トゥルークライム アメリカ殺人鬼ファイル
平山夢明監修 「トゥルークライム アメリカ殺人鬼ファイル」プロジェクト
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刊行日 2022/04/20 | 掲載終了日 2022/04/20
ハッシュタグ:#トゥルークライムアメリカ殺人鬼ファイル #NetGalleyJP
内容紹介
エフエム東京が運営する、ラジオアプリ「Audee」で放送中の番組「トゥルークライム」を基にしたノンフィクション書籍。
アメリカで実際に起こった猟奇殺人事件を取り上げ、事件の真相や犯人の人物像、背景となった社会の問題を分析していく。
番組のMCは、俳優の大谷亮平氏と声優の谷山紀章氏。またコメンテーターを、作家の平山夢明氏が務める。
2022年3月には、番組の新シーズンが公開予定。
エフエム東京が運営する、ラジオアプリ「Audee」で放送中の番組「トゥルークライム」を基にしたノンフィクション書籍。
アメリカで実際に起こった猟奇殺人事件を取り上げ、事件の真相や犯人の人物像、背景となった社会の問題を分析していく。
番組のMCは、俳優の大谷亮平氏と声優の谷山紀章氏。またコメンテーターを、作家の平山夢明氏が務める。
2022年3月には、番組の新シーズンが公開予定。
出版社からの備考・コメント
※書影はダミーです。
おすすめコメント
小説作品のみならず、書籍『異常快楽殺人』でも、1993年の発売以来順調に版を重ねている平山夢明氏。これらのファンに訴求できるような、ノンフィクション書籍としたい。
小説作品のみならず、書籍『異常快楽殺人』でも、1993年の発売以来順調に版を重ねている平山夢明氏。これらのファンに訴求できるような、ノンフィクション書籍としたい。
販促プラン
書店の皆様へ
★4月1日まで★
初回指定承ります。
販促素材から初回指定用紙をダウンロードしてご返送、
または
光文社書籍販売部 近藤、川原田までご連絡ください!(☎03-5395-8112)
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出版情報
ISBN | 9784334953065 |
本体価格 | ¥0 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
シリアル・キラーとそうでない者の違いは何なのか。持って生まれたものなのか、生きてきた環境の問題か。この本を読むと考えさせられます。ニュースで殺人犯の情報を見れば、おそらく100%の人が「極悪人」と感じると思います。このトゥルー・クライムの殺人犯たちも、犯した殺人だけを見たら同じ感想を持つと思うのに、生い立ちなどの情報を合わせてみると、100%殺人犯が悪いとは言い切れなくなる。どの人も犯した罪には同情の余地はないけど、生きてきた環境には同情の余地がありました。
実際に存在した連続殺人鬼の行った事件を事細かく記載され、なおかつ彼らの生い立ちや、当時の世情等も詳しく書かれており、また解説がとても分かりやすいので、実録事件が好きな方や、犯罪心理学等学ばれてる方はオススメです。
人間の「闇」を覗きたいと思うのは何故なのだろう。
アメリカの殺人鬼たちを扱った本書は、実際に発生した事件の詳細を、その陰惨さも含め包み隠さず描いている。また各事件に関する平山夢明の解説は、犯人の生育環境や心理学的見地など多方面に及び、とても興味深い。
各事件について詳しく知るにつけ、殺人鬼たちへの憎悪が募る。
同じ人間のやることとは思えない。
しかし、だからと言って、切って捨ててしまったいいのかという思いも生まれてくる。彼らを残虐な犯行に駆り立てたのは何だったのか。何が彼女らを殺人鬼にしてしまったのか。起きてしまった事件に目をつぶらず、その背景を知り、向き合い、考えることで、何か再発を防ぐ「希望」が見つかるかもしれない。
私は、その「希望」を見つけたくて「闇」を覗き続けるのだと思う。
想像を軽く超えるような事件が数多発生する現代。自身が「闇」に吞み込まれないためにも、一読しておくべき本かもしれない。
平山さんの興味と一緒で同じような悲惨な生育環境で育っても100人中100人が事件を起こすわけじゃない、寧ろ90%以上は真っ当に生きているのにこの人の何がそうさせたのかに興味があって見てるとニーチェの格言「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」が頭に浮かぶ。もしかしたら、恐怖や理解できないことを確認するために見てるのかもしれない。
犯罪心理学に大きな興味がある為、本書の対談でも名前が出たレスラー氏の著書を読んだり、ネット上でケースを読んだりするも、彼らなりの目的や動機、犯罪そのものや、言動にすら1㎜も共感出来ない。子供時代の虐待や、ネグレクトには同情出来るし、その様に自身の子供を扱う『怪物を生み出した』親達が居る事に嫌悪感を抱く。本書はケース・ストーリーと解説とで成るが、あまりにも有名な殺人鬼が取り上げられていた為、既に知っている内容だったが、恐怖と『何故?』の疑問は尽きない。この様な本をもっと出版して欲しい。
シリアルキラーとそうならない人との違いはどこなんだろう。
そう思いながら読みました。
辛い環境でも善行を重ねる人、成功を収める人、犯罪に手を染める人。最後まで読むとどこが分岐点なのかわかった気がします。
アメリカで実際に起きたシリアルキラーによる事件、それぞれの詳細を収録した一冊。各章末に平山夢明の解説付き。それぞれの事件の発端から結末まで、そして犯行が始まるまで犯人たちがどんな生活をしてきたかが淡々と述べられていく。筆致は淡々だけれど、そもそもが恐ろしく凄惨な事件なので、エグイものに弱い人は手に取らないことをおすすめする。そこらへんは自己責任で。
しかし、本当に、どの事件も理解しがたい。
大胆かつ杜撰。衝動的で執拗。
なんで何の得にもならない殺人という犯罪にこんなに熱意をもって取り組めるのか。汚いし臭いし疲れるし面倒くさいしリスク高すぎるし。人を殺すのってものすごく大変な肉体労働だと再確認した。
読了して感じたのは、「シリアルキラーには共通項何てない」ということ。頭のいいのも悪いのも無口なのもおしゃべりなのもイケメンも醜男も、いる。強いて言えばみんな劣悪な家庭環境で育っているけれど、序章で例に挙げられている通り過酷な子供時代を過ごしたって殺人者ではなく偉人になる人間もいるのだ。
「アメリカの白人にシリアルキラーは多い」とよく言われるけれど、その真偽はどうなのだろうか。
アメリカで実際に起こった猟奇殺人事件や連続殺人事件のレポート。事件を紹介するだけではなく、それぞれに平岩夢明さんによるわかりやすい解説と分析がついているのが面白い。同じ環境でも何故シリアルキラーとそうでない人に分かれるのか。どこが分岐点であるのか。その謎を解くために不可解な人間の深淵を覗いてゆく著書。
実際にいた犯罪者のノンフィクション。
なぜシリアルキラーになってしまう人がいるのか?
人間の恐ろしさには底がないのかもしれません。
なかなかヘビーな内容です。
ちょっと覚悟が必要かもしれません。