一流シェフのレシピ大全

いつもの家庭料理をレベルアップしたい。難しい材料は用意したくない。プロの料理人に教わってみたい。そんな願いが家で叶えられる一冊。様々なジャンルの東京の名店のシェフが基礎から美味しさアップの極意を伝授。プロこだわりには理由がある。

テレビや雑誌でよく見かける有名なシェフたちが並んでいて、親しみやすいです。中学生くらいからなら読んで実際キッチンに立てそうかも。私が一番見たかったカレーのページが確認出来なかったのは残念でしたが、それは店頭で見るとして。表紙の色味も重厚感や高級感があって素敵だと思いました。

写真が多く手順も細かく説明があって、難しい材料も必要としない、料理初心者でもベテラン勢でも台所に立つのが楽しくなりそうな指南本です。
料理の鉄人をリアルタイムで観ていた世代なので道場さんが載っていらして（もう91になられているということも現役でいらっしゃるということも驚き）それだけで感動してしまいました。
普段仕方なくキッチンに立っていますが、炊飯器を3等分したご飯の調理の仕方や天ぷらの卵水の作り方など、知らないことが多くて目から鱗でした。
お肉やお魚につい火を通し過ぎてしまうので、見極めのコツなども載っていて嬉しい一冊でした。
あぁ、早速やってみたい。うずうずします。
まずは包丁を研ぐところから始めたいと思います。

うーん。
目次は作ってみたいレシピ名が並んでいるのだが、ダウンロード版にあるのは、昭和の料理本にあるような、米の炊き方、出汁の取り方、ホワイトソースの作り方など、よほど時間と労力に余裕のある人じゃないと難しいかな。簡単、楽、早を教えてほしいです。
本格的なのはお店で食べたいです。

個人的に和食のシェフがいちばん人数揃っていたのが嬉しかったです。
異国の料理まで、こんなにしっかり丁寧に、また別々のシェフの視点を揃えたレシピ本が過去にあるのでしょうか。わたしは初めて見た気がします。とても読者思いかつ、シェフの情熱を感じられます。

一流シェフ、と銘打つだけあって、本当に名の知れた方々のレシピが載っているので説得力があります。ホワイトソースとか、もったりしていておいしそう。単純なものほど難しいので、そうそう再現はできないかもしれませんが、読めたページだけでもかなり丁寧なつくりになっているので、料理に詳しくない人でも、気になる者から作ってみようと思えて、挑戦しやすいのでは？と思いました。

各ジャンルの有名料理人達による、料理指南書。
ひとつの手順ごとに写真があり、とても丁寧でわかりやすいです。
料理だけでなく、出汁についてなど、料理に関する解説もあるのがとても良いですね。
この1冊があれば、各ジャンルの料理を網羅できるので、持っておいて間違いない本だと思います。