創造力を民主化する
たった1つのフレームワークと3つの思考法
永井翔吾
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刊行日 2022/03/25 | 掲載終了日 2024/08/27
ハッシュタグ:#創造力を民主化する #NetGalleyJP
内容紹介
【著者からのメッセージ】
「こと創造性に関する限り、生まれよりも育ちなのだ・・・イノベーションに必要な能力のほぼ3分の2が学習を通じて取得できる」
これは、かのクレイトン・クリステンセンの言葉です。創造力とは、一部の天才が生まれつき持つ才能だと思っていないでしょうか。もしくは、いわばセンスのようなもので、鍛えることができないと思っているのではないでしょうか。
こうした一般的な考え方を真っ向から否定し、誰でも創造力を伸ばし、創造力を強みにすることができる。それを本書を通じて証明することが、私の「大いなる野望」です。
実は、創造力を伸ばしたり、面白いアイデアを生み出す方法 は、世の中にはたくさんあります。しかし、どれも抽象的で実践に落としこめなかったり、逆に詳細すぎて、一部のイノベーターやクリエイターしか使いこなせなくなってしまったりしている、というのが現状です。ゆえに普通 の人たちにとっては、創造力はつかみどころがなく、鍛えることができないと思われているのです。そこで、私は、創造的に物事を考える上で非常に重要な要素を「1つのフレームワーク」と「三つの思考法」にまとめました。
実用的かつ本質的な体系として整理しましたので、この型をしっかりと身につけていただければ、創造力は必ず伸びます。そして、この考え方を普段から取り入れて訓練していくことで、創造力を自分の強みにすることができるはずです。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784502426919 |
本体価格 | ¥2,000 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
「創造」することは限られた人の専売特許ではない。誰にでもできることである。しかしどうやって行うべきなのかと言うことがわからない方も多い。そのためのフレームワークや思考法が本書にある。もちろん思考法の中にはありふれた思考法もあるのだが、組み合わせていくことなどにより、思いも寄らぬ解決方法が誕生することもある。今ある課題に対してどのように考え、創り出すかを本書をもとにして実践していくのが良い。
創造とは、「何か新しいことを無から生み出すこと」だ。
そんな事を真面目に考えているなら本書を読むことで、きっと今までの固定観念が覆されるだろう。
なぜならば、創造とは「いろいろなものを繋ぐ力」だからだ。
繋ぐ力の根本的な考えは、「課題」と「解決方法」だ。
すごく当たり前のようなこのフレームワークに、統合思考・アナロジー思考・転換思考に落とし込むこと。
簡単に言えば、いろんな角度から物事を見るということになるだろう。
転用の連想ゲームでアイデアを創造すること、この一言に尽きる。
Creativeな仕事というのは憧れの的です。
想像よりも創造。しかし、「創造」は神の仕事のように思われている。
本当は誰にでもできることである。
じゃ、どうやってやればいいのか。
そのためのフレームワークとか思考法とかがあり本書では紹介されていました。
フレームワークを駆使して思考を行うという観点は素晴らしいものかもしれないが、十把一絡げになってしまうのではないかと感じた。
しかしながら読み進めて行く中で、トレードオフをまとめて解決すること、最終的なアイデアの良し悪しではなく思考プロセスの良し悪しを判断(評価)することによって結果的なものの評価が変わるということは、新しいイノベーションを生み出す原泉になり得ると感じるに至りました。
考え方を知ることで、その思考実験を繰り返すことができる。それが出来ればより深い考えを推し進めていくことができると言う点に様々な可能性を感じることができました。