うんこ・おしっこ大研究

みんながしらないスゴいちから

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刊行日 2022/05/31 | 掲載終了日 2022/05/31

ハッシュタグ:#うんこおしっこ大研究 #NetGalleyJP


内容紹介

流すなんてもったいない! うんこやおしっこのあっと驚く活用法

うんこ,おしっこは古来から人間の生活に役立ってきた.燃料がなければうんこからつくればいい,洗剤がないならおしっこで洗えばいい.美容にもアートにも大活躍.うんこ,おしっこの活用法の歴史書でもあり,未来に向けた地球に優しい資源としてのこれからまでを,キャラクターたちがおもしろおかしく紹介.


流すなんてもったいない! うんこやおしっこのあっと驚く活用法

うんこ,おしっこは古来から人間の生活に役立ってきた.燃料がなければうんこからつくればいい,洗剤がないならおしっこで洗えばいい.美容にもアートにも大活躍.うんこ,おしっこの活用法の歴史書でもあり,未来に向けた地球に優しい資源としてのこれからまでを,キャラクターたちがおもしろおかしく紹介.



出版社からの備考・コメント

ジョン・ケリー 絵
齋藤慎子 訳 
石井洋介 監訳
260 × 227 ミリ ・48ページ

ジョン・ケリー 絵
齋藤慎子 訳 
石井洋介 監訳
260 × 227 ミリ ・48ページ


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784759821680
本体価格 ¥1,800 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

『うんこ・おしっこ大研究』・・・と言うよりは『うんこ・おしっこ ” 大辞典 ” 』ですね!
とにかく、あふれかえるような情報量。今まで口にするのが憚られていたものを、いっきに吐き出すように「王様の耳はロバの耳~っ!」的大音量です。しかも、ユーモラスな語り部たちは、真剣そのもの。おふざけなしです。
読み進めてみて、これが、なかなか、内容がすばらしいのです。知らなかった海外や、かつての日本のうんこ・おしっこ情報が、この分野に関して乾ききっていいた脳に、まさにスポンジが水を吸うように染み込んでいきます。ま、少し溢れだしかけていますが・・・
歴史の中でどんな存在であったかが、写真とイラスト、豊富な解説でつまびらかに。古代ローマの「たけのみじかい瓶」、19世紀イギリスの「犬のうんちによるなめし革」、はたや「火薬の製造に一役買う」等々、安易に想像できる肥(こえ)としての利用にとどまらない大活躍!未来においても、宇宙船の限られた空間では、うんこ・おしっこの再利用(食用もふくめ)はもはや現実味があります。リサイクルは今後世界の重要な課題のひとつですものね。ところで、江戸時代、お百姓さんが城下町のうんこ・おしっこを買いに回ったことは、わたしも知って言いましたが、まさか、身分による金額的価値の差があったとは・・・こっそり、調べてみると、大名ランクの「きんばん」、公衆トイレの「辻肥」、町民の「町肥」牢獄等の「お屋敷」等、うわ~、ほんとだったみたい!
久々に、こちら方面の強力な驚きをいただきました!ありがとうございました。

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今は流すだけの不要なもの扱いのうんこにおしっこ。古来からのその活用法はなんともユニークで、しかも理に適ったものでもあると感じます。わたしが子どもの頃は田畑の肥えはまだ人糞を撒いているところもありました。ところどころに肥溜めがあって、子どもの危険ポイントでした。どれもこれも蘊「うん蓄」ですが、おもしろかったのなんの。今も、新疆ウイグル自治区の遊牧民は牛の糞で壁を作ったりしているように、動物のうんこは利用価値大。おしっこの再利用も科学的にできること。人間ってしたたか。使えるものはなんでも使い倒す。過去のうんこ・おしっこの活用が、未来に繋がるものとなればなんとも心強いことだ。

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この本を読むと、うんこやおしっこには色々な利用法があることが分かる。燃料として利用したり、家づくりの際の材料にしたり、火薬をつくるための硝石の原料としたり、健康診断に利用したりということは知っていたが、ほかにも、皮なめしや鋳物づくりの際に利用したり、洗濯に利用したりということは本書を読んで初めて知った。また、ロンドンなどにも江戸時代の日本のように肥の汲み取り人がいたというのも興味深かった。
 人間や動物がものを食べたり飲んだりしたら、必ずうんこやおしっこをする。つまりは人口の多いところや家畜の数が多いところほど資源が豊富であるということである。これは、人口や動物の数が増えれば増えるほど、資源的には有利になるということで、なかなか面白い。もしかすれば世界の人口増加の解決に、うんこやおしっこが一役買うののでないだろうか。
 ただ問題もある。悪臭の問題はすぐ思いつくが、寄生虫や感染症などの衛生面の問題があるのだ。この本の中ではそういった面には触れられていないが、うんこやおしっこがただ臭いもの汚いものという思い込みを払拭するにはいいと思う。

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うんこ、おしっこがこんなに役に立っていたなんて。肥料や健康診断くらいは知っているが、武器や皮なめし、化粧品、飲料、絵の具、紙、等々。実に多様な使われ方をしてきたことを知る。これは、まさしくうんちく本。

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この本はすごい! とってもとっても興味深くて、面白かった。勉強になりました。
中身の表現やイラストすべてが、汚くなくて、それどころか、愉快な清潔なティストで仕上げられていて、ちっとも変じゃなく、そう、科学的な子どもむけの専門書となっている。
読めば読むほど、おどろくというか、へー! そうなんだー! と驚嘆してしまう。
ウンコ! オシッコ! とおバカ騒ぎしていた男の子たちにこそ是非、読んでほしい。あっという間に夢中になって、今まで口にしていたことに恥ずかしくなってくると思うなあ。ウンコドリルとか、おしりたんていファンたちにも是非是非、読んでほしいよ。
ひとつもったいないなあと思ったのは、分量が多すぎること。
2巻とか3巻とかにわけて出してほしかった。まあ、翻訳本だからそうはいかないのは重々承知なのですが。じっくり読んで、完読するのに、子どもたちにとってはかなり時間がかかる。読み終える快感が得にくいかも。だって、早く読み終えて、人に自慢したい、話したいと思うじゃないですか。それに、いざ得た知識を披露しようとしたときには、中身が濃すぎて、読んだところを忘れてしまうことも起こるかも。
いや、とにかくこれはもう、この本の内容が非常に贅沢だってことなんですけどね。名著ですね!

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【うんこおしっこ大研究】

この本は、汚そうなイメージですが、

うんこやおしっこなどを研究し、それについてね豆知識や再利用のやり方などがかかれた内容でした。

うんちやおしっこを資源として利用してきた歴史などみることで

どんなものでも大切にする心掛けが学べました。

イラストが可愛く、内容がぎっしりな本です。

大人も楽しめる絵本でした!!
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絵本のつもりで開いたら、独特の面白い表情をしたたくさんのキャラクターと共に細かい字でめちゃくちゃたくさんのうんこおしっこ情報が満載で驚いた。肥料に使える・・・くらいしか思いつかなかったけれど、歴史的にこんなにたくさんの用途に使われていたとは!今振り返ると驚くけれど、当時の技術や環境や考え方では、そこにあるものを使う、それが当たり前だったのだろう。エネルギー問題が取り沙汰される昨今、もっともっと利用価値が出てくるかも?
地方都市に行けば、浄化槽を設置してバクテリアの力で分解したり、汲み取りトイレだってまだ健在です(汲み取る時はやっぱりそれなりに匂う事が多い)。今や清潔な環境に住み、すぐ流しちゃうから見えないけれど、自然なことです!

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