やせいのママ
フィリップ・バンティング
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刊行日 2022/04/15 | 掲載終了日 2022/05/02
ハッシュタグ:#やせいのママ #NetGalleyJP
内容紹介
キリンにコアラ、ザトウクジラ…、16種のママが登場。かしこく、たくましく育ってほしいから、ママは毎日おおいそがし! 野生動物のおどろきに満ちた子育て方法を、ユーモラスに描きます。
キリンにコアラ、ザトウクジラ…、16種のママが登場。かしこく、たくましく育ってほしいから、ママは毎日おおいそがし! 野生動物のおどろきに満ちた子育て方法を、ユーモラスに描きます。
出版社からの備考・コメント
250 × 250 ミリ ・24ページ
堀江里美 訳
250 × 250 ミリ ・24ページ
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784759822533 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
「メス」と「オス」の2つの種類があって、それぞれが、「ママ」になり、「パパ」になることで、命が続いているのですよね。なかには、生まれてからひとりで大きくなるような生き物もいるけれど、おおよそ、赤ちゃんは守ってもらわないと生きていけない。そこで、子育て。メスとオスの進化形の、「ママ」と「パパ」が生まれます。
「パパ」はまだしも、「ママ」は、身近な動物の猫を見ても、犬を見ても大変です。
そう思っていtも、この絵本に登場する「やせいのママ」さんたちは、やっぱりすごい!知らない情報が次々に紹介されています。事実だけ聞くとちょっと消化しにくい内容でも、どこか呑気なフィリップ・バンティングさんの絵の包容力でちゃ~んと心に残るから、すばらしいです!
思えば、産卵に帰ってくるウミガメさんはみんな「ママ」。気づきもしなかった。
コアラは、生まれつき他の動物には有害のユーカリの葉を食べられるわけじゃなかった。そこには「ママ」からのスペシャルなおやつが・・・!
「ママ」はや~っぱりすごかった。これはホント人間もそうですね。一生懸命さ、一途さは、やせいのママも、人間のママもおなじ。もちろん頭は使うけれど、何より心と体が自然に動く。そして、無償の行動みえて、じつは、そこには深い喜びが。だから、きっと「ママ」は子育てはやめらんない! 「あなたのママはどんなことをしてくれる?」いや、「あなたのママはどんなことをしてくれた?」これを機会にちょっとだけ思い出してみたいですね。ありがとうございました。
すてきなママになれるのはにんげんだけじゃない。
とはじまる。
すてきな言葉だけど、現実はそう甘くない。たとえば、こう始まる。バンドウイルカの赤ちゃんは生まれてから一ヶ月間ずっと起きているから、おかあさんも眠らずにがんばるんだ。一ヶ月も眠らない赤ちゃんのママってどれだけ大変なんだろう。
動物たちのお母さんの知られざる生態、をかわいくてユーモラスな絵柄で色々見せてくれる。
きみのママはどんなことをしてくれる?という問いかけで終わる。これは結構怖い問いかもと笑いながら少し笑顔がひきつる。
子どもを一生懸命育てる動物のママたち。16種類の動物を取り上げ、さまざまな工夫をしながら子どもを産み、守り、教え、育てていく様子を、人気絵本作家のフィリップ・バンディングがユーモラスでほのぼのとした可愛らしいイラストで描く。ひらがなとカタカナのみで構成。
『やせいのパパ』とともに。パパ編より珍しい動物は少なかったですね。しかし、パパ編同様、子育ての方法の巧みさとその方法の必要性がばっちり見えて、感心させられます。どうしてそういうことをするのか?にはちゃんと理由があるのです。子どもたちを安全に、かつたくましく育て上げるためにとことんがんばるその姿、やっぱりちょっと物語を見てしまいます。
「やせいのパパ」のママ編 。
動物のお母さんと子の関係を描いた本はこれまでにも多く出版されてきたが、この本はパパ編と 同様、その動物の習性や生態を通じて親子の関係を描いている。動物の世界ではパパとママの 区別はないが、あえて分けて描くことによって子育てにおいてそれぞれに役割があり子育てにとってどれも欠くことができないことを伝えてくれる本だ。 私たち人は子育てにおける役割りをキチンと理解しているのだろうか?読んだ後、自分にそう問いかけた。
この絵本、大好き。
まずはたくさんの動物たち、ちょっとマイナーな動物たちもふくめて、知られざる生態を楽しく紹介していきます。
そして、ママの愛情深い子育てに焦点を絞っているので、読んでいて心のなかがあったかくなってきます。
ちょっとかわった子育ての工夫もあって、きっと子どもたちは大喜びするのでは。
最後の頁の遊び心ある絵は特に素晴らしいですね。
タイトルと表紙絵から、この本の良さが十分につたわるのかなあ? ちょっと心配はあるのですが、おすすめしたい絵本の登場だと思いました。
あっ、「やせいのパパ」というのもあるんだ。読んでみますね。