いいな「じぶん」!

「いいな「じぶん」！」の詩を英語表記も併訳で、世界の子どもたちへの発信です。たったひとりの「自分」の存在を、お互いに認め合うこと。自分をだいじだと言い切れること。「自分」と「自分」が「いいな！」という関係でいられるようにという願いがストレートに伝わります。長年くすのきしげのりさんが子どもたちと読んできた詩に込められた励ましでもあります。自己肯定感は、子どもの成長には絶対に必要なもの。自分らしさを認めてあげられる唯一の自分を大切に思えたら、それはとてもすてきなこと。

個性を大切に、自分らしさを大切に・・・
子供たちに大切にしてほしい価値観。でもそれを実際にどう身につけるのか、それは大変なこと。みんな同じことを同じようにできるように、という、ある一定の尺度がないと目当てが作りにくいから。管理しにくいから。

自分らしくあることを大切にできれば、みんながそれぞれ自分、なんだ、まだ会ったことのない世界中の全ての人が、自分と同じように、じぶん、みんなを大切にできるように、を伝えたい、英訳つきの絵本。

じぶんは宇宙にひとりで、他の誰でもない大切なひとりだということが一冊の絵本の中に詰められています。文はとても短かくわかりやすいことばなので小さな子どもにも伝わりやすいと思います。園や小学校での読み聞かせにとても良いと思いました。

じぶんっていいな、って私が考えられるようになったのいつからだろう。
自分は自分でほめてあげる、他人を他人でありのまま存在を喜べたのいつからだろう。
この本は、自分にも素直他人にも素直、いいとこを見る以外の雑味がなく、
そういう視点で物語を通して感じると、とてもハッピーなことに気が付く。
こんな風にみんなの周りもシンプルに認め合って生きられたらいいなと思いました。

植物、動物、世界のみんながハートを持っている絵を見ると心が穏やかになり
このような世の中になって欲しいと思います。

まずは「いいな、じぶん！」って、言ってみようか。
ねぇ、どうかな？エネルギーが湧いてこない？
大人のわたしは気分が明るくなったよー