池上彰の行動経済学入門

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刊行日 2022/03/17 | 掲載終了日 2022/10/13

ハッシュタグ:#池上彰の行動経済学入門 #NetGalleyJP


内容紹介

「働く君に伝えたい本物の教養」シリーズは、「知識をあなたのモノにする入門書」です。シリーズ第一弾として、池上彰氏監修「行動経済学」、佐藤優氏監修「地政学」を二本立てで発売します。気になったことから気軽に読めるように、イラストや図解を使い、見開きで読みやすくしました。


【池上彰氏監修『行動経済学』 「人は、なぜそれを買うのか?」マーケティングやビジネスに役立つ最新経済学をわかりやすく解説。】

人間の行動心理を読み解く「行動経済学」は、マーケティングやビジネスに役立つ知識として話題です。身近な事例から、行動経済学を読み解いていきます。


・売上を上げたいなら、二択より三択!

・損切りができないのは「サンクコスト効果」のため?

・なぜイケアの家具は、愛着がわくのか?

・政治にも利用される「バンドワゴン効果」とは?

・意思を決定するのは「直感」!?

・人を操る魔法の理論「ナッジ」とは?


【監修:池上彰(いけがみ・あきら)】

1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年NHK入局。1994年から「週刊子どもニュース」のお父さん役を11年務め、2005年よりフリージャーナリストとして活動。世の中のしくみや難解な出来事を、ユーモアを交えつつわかりやすく解説し、テレビでも大人気を博している。

著書に、ベストセラーとなった『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』『世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本』(いずれも監修、学研プラス)ほか多数。

「働く君に伝えたい本物の教養」シリーズは、「知識をあなたのモノにする入門書」です。シリーズ第一弾として、池上彰氏監修「行動経済学」、佐藤優氏監修「地政学」を二本立てで発売します。気になったことから気軽に読めるように、イラストや図解を使い、見開きで読みやすくしました。


【池上彰氏監修『行動経済学』 「人は、なぜそれを買うのか?」マーケティングやビジネスに役立つ最新経済学をわかりやすく解説。】

人間の...


出版社からの備考・コメント

「実際の人間の動きを理論化した行動経済学は、『人間とは何か』を追究する学問。だからこそ、ビジネスにもプライベートにも役立つ理論といえるのです。(はじめに より引用)」

「人はなぜ『限定』に弱いのか?」日常生活から時事問題まで、身近な疑問をわかりやすく解説。ビジネスに役立つ「本物の教養」が身に付く入門書です。佐藤優氏監修「地政学」も同日発売。2冊合わせて読めば、最近の「わかったつもり」のニュースもなくなる!

「実際の人間の動きを理論化した行動経済学は、『人間とは何か』を追究する学問。だからこそ、ビジネスにもプライベートにも役立つ理論といえるのです。(はじめに より引用)」

「人はなぜ『限定』に弱いのか?」日常生活から時事問題まで、身近な疑問をわかりやすく解説。ビジネスに役立つ「本物の教養」が身に付く入門書です。佐藤優氏監修「地政学」も同日発売。2冊合わせて読めば、最近の「わかったつもり」のニュー...


おすすめコメント

「知識」を知ったかぶって、いないですか?「働く君に伝えたい本物の教養(リベラルアーツ)」シリーズは、「知識をあなたのモノにする入門書」です。


★こんなあなたは要注意!説明できますか?

「SDGs」「エシカル消費」「フェアトレード」

…うんうん、聞いたことはある。最近ニュースで話題だよね。

「クラウドファンディング」「サブスクモデル」

…お金の使い方も変わったよね。サブスクは使ってるかな。クラウドファンディングは聞いたことあるけどやったことないね。


★一つのトピックを見開きで解説。イラストや図解を通じてわかりやすく。

★身近な事例を通じて、行動経済学の基礎的な理論を学ぶことができる!


「知識」を知ったかぶって、いないですか?「働く君に伝えたい本物の教養(リベラルアーツ)」シリーズは、「知識をあなたのモノにする入門書」です。


★こんなあなたは要注意!説明できますか?

「SDGs」「エシカル消費」「フェアトレード」

…うんうん、聞いたことはある。最近ニュースで話題だよね。

「クラウドファンディング」「サブスクモデル」

…お金の使い方も変わったよね。サブスクは使ってるかな。クラウドファ...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784054068513
本体価格 ¥1,345 (JPY)

NetGalley会員レビュー

伝統的な経済学は、人は利己的で合理的な判断をするもの・できるものと言う前提で組み立てられてきた。しかし、人は必ずしも利己的・合理的ではない。そうでない場面もたくさんあるだろう。人には心というものがあるのだ。心は必ずしも利己的・合理的ではない。この心の問題を経済学に取り入れたのが、行動経済学である。
 ひとつ注意したいのは、伝統的な経済学も、行動経済学も一つのモデルにすぎないということだ。だからおのずと適用限界があり、何でもそのモデルが当てはまると言う訳ではない。しかし、世の中には一つのモデルにこだわり、それが絶対だと主張する向きもある。まるで宗教の狂信者だ。
 読者はどのような場合に伝統的な経済学を使えば良いのか、このような行動経済学を使えば良いのかを考えながら読めば、知的な能力が伸びることと思う。

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行動経済力について、わかりやすい事例を通して学ぶことができました。


私たちの思考は、
熟考型思考(システマティック)と即決型思考(ヒューリマティック)に分かれる。
一説によると、人は1日に約5万回も意思決定をしているそうです。

日常的に判断すべきことは、即決型思考(ヒューリマティック)で
パッパッと軽やかに処理をしています。

この即決型思考(ヒューリマティック)を論理的に理解することが
行動経済学において大切になります。

興味深いケースを2つ紹介します。

CMや広告が、実はネガティブな情報にあふれているのはなぜ?
⇒「人は損をすることに敏感だからこそ、デメリットを訴求する方法は有効(P41)」
だからである。


返金保証付きのサービスや商品が有効なのはなぜ?
⇒一度手にしたものは手放したくないという心理の「保有効果」と
ここまで続けてきたのにやめられないという「サンクスコスト効果」も作用するから

私たちや身の回りの動きが、
どういう理論の元で動いているのかを興味深く見ることができました。

のり@本が好き倶楽部

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行動経済学のことがわかりやすく解説されている。今までの経済学とは違い「利他」や心理学などが盛り込まれていて興味深い。イラストも多く、10代でも理解できるようになっている。最近の経済学の一端を知ることのできる本。

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見開きで説明が完結かつわかりやすい言葉で書いてあり
イラストもあるので、読みやすく、
入門書にはうってつけです。

本の中で書いてある行動には
自分もそうしていた…。
なるほど、こういう原理だったのか!!
と、理解を深めることができました。

入門編の次のステップも
池上彰さんの執筆で読みたいです。

青い色が蛍光色で読みにくいと思いましたが、
本を購入して読むと紙では蛍光色ではなかったので
普通に読むことができました。

この本は電子書籍より紙の本の方が
読みやすいと思います。

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【池上彰の行動経済学入門 (働く君に伝えたい「本物の教養」】

普段のふとした行動には理由があった。

そんなことがわかる一冊です。

松竹梅の三つがあると、竹が選ばれやすかったり、

値下げと書いていたら、もとの値段と比較してかなりやすくなっていると勘違いしたり、

クラウンファンディングが成功した理由は他人の利他に自分の喜びを見いだしていたり、

行列店にはなぜかついつい並んででも入ってみたり、

ファーストフードにいくと、ついセットメニューを選びがちになったり、

CMでみたことがあるとつい買ってしまったり、

インフルエンサーのレビューにひかれたり、

あぶく銭ほど散財してしまったり、、、

実はこれらの行動には理由があります。

そんなことがたくさん学べる本でした。

#池上彰 さんの説明は、

やっぱりわかりやすく、おすすめです。
.

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行動経済学の入門書。心理学と経済学を足したような話し。だいたいの話しはどこかで聞いたことがあるものばかりだった。面白く感じたのは、人間の決断のプロセスかもしれない。長期的思考と短期的思考。短期的な思考は自動的に近い決断プログラムに思えました。こんな風に外界の情報が無意識のうちに刷り込まれていたのに驚きです。売上を上げたいなら、二択より三択!という話しも面白い。松竹梅の話し、うなぎ屋とかの。人は極端を避ける傾向があり真ん中を選びがち。選択肢が3つというのはベストなセレクトだったということだ。

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行動経済学は、分かっているものもあれば、言われて確かにそうだよ思うものもあり、それを経済学として捉えるというもので、身近でもあり、実生活に役立つものも多いため、それを読みやすく本にしてあって、誰にでもお勧めできます。

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ビジネス書ですが、万人向けなのでは。難しい心理学の用語もイラストもあってわかりやすいです。
コース料理、つい真ん中を選んじゃうし、¥298も大好き。このゴールデンウィークも3点¥○のカタログに目を奪われていました。営業の人ってこういうことを熟知しているのだなあ、と感心してしまいました。

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行動経済学の入門書。身近な例がたくさん挙げてあるので、なるほど、という気づきが多く、とてもわかりやすい。従来、経済学には人間は合理的な行動をとるもの、という前提があったが、脳研究、心理学などの最先端研究の発達とも相まって、人間のとる行動は必ずしも合理的ではない、という発見。
○○効果、という概念が多数紹介されているが、詳細に立ち入ると複雑になるゆえ、さらっと、日常的な行動に照らして理解しやすいように構成されているので面白く読める。
大雑把に言って特徴的なのが
#損失回避性 得をした時より損をした時の方がダメージが大きい。ゆえにCMにはネガティブ表現や限定が多い。
#ヒューリステック
物事をざっくりとらえて、直感で判断する、意思決定プロセス。日常的な決断はこういう場合が多い。

こういうことを柱にすると、理屈では説明しにくいような経済行動が理解しやすい。また、戦略を立てる場合のヒントになる。

人は社会的動物である、ということ。
その一方で、同調していると安心(嗜好の例以外にも、例えば、避難を勧告する時にも、危険を強調するよりも、ほとんど人がもう避難している、とアナウンスする方が効果的というのは興味深い)、人と同じものは持ちたくない(流行のものはみんな持っているので逆に持ちたくない)、という全く逆方向の行動が見られる、というのも、なるほどだった。

鰻屋やさんなどである、松竹梅。選択肢二つの場合と三つの場合の結果は明らかに異なる。極端は避けられる傾向にあるため、こうすると竹が一番売れる。売りたいものは真ん中に置け。売り場では(売れることを目的とせず)わざと高い値段のもの、高級感のあるものを目に入るところに置け。そんな予算はそもそも想定していない人も、高い値段が目に入ると、金銭感覚が狂う、予算以上のものに手がでがち。販売戦略では当然組み込まれていることなのだろうけれど、知らないと、なるほど、となることが多くて面白かった。



参考:
ダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman、1934年3月5日 - )は、経済学と認知科学を統合した行動ファイナンス理論及びプロスペクト理論で有名なアメリカ合衆国(ユダヤ人)の心理学者、行動経済学者。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダニエル・カーネマン

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「行動経済学」は身近な行動やビジネスに直結することが多い。そのため経済学を苦手としている方々がいても、「行動経済学」となるとすんなりわかる人もいるかもしれない。しかし中には行動経済学の「こ」の字もわからない方もいる。もっとも「行動経済学」は学問的に紐解くよりも、ありふれたもの・ことを見ていくと、面白いように紐解くことができるようになる。本書は入門書としてありふれた事例がふんだんに盛り込まれており、どのように使えるのかがよくわかる一冊である。

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とてもお勉強になりました。
人がものを買う理由。
わたしはたくさんの人に本を届けたい思いから、人にものを買ってもらう理由を探りたくて読みました。
パーフェクトに理解できたわけでは全然ないけれど、思い当たるエピソードがある。社会人勉強におすすめです。

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行動経済学の入門書。
日常の中で知らず知らずのうちにとっている行動は行動学としてカテゴライズされている。
それを知らないままだと損することも!
いろんな人の心くすぐるしかけを行動経済学を知っていれば誰でもできるかもしれません。
人間の無意識の行動って面白い

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なぜ私たちは、道理に合わない行動をしてしまうのか?
人間は基本的に直感で意思決定をしている。
言い換えれば、行動は人の心でできている。
これら、さまざまな行動を解析し、具現化したのが行動経済学と言える。
行動経済学を理解し、自分の将来に生かせるように目標を立てる。
行動を知り、変えることで少し先の未来を予測する。

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行動経済学は、人間はほどよく合理的で、ほどよく自制的で、ほどよく利己的な行動をとることを前提とした経済学。本書は、イラストも多くわかりやすく書かれているので入門書にはちょうどいい。CM、店頭などでの意思決定は企業の手のひらで踊らされていることが多い。

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