、とめても、まよいなし・・・? いや、チョビっとあるけど、きめたんだ!
エイッと、まるで、高飛び込みのよう。小枝をふみきったメル!
さあ、さあ、さあ。こりゃ、これから、どうなるの?
おんなじ木にすむ 仲間たちは、この「いちだいじ」に、おおわらわ。わたしも、ついつい身を乗り出すっ!
シンプルな構図と、縦長の絵本の構成が、この物語をみごとに引き立てています。
高い高いところからのメルの無謀なダイブが、コマ送りのように展開。これが、めちゃめちゃたのしい。
メルを思う、こころは熱く、いかんせん、動きは超スロ~なナメクジさんがいい味出してますね!
ゆうきって、だすか、ださないか。みんなもってるものですよね。どこからともなく、ささやく「じぶんはできる」そんな、理由のない確信がありますよね。その確信の瞬間に、わたしたちは、少し、臆病になっていませんか? 「きょう、やらない」ためのもっともな理由を探していませんか?
心躍る展開と結末に、また、自分にも勇気があることを思い出しました。ありがとうございました。

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