くまのプーさん　ささやかだけど　大切にすること

みなが知っている百エーカーの森の、プーさんと仲間。
朝のお目覚めから夜ベッドに入るまでのプーの一日にはほんとうにいろんなことが起こる。
たくさんのともだちと触れ合いながら。何気ない一日の出来事が語られながら、生きるのを楽にするちょっとしたヒント、のようなことがさりげなく付け加えられている、それが、大人の絵本、とされる所以だろう。」

Winnie the Pooh The Little Things in Life
Simple Reflections from the Hundred-Acre Wood

Catherine Hapka
Mike Wall

可愛いイラストを見るだけで癒されます。
プーさんや仲間の優しさ、柔軟に困難を楽しもうとする様子に、心が暖かくなる絵本です。
漢字にルビは振っていないので、大人用の絵本かなと思いますが、ストーリーは単純なので、子どもに読み聞かせるのにも良いと思います。

何気ない毎日にも、わたしたちはたくさんの選択を知らず知らずしています。その多くは多分自分のための選択です。でも、友だちの困りごとにこんなふうに心を砕くことができたら、そして、仲間といっしょにそれを解決しようと心をひとつにできたら、とってもすばらしいこと。「宝物」ということばの持つ吸引力。それをなくすということの意味。クリストファー・ロビンへの思いやりの気持ちがなければ、プーさんたちはこんなに団結できなかったでしょう。個性はそれぞれ、でも、気持ちはがっちり繋がって。明るくやさしい水彩画で描く、賑やかな冒険のシーンからわたしたちへのメッセージがたくさん発信されていました。本当に大切なものは何かということにスポットが当てられて、今日という日を豊かにすることが人生を豊かにすることに繋がるのだなと感じました。

可愛らしくてあたたかなタッチのイラストに癒されながら、大切なことや大事なことがスッと心に入ってくる。
手元にあると、ふとした時に読みたくなるような大人の絵本ですね。
何かに行き詰まった時やもやもやしている時にも、そっと寄り添ってくれそうです。
そしてこの作品を読むと、なんだか無性に友達に会いたくなりました。
友達や周りの人を大切にしよう。困っていたら手助けしよう。そして自分もどうしようもなく困った時は相談しよう。など、当たり前のことかもしれませんが、あらためて素直にそう思えました。
優しい気持ちにさせてくれる素敵な作品でした！ありがとうございました。

プーさんと仲間たちの、お互いを思い合う心と友達を大切にして助け合う様子に、とても温かくて優しい気持ちになります。絵もやさしくて観るだけで癒されました。文字の読めない子が絵をみるだけでも楽しめると思います。

みんなに愛されているプーさんとその仲間たちが楽しく愉快に過ごす、というだけのお話ではありません。
友達を大事に思ったり、傷つけまいとする優しい心遣いがあったりと、読んでいて心が温まる優しいお話です。
お子さんの情操教育には勿論ですが、大人が読んでも、時間に追われて気持ちに余裕が持てない自分の言動を振り返る機会を与えてくれる一冊だと思います。
プーさんたちがたくさんのヒントを優しく教えてくれます。

ディズニーでもお馴染みのくまのプーさん。軽いタッチの瑞々しい水彩画にプーさんの世界の物語と、そのシーンに合わせた人生の一言ヒントが添えられている。絵本としても、心が疲れた時の癒しとしても楽しむことができる。

くまのプーさんファンとしては、手元に置かないわけにはいきません。
とにかく、かわいいのです。
絵が、セリフが、雰囲気が、すべてが、プーさんワールドを広げていきます。
しかもこの本には、主人公達の振る舞いやセリフに、哲学的なコメントが注釈的に載っていて、かなりかなり、勇気づけられます。
もとより、奥が深くて、哲学的な要素がいっぱいだったこの物語が、さらに充実して、おそらくは子どもたちだけでなく、社会人へも裾野を広げていくのだろうなあと思いました。

プーさんの優しい物語に、大人ならではの気づきの言葉が一言添えられていて心地いい
気づきの言葉は一言だけ
これが色々書いてあると、うざったさを感じると思うが、そうでない
絵本を楽しむという趣旨でのご購入でいいと思う

くまのプーさんの絵本をもとに、大人向けにちょっとした格言めいた言葉や、ハッとする気づきを与えてくれる絵本になっている。
プーさんの愛らしいイラストともに懐かしく読みました。
色んな出来事や気持ちには、違う角度から見たらまた違った見え方があり、それらが時に自分を救ってくれるものだ。
そんな体験ができる絵本になっていておススメ！！

まず、やさしいイラストに癒されました。
子ども達にとって難しい事柄も、プーや仲間たちのイラストと共に自然と入って来そうです。
もちろんわからない時には大人が噛みくだいてわかりやすくする事も必要…
そんな時もやさしいイラストが手助けをしてくれそうです。

大人にとってもいつまでも大切にしたい本になりそうです。
困った時は開いてみたい1冊になる事間違いなしです。

プーさんの絵本初めて読みました。
いつもお腹を減らしてハチミツを食べているイメージしかなかったのですが、本文に添えられる小さな文字の一言にはっとさせられました。そのページをそのまま目の届くところに飾って置きたくなるような素敵な言葉でした。
イラストも可愛くて大人が楽しめて、気付きをもらえる素敵な絵本です。

紙の本と違い、真ん中のくぼみがないので挿絵をしっかり楽しめました。
電子辞書には、このような楽しみ方があるのだと、新しい発見です。
ストーリーは、プーさんらしい物語で"ほっこり"とできるお話しです。
すぐに読み終えることもできて、心も暖まるので、プレゼントにもよいと思います。

自律神経が整いそうなイラストエッセイですね。たくさんメモを取りたくなることでしょう。
忙しい毎日、何かを見落としてそのまま大人になってしまう怖さを再認識しました。何事も遅いことはないでしょう。
たった今この瞬間から、また子供心のわくわくを取り戻して、大切な人との歩み寄りの心を取り戻して、きらきらとした毎日を送りましょう。

実際に人に言われるより本で読んだ方がずっと素直に自分に届く不思議さはなんでしょうね（笑）。物語や他の本を読んで実際に体験しなくても貯まってる経験値がちゃんと身について自分を成長させてきたのかなとちょっと不安になったけど。