わが家は幽世の貸本屋さん7
胡蝶の夢
忍丸
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刊行日 2022/04/20 | 掲載終了日 2022/08/08
ハッシュタグ:#わが家は幽世の貸本屋さん #NetGalleyJP
内容紹介
シリーズ累計7万部突破!
王道のあやかしファンタジー!
幽世の皆にまた会える!
貸本屋シリーズ、初の短編集!
☆ ☆ ☆
校了前のデータを元に作成しています。 レビューなどでお話の真相やオチについて本文を引用する際には、発売後の製品版をご利用ください。
(発売までの改稿で差異が生じる可能性があります)
また、発売日前の「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※発売後であれば問題ありません。※※
☆ ☆ ☆
【あらすじ】
大団円を迎えた貸本屋シリーズ、ファン待望の短編集!
金目・銀目や遠近など、幽世を生きるあやかしたちが、それぞれの視点で描かれた7篇。
夏織と水明のその後と交錯しながら綴られるそれぞれのエピソードは、貸本屋さんシリーズを本当の結末へと導いていく――!
巻末には、特典やWEB掲載のために執筆された数々のショートストーリーの中から選りすぐりの3篇を大幅加筆修正の上、特別収録。
出版社からの備考・コメント
恐れ入りますが『マイクロマガジン社 販売部』まで直接お問合せをお願い致します。
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恐れ入りますが『マイクロマガジン社 販売部』まで直接お問合せをお願い致します。
おすすめコメント
異種族間の親子の情愛をテーマにした本シリーズは、
こんな時代だからこそ読んでもらいたい
愛情あふれる物語です。
装画を手掛ける六七質先生のイラストは、幽世という常夜の不思議な空間を見事に表現しており、
これら幻想的なビジュアルは海外でも評価され、続々と翻訳版が刊行されています。
貸本屋さんシリーズの骨太で奥深い設定、感情を揺さぶる物語は、
映像メディア向けの作品と言えるでしょう。
コミカライズ、映像化などメディア展開も絶賛受付中です。
ご興味のある制作会社関係の方、メディア資料もありますので、ぜひ、ご連絡ください!!
◎最速応援レビュー紹介
◆喜びと嬉しさが詰まった読了感でした。
幻想的な光と若干の不気味さを含んだ仄暗さのもとで描かれる話は爆笑必至や、驚きの新キャラ登場と嬉しい広がりです。
そして切なさを含んださらなる大団円……。たっぷりと堪能できました。(書店関係者)
◆どのお話も面白かったです。個人的には「男たちの挽歌」「陰日向に笑う」が好きです。
しっちゃかめっちゃかで、〈賢者の書〉にも笑いました。
ぬらりひょんも良い味出してますよね。飄々としたところは大好きです。(書店関係者)
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《特設サイト応援レビュー募集期間》
~2022年4月11日午前10時
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出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784867162767 |
本体価格 | ¥690 (JPY) |
関連リンク
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
嬉しくもあり寂しい気持ちもあったシリーズ完結後に短編集が出ると知り早速読ませて頂きました。
完結から少し時間が経ち夏織ちゃんをはじめとする登場人物達が成長している様が見られてとても楽しく読むことが出来ました。
自分を見つめ直したり子供から大人に成長したり親になったり、時間の経過ってこういうことだよねと共感する部分もありました。
シリーズ大好きだったのでまた読むことが出来て嬉しく感じました。面白かったです!
温かで優しくて、読んでいる私は読者ではなく、名もなき登場人物として作品の中で、夏織たちを見ていたような、そんな錯覚をするほどに、描写が細かくストーリーに入り込める素敵な作品です。
この物語は、全員が主人公、脇役ではなく主人公がたくさん。
私はこの作品に揺さぶられ、作品の変化(成長)に心奪われ、あたたかな時間をいただきました。
何かに気づき、心揺さぶられて慣れてしまう、その積み重ね、それが多分人生、深い、ほんと、忍丸先生の紡ぐ言葉は心に染み入ります。
にゃあさんの布団へのいざないをお断りするのは辛いですね。
夏織の名前にはたくさんの愛があることを知り、男たちの晩夏、ここは笑いの章でした。金目ごめんね。銀目はすでに染まってると思います。
メンズ○○、ちょっと読んでみたいです。
誰かがそばにいることは当たり前ではなくて、そばにいてくれる人は多い方がいい、それは貴重で尊いそのことを改めて考えさせられました。
物語の中の言葉ひとつひとつをとても大切に思って、話に乗せている忍丸先生の作品に惹き付けられて離れられないのはそこだと思います。変化を恐れず流されず、自分で受け止め、心で感じて、成長していきたいです。あやかしと人との心暖かい物語は、私のこれからの人生のバイブルとなりました。
その後の知りたかったみんなのストーリーが語られていて主役がたくさん、これも短編集の醍醐味ですね。
短編集なのに、こんなに濃い内容とは本当に何度でも何度でも読みたいです。
そして、1巻のせみさんのところ、読み返しました。
夏織さんは東雲さんから引き継いだ貸本屋をしっかりと守っています。隣には水明の薬局もできて、2人は前途洋々です。
金目銀目は大人になってからは別の道を選んだけど、やっぱり仲良しなのは変わりなしです。ナナシはやっぱり頼りになるし、にゃあさんもクロもそれぞれのペースで助けてくれます。
河童の遠近さんとぬらりひょんさんの2人が新橋の屋台で飲んでいる話は面白いですね。(陰ひなたに笑う)
さすがだなと思ったのは、夏織と水明の子どもたちのお話(初めてのお手伝い)です。幼いながらに、あの両親にしてこの子たちありという感じで微笑ましいですねぇ。
このシリーズの登場人物(といってもほとんどが妖怪だけど)たちが、いろんなところに登場してきて、それぞれに頑張ってるんだなって、懐かしい友達に会ったような気持ちになってしまいました。
この本で、本当に最後なのかしら?
また、貸本屋さんの話を読みたいな。その時は、子どもたちが主人公なのかしら?
この本で、初めてこのシリーズを読みました。幽世の舞台設定は、現し世に疲れてるときのほどよい心の逃避場所になります。くたくたの現し世から、本の世界に心を逃したいときに、ちょうどよいなと思いました。登場人物たちも色んな背景を抱えているようですが、ここではその葛藤にはあまり踏み込まれず、生々しい感情を抉り出されないのも、くたびれている今に、ちょうどよかったです。
それぞれのその後が短編形式で描かれている。貸本屋を香織が守っていき、息子が引き継ぎ幽世の貸本屋さんは続いていく。それぞれの道を歩みながら変わらないところもありとても良かった。外伝でもいいのでこのシリーズをもっと読みたい。
現世と幽世、人とあやかしを結ぶ絆を描いた大人気シリーズの短編集。
完結後の夏織と水明が築き上げた家族の話に加え、幼馴染みの双子やお馴染みのあやかし達の心の裡が覗ける、本編とは別視点のファンブックの様な作品。果てしない時間を生きるあやかしと、限られた時間しかない人間との交流を可能にした、互いへの思い遣りをシリーズを通して強く感じた。人間より短命なペットとの関係性に凄く似ている。たとえ長く生きた内の一握りの時間だったとしても、忘れ得ぬ貴重な経験を共にした仲間。種族、血縁、過ごした期間など全て吹き飛ばす濃厚な愛が盛りだくさん。
一味違った面白さがクセになる「男たちの晩夏」がイチオシ。