さよならの向う側2

i love you

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刊行日 2022/05/20 | 掲載終了日 2023/11/08

ハッシュタグ:#さよならの向う側 #NetGalleyJP


内容紹介

第5回未来屋小説大賞 第4位!
本屋大賞2022 第30位!
発売半年で累計2万部突破!
さらにTikTokクリエイターけんご・小説紹介さんの紹介で話題となった
前作『さよならの向う側』のその後を綴る、待望の続編!

※※注文書PDFも掲出中※※

☆ ☆ ☆

校了前のデータを元に作成しています。 レビューなどでお話の真相やオチについて本文を引用する際には、発売後の製品版をご利用ください。
(発売までの改稿で差異が生じる可能性があります)
また、発売日前の「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※発売後であれば問題ありません。※※

☆ ☆ ☆


【あらすじ】

「あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?」

亡くなった後、最後に一日だけ現世に戻り、
会いたい人に会える時間が与えられる不思議な場所、
『さよならの向う側』を訪れた四人の男女。

会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ、
という困難なルールのある中、
案内人に導かれ、彼らの選んだ最後の再会とは……?

「あなたは、『I Love You』をどう訳しますか?」

さまざまな人たちの最後の再会を描く、
「生きる」ことにまっすぐに向き合った愛の物語

第5回未来屋小説大賞 第4位!
本屋大賞2022 第30位!
発売半年で累計2万部突破!
さらにTikTokクリエイターけんご・小説紹介さんの紹介で話題となった
前作『さよならの向う側』のその後を綴る、待望の続編!

※※注文書PDFも掲出中※※

☆ ☆ ☆

校了前のデータを元に作成しています。 レビューなどでお話の真相やオチについて本文を引用する際には、発売後の製品版をご利用ください。
(発売までの改稿で差異...


出版社からの備考・コメント

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は、
恐れ入りますが『マイクロマガジン社 販売部』まで直接お問合せをお願い致します。

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恐れ入りますが『マイクロマガジン社 販売部』まで直接お問合せをお願い致します。


おすすめコメント

◆清⽔晴⽊先⽣

前作では、『⽣きる』ということとたくさん向き合いました。
今作では、『愛する』ということとまっすぐに向き合いました。
そしてたくさんの時間とありったけの想いを込めて書いた本当に本当に⼤切な⼆作⽬になりました。
『さよならの向う側』は、続編を読んでもらうことで完成する物語だと思っています。
感想をお待ちしています、よろしくお願いいたします。

◆編集担当

清⽔先⽣から続編の構想をいただいた時に、
これは『さよならの向う側』だけど新しい何かでもある、と感じました。
実際に読むと、案内⼈がいて⼆⼗四時間の案内をするいつものお話なのに、
全く違う驚きをもって読了することになるでしょう。
担当として今からその事を思うとワクワクします。
この作品が多くの読者へ届きますように。そう願わずにはいられません。

◆清⽔晴⽊先⽣

前作では、『⽣きる』ということとたくさん向き合いました。
今作では、『愛する』ということとまっすぐに向き合いました。
そしてたくさんの時間とありったけの想いを込めて書いた本当に本当に⼤切な⼆作⽬になりました。
『さよならの向う側』は、続編を読んでもらうことで完成する物語だと思っています。
感想をお待ちしています、よろしくお願いいたします。

◆編集担当

清⽔先⽣から続編の構想をいただいた時に、
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《拡材用の応援レビュー募集期間》
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NetGalley会員レビュー

続編!おめでとうございます!!前作は涙が枯れるほど泣きながら読んでしまい、次の日が大変でした…(主に顔面が)なので今回は感情を無にして読もうと思いましたが、ダメでした!!!第一話の月の光からダメでした!
前作同様、優しさが爆発しています!悲しみを癒すための優しさが大爆発!そんな特大の優しさに触れてしまって涙が出ないわけがないです。
美しいものが儚いように、この作品の物語全てが儚く美しいです!
誰かが亡くなったところから始まる物語なのに、悲しみ嘆くよりも、前向きな幸せな気持ちになれる素敵な作品です。
そして前作との繋がりやお話ごとの繋がりを発見する度に、亡くなった後でも誰かの心に響いていたり、誰かの助けになっていたりと、人と人との繋がりのあたたかさを感じました。
本当に本当に素敵な作品なので、たくさんの人達におすすめしたいです。i love youを繋げていきたいです。
続編を読む事ができて本当に幸せです。ありがとうございました!

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前作「さよならの向こう側」は、死を考えた時もっと生きている今を大切にしたいと思えた素敵な作品でした。

そして続編の今作。
愛が、家族への愛、恋人への愛が溢れていてどの話も泣きました。

特に第二話、愛する人の存在が感じるのに見えなくて、そのもどかしさがとても切なかったです。
見えないのに、どこかにいて見守ってくれている存在。大切な人を亡くした時にふとその人の存在を感じた感覚を思い出しました。

たくさんの人の想いが繋がっていく第三話。愛が溢れた繋がりでまたも涙腺崩壊でした。
そして彼が見つけた答えがとても心に残り、その答えを私も大切にしていきたいと思いました。

前作を読んで心動かされた人にぜひこの愛に溢れた作品を読んでほしいと思います。また読んでいない人もきっと心動かされる作品だと思います。

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「愛」と「ご縁」を描いた、涙腺崩壊間違いなしの感動作。ラストは幸せで満たされる待望の続編です。自分という存在が、大切な存在との「繋がり」が鍵となり、見ず知らずの人との新しい「縁」を紡いでゆく。そんな「ご縁」と一人一人の優しさが導く優しい世界。この世界は沢山の「愛」で満ち溢れていることを実感しました。私が I Love You を訳すならば「存在するはずの『私』という『星』が見えなくなってしまっても、『あなた』という優しい『太陽』が、この世界を照らしてくれると信じています」です。

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死による別れをテーマにした作品は沢山あります。
二度と会えない。その切ない気持ちは感動を呼びます。
この作品も、死による別れが舞台の小説ですが、他の作品と圧倒的に違うところは、そのルール設定のリアル感と、そのルールが"希望"をもたらすという点です。
死は怖くないのだ、という試みをした作品もいくつか読みましたが、希望を与える事に成功した小説は、前作を含めて、この作品しかないのではないでしょうか。
二度と会えないと思った人に再会…そういう夢物語ではなく、この作品を読んだ人は必ず、「自分の時はどうしようか」と思いを馳せるはずです。
素晴らしい作品をありがとうございました。

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この本触ってみてください!
あたたかくないですか!?

みんな死んでるのに、こんなにもあたたかい。これは心のお薬。
人のぬくもりや、愛するということをとても感じるお話でした。
どこへ行っても、もう会えなくても、人と人はきっと強い愛の絆で繋がっている。

愛する人の存在を感じながらも、その存在は目に見えない、その切なさに胸がぎゅっとなります。
そして、姿を見せられないけれども、愛という繋がりで必死に大切な人を守ろうとする姿に涙があふれました。

私も愛する人たちを守っていきたいと思いましたし、私も守ってもらえてると思うと、前に進む勇気が出てきます。

あたたかい。優しい。

今作も津田沼のユザワヤなど、またまた知ってるところが出てきて、ニヤニヤと千葉愛を感じますよ。

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この本を読んでいて、友人の話を思い出しました。その友人が、ある日タンスの引き出しを整理していたら、お父さんからのはがきが出てきたのだそうです。そこに書かれた字を見て、お父さんに長いことあっていないなぁって思っていたら、電話が鳴って、それはお父さんが亡くなったという連絡だったのです。もしかしたらこのお父さんは、さよならの向こう側からやってきて、最後のお知らせを遠くに住む息子のタンスの引き出しに入れていったのかもしれません。

 いつか死ぬということは決まっています。でも、いつ死ぬのかはわかりません。

 死ぬ前に言いたかったこと、やりたかったこと、そのための24時間をどう使うのか?わたしならどうするでしょうか?

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あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?
前作に続き、この問いに答える、「亡くなったばかり」の人々。今回は、想像を超えた最後の時間の使い方!その手があったか。
どの話もよかったけど、私はお母さんの話が好きでした。愛に溢れる素敵なご家族。
全体的に「愛」の話で、特に後半はもう、ラブストーリー。
例えば『余命十年』に、亡くなってからの話があったなら。
死後に「さよならの向う側」がある、というこの作品の世界観ならではの恋愛小説。

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死んでいるのに「生きたい」と思う気持ち。僕が訳したI Love Youは「君のために生きる」たとえ自分が死んでいても。
物語の中でも繋がる人と人。姿や形は見えなくても、大切な人への想いが巡り合わせてくれる。自分の集大成だった作品、大切な家族、もう会えないとわかっていても愛おしい君。その全てが見えない糸で繋がっていた。
前作との違いは「後悔しないため」に会うのではなく、限られた時間の中で「大切な人だから」こそ、これから先を前を向いて笑顔で歩んで欲しい。そのために会う。そんな想いを感じた作品でした。副題の「i Love You」がピッタリ。

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やっぱり2作目の清水さんも優しかった。
ずっと余韻に浸っていたい。
生まれ変わる前に現世に戻って最後の再会ができる。ただし自分が死んだことを知らない人にのみ、制限時間は24時間。というルールはそのまま。
1作目のあの人も出てきたり、今回は違う視点で書かれていたり。散りばめられた仕掛けにもドキドキしながら読んだ。
自分の中での"もしかして"が重なって確信になる瞬間も楽しい。
自分が最後に会いたい人は誰だろう。
可能なら桜の木の下に埋骨して欲しい。
ジョゼ〜は漫画しか読んだことないから原作も映画も見てみようとか
あの映画をまた観たくなったりとか。
やっぱりマックスコーヒーは当時からあのままの味で甘いのかなぁとか。
色々なことを考えさせられる作品だった。

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前作を読んだ時同様最後の章での伏線の回収が秀逸。
あれも、これも、こんなにもたくさんの「そうだったのか」がいつまでも心を震わせてずっとあたたかい余韻に包まれています。
無理難題だと思える「会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ」という高いハードルを易々と超える大きな「I iove you 」に今生きているわたしも大きな希望をもらいました。
この本は終わりの物語ではなく始まりの物語。
たくさんの人にこの本と出会ってほしい。

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さよならの向う側、続編。
もう一度、案内人さんに会えてとても嬉しかった。
己の死に戸惑い、やり残したことを悔い、愛する人達との別れを嘆く人たちの最後の場所。
『さよならの向う側』で、今作も案内人さんはそっと寄り添い手を差し伸べてくれています。
「愛」が儚くそして愛おしく描かれています。
たくさんの張り巡らされた糸を手繰り寄せるように、人と人との「縁」が描かれてもいます。
「さよならの向う側」を読み、生きるということ、愛するということを改めて見つめ直し、考えさせられました。
「i love you」私はやっぱりストレートに「愛しています」と訳したい。

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前作同様読みやすく、スラスラと読み終わりました。
そして何より、前作からの続きなので、あ!と思ったり、最後はほっとしたり。
前作よりも内容も凝っていたように思います。
普段読書をあまりしない方も読みやすいのではないでしょうか。

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死後、会いたい人に24時間だけ会える。ただし、会えるのは、まだ自分の死を知らない人だけ。
前作では、そんな難しいルールを守って、どうやって心残りなく最後の時間を過ごすのか、興味を持って読み進め、「なるほど、そんな方法が…」と面白かったが、2作目の今回は、どんなストーリーなんだろうと期待して読んだ。期待を裏切らないハッピーエンドばかりで、死を受け入れることは悲しいことのはずなのに、なぜか穏やかな気持ちにさせてくれた。

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前作に続き、生きていくにあたって、人との繋がりの大事さや有り難みをつくづく感じさせられた内容でした。
続編ともなると、前作と同じ流れで話が進むだけではないだろうなぁ、と少々意地悪染みた目線でいましたが、これまでの話がきれいに繋がっていき、どんどん話の中に引き込まれていきました。
ハッピーエンドとアンハッピーエンドのどちらが好みかと問う場面がありました。
この作品は死や別れがベースとなっている話であるにも関わらず、ハッピーエンドといえるのではないでしょうか。
読後しばらく心地良さの余韻に浸れました。

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昨年出版された『さよならの向う側』の続編です。前作の出版からまだ1年経っておらず、物語の設定や登場人物をしっかり覚えていたので、スッと入り込むことができました。今回もどの章も温かくて素敵な物語でした。
第一話、第二話はさよならの向う側に来た人とその家族の物語で、第三話、第四話は恋人たちのお話です。前作と同様に登場人物が少しずつ他の人と関係しているので、前作の音楽フェスの曲が出てきたり、第一話の息子さんや第二話の家族が第三話に出てきたりします。「袖振り合うも他生の縁」を感じながら、自分も案内人になった気分で登場人物を見守るように読み進め、ラストでは谷口さんの行く末も見届けて安堵しました。さよならの向う側へ行くその日まで、何気ない日々を大切に生きていきたいと思える作品です。

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感動の前作に引き続きさよならの向こう側。亡くなった時24時間だけ許される最後の再会。ただし、会う事を許されるのは自分の死を知らない人だけ。この難しい条件で、本当の最後の時間をどう過ごすのか?全てのストーリーが感動作です。生きるという事、愛するという事の意味を改めて深く考えます。忘れてしまいがちだけれど、今生きているという事、大事な人との時間をもっと大切にしようと改めて思います。新しい案内人さんたちの仕事も見てみたいです。

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さよならの向う側「2」という事ですが前作も読んでないのにこれ読みましたが結論的には何の違和感もなく読み進めました。
死んだ後に「誰と会いたいですか?」との問いかけ。
一話目の「月の光」の内容というか仕掛けにどこか既視感がありましたが話としては好きな部類です。
二話目の「明日への手紙」は一推しです。
遺書その1〜遺書その4。こんなんアリ??と思ってしまうけどお母さんの家族が笑っていて欲しいという思いがよく伝わる。
三話目の「Ilove you」も良い。
夏目漱石は「月が綺麗だね」、二葉亭四迷は「死んでもいいわ」と訳し、常盤がたどり着いた訳は「君のために生きる」。
これヤバいくらいに刺さりました。
最終話の「糸」は三話目とのセットで大団円ですねー。

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死後一日だけ現世に戻れるが、会えるのは【自身の死を知らない人】のみ。唯一の条件に試行錯誤し、愛する人に生きた証と、読み手に情緒を届けた人気作の第2弾。
前作以上に登場人物のアイデアが奇抜で、限られた時の活用法に個性が溢れていて微笑ましかった。視点をかえた「明日への手紙」では、遺された者の葛藤と強い絆が描かれていて、共通の感情の中での甘受の違いが浮き彫りになっていたのがとても印象的。
故人が悔いを遺さない様に見送った前作、いかに何を遺せるかを探求した今作。どちらも痛いほどの優しさが詰め込まれた愛溢れる作品。

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前作では大号泣してしまい、翌日目が腫れるという事があった作品だけに今作も大号泣の可能性があったので翌日予定がない日を選び読みました。
事前準備しておいて良かった。今作も大号泣でした。

今まで「死」という出来事が身近になかった私でしたが、ずっと一緒に住んでいる祖父が亡くなったあと「死=悲しみ」という気持ちしかありませんでした。

清水さんの作品を読んで「死」に対する私のイメージが変わりました。
悲しいはずなのにどこか暖かい気持ちにもさせてもらえる作品でした。
学校などで「命」をテーマにした授業などがあった時は、前作と今作を教材として紹介してほしい最高級の作品です。

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切ないのに、こんなにも優しい愛の物語があるなんて、何度も目がしらが熱くなりました。
誰にでも必ず訪れる死。それはいつだかわからず、もしかすると明日かもしれない。そしてそれは大切な人との永遠の別れを意味する。
もし今、私が突然死んだとしたら、絶望に引きずり込まれるくらい後悔に苦しむことばかりだと思います。
いつでも言える。いつでも本当の気持ちを伝えられる。人生においてそんなことはありえないのだと、さようならの向う側がなければ救われなかった人々の思いが気づかせてくれました。
生きているときにはわからないことがたくさんあります。
最後に後悔しない人生にするために、今できる限り悔いが残らないように生きることの大切さを教えてくれました。
死というテーマでありながら、思いやりと愛に満ち溢れ、あたたかい気持ちに包まれる作品でした。

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「あなたのためにいる」
前作に引き続き、亡くなった後に1日だけ今の世に戻れる奇蹟に縋る人々の姿を追う。
戻るたった一つの条件がぱっと見「むごい」とも思えるがその実、ずっと戻れるわけではないため吟味を重ねることで、その者の人生を丁寧に振り返り穏やかに着地させるためのとても穏やかで優しい条件なのではないだろうか。
自分の為、逢いたいその人の為と気持ちを通じ合わせることの大切さを丁寧に教えてくれるかのよう。
また案内人からも繋がる人との縁の不思議さ温かさも感じられる。
伏線回収とも言えそうな優しい驚きにも包まれる感動作。

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前作を読まずにいきなり今作を読んだ。 大切な人の死から始まる優しく愛おしい物語。 まるで心が洗われるようだ。人が人を想い、その想いが繋がっていく様子に声を上げて泣きたくなる。人の死はその人だけのものではないのだと、改めて気付かされる。 前作も読んでみたい。

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1巻が好きだったので、
2巻も読ませていただきました。
1巻と同様、こちらもとてもあたたかいお話。

自分の大切な人に会えなくても、
大切な人のために何が出来るのかを考えること、それを実行すること。

尊くて、素敵なことだと思いました。

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単なる続編ではない。人の優しさを感じ、心がほっと温かくなる作品


さよならの向こう側の続編。

人が亡くなった時に訪れる不思議な場所。

そこで案内人から声をかけられる。

「あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?」

ただ、一つのルールがある。
~会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ~

さあ、このルールの中での
案内人と訪れる人とのストーリーの第二弾。

普段小説を読まない私が、
なぜかこの物語には吸い込まれるように読んでしまった。

単なる続編と思いきや、
いい意味で裏切られました。

今回のテーマは「愛」といえるかもしれない。

読んだ後、人の優しさを感じ、心がほっと温かくなる作品でした。

のり@本が好き倶楽部

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前回話の設定に驚いた『さよならの向こう側』の続編です。
主人公が亡くなっていることを知らない人とだけ24時間以内に会えるというルール。
前回も良かったけれど、続編の方がより好きでした。「死んだらおしまい」と言われているけれど、そんなことはない。改めて学ぶこと感じられることがあって、未来がある。大好きだった世話人の谷口さんも出てきますし。お話の繋がりにも納得できました。

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死んでしまった後会えるのは自分が死んだことを知らない人。そんなの無理!と思うのが普通なのに、色々なパターンで出会い、そこから前に向かって生きていく。本当にこんな世界だったら良いなあと思いました。様々なパターンでも最後のお話が予想できなかったのに、最高のパターンで涙が止まらず。新しく案内人になった2人の活躍も読みたいです。

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前作のとにかく沁みる、涙が出る、とは少し違った印象で、さよならの向う側の活用方法の幅広さを感じました。くすっと笑わせてくれる場面も多く元気が出ます。
死んでからじゃ遅い、そんな後悔ってきっとたくさんあると思います。生きているうちに気が付ける数少ない方法はこの小説を読むことでしょう。

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これは前作を超えてきたという印象を持ちました。死んだらおしまい、ナッシングでありたいと思っているわたしですが、「さよならの向こう側」からこの世を見、会える人を考えることは、自分の人生を振り返らざるを得ないことであり、自分の生きた査証を得ることでもあるのだと気づきました。親子愛、家族愛、恋人同士の愛、愛の根本は皆通底するものがあります。心底相手を思う心がそれです。そして、自分が愛されていたと知った時、人はその人生を愛おしいものであったと確信するのです。案内人の出過ぎず、引き過ぎずのスタンスもすばらしかった。自分らしく精一杯生きようと考えさせられました。

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個人的に前作は少し物足りなさを感じたが、2作目となる本作は1作目との絡みがあり凄く面白かった。前作は亡くなった人からの視点だったが、本作は様々な視点から描かれていて、亡くなった人、残された人達の気持ちが伝わってくる。人は亡くなると『無』という考え方の私だが、『愛』や『思いやり』は残り、残された人の慰めになるのではないかと暖かい気持ちになった。本作から読んだ人には是非とも前作を読んで欲しい。両作未読であるなら1作目から読んでもらいたい。そうすれば120%楽しめる作品だ。

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読むほど奥が深くなるお話です。
前作を未読でも楽しめますが、読んでから今作を読んだほうが、話の世界観や登場人物のリンクをより楽しめます。
親子、家族、恋人…とても身近でよく知っているはずの人なのに、いなくなってから分かることもたくさんある。それは、その人がもういないこと、もう会えないという事実を突きつけられるようで、切なくて悲しい。でも同時に、大切な人の記憶を心の中により強く焼き付けることでもある。その人の優しくてあたたかい記憶をずっと持ち続けていられるのなら、とても幸せなこと。
そんなふうに感じながら読みました。
全体に小さな仕掛けが散りばめられていて、後で『あっこれは…』と気付くのが楽しくて、伏線回収好きにはたまりません。

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清水晴木さんが、前作『さよならの向う側』で伝えたかったこと。それは、きっと「生きる」ということ。
日々の煩瑣な出来事の中、あたりまえになりすぎて忘れたり、大事にできなかったリ、遠ざけたりした物や人。
・・・それをしっかり抱きしめ直して「生きる」こと。心から、「ありがとう」を今、ちゃんと伝えること。
だけど今回、清水晴木さんが、あえて続編を書かなきゃ伝えきれなかったと、強く思われたこと。
それは・・・i love you・・・
「月が綺麗ですね」と夏目漱石は訳し、「君の為に死ねる」と二葉亭四迷は訳した。
「常盤君だったら『I love you』をどう訳すの?」という、如月の問かけ。
すべての物語が、この『I love you』に注ぎ込まれていくようです。だから、この物語は最後まで、切なく、少し痛く、そして、あたたかな旅でした。”さよならの向う側 ” にいる主人公たちといっしょに、自分自身の答えを見つけるための、そして、それを深く深く心の底に染み込ませるための旅。
この物語が、” きれいなよく出来た物語 ” で終わることはありません。
きっと、たいせつな ” 自分自身の 『i love you』” に出会う旅になるから。
これは、今、まだちゃんと、ここに生きている、「わたし」と「わたしの愛したい人」とのこれからの物語です!
あなたが最後に会いたい人、いいえ、あなたが ” 今これから愛したい人 ” は誰ですか?ありがとうございました。

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前作は“生きる”がテーマで、今作のテーマが“愛する”と知って納得です。前作を未読の人は、先に前作を読んでいた方が楽しめますね。あの人の物語とか、知ってる方がグッときます。読んでいると、色々発見があってよかったです。今回も優しい話でした。

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2だからこそ!の、変化球に満ちた新作。愛と感謝にあふれた物語だった。タイトルにこめられた思いも今作でぐっと伝わる。短編作品のひとつひとつがラストに向かい伏線が回収される物語の構成に満足。ずっと、もっと、さよならの向う側の案内人に、人生の閉じ様を見せてもらいたいと思った。

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レビューが遅くなって申し訳ありません。
楽しみにしていた続編、前作に続き少しずつ重なって「その後の様子」が伺えるオムニバス形式が楽しみでした。
谷口さんが無事に次へ進めて良かった。そして、これはもしや第三弾が⁉︎
読ませていただき、ありがとうございました!

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さよならの向こう側ってなんのことだろう?と思っていました。1巻を読んでいなかったのですが、そんなことは全く気にならないストーリー展開でした。案内人さんがやってきて、思い残してきたことはないか、死んでしまってから、1人にだけもう一度会えるとしたら、私は誰に会いにいくのだろう?どんなことを伝えるのだろう。実際は肉体から魂が(魂も不確かなものだけど)離れてどこにいくのか誰も知らないし分からない。でも、実際に何かを伝えることができるとしたら、突然亡くなってしまった場合なんかは、とっても嬉しいかもしれない。
実際に父を突然亡くしたばかりなので、出てこないかなと思ってしまっています。

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前作の続編。
「さよならの向う側」を訪れる人々と案内人が織りなす物語。
別荘で孤独死した画家、妻に任せきりだった息子への負い目。
火事が起こって、明らかになるスマートスピーカーの正体と息子の思い。
認知症のばぁちゃんを通して、家族に意思を手紙で伝える母親が滑稽で微笑ましい。
そこからの連続2話が涙腺崩壊。
最愛の妻を亡くして投げやりになって亡くなる旦那。
それを見越した妻が取った行動から妻の思いを知る旦那。
生前に交わしたI love youの訳の答えは“君と生きる”
そして、妻との再会。
案内人になるふたり・・・エエ話や😭

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死んでしまった後にもう一度逢いたい人はいますか?
きっと誰でも一人はいるのだと思います。
死んだ直後、逢いたい人に会いに行ける。ただし、自分の死を知っている人には会うことができない。
なら一体誰に会いに行けばいいんだろう?
だからこそ会うべき人がいる。
そんなさよならの向こう側の物語

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大好きな小説の第二弾が出てとてもうれしいです。
最初のエピソードのパミリアに会いに行く絵描きのお父さんの話がすごく感動しました。
そしてこのお話を読むたびに思う。マックスコーヒーが飲みたくなる。
カップルで相次いで亡くなってしまったお話もすごくすごく良かったです。
死はとても悲しいけれどとても平等で、そして生というものは素晴らしいものなんだなあとあらためて思います。

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中島みゆきさんの「時代」とさだまさしさんの「道化師のソネット」が頭の中で流れた。もし、「I love you」を自分流に訳すとしたら、何かをするときいつもあなたのことを考えてしまう、かな。大事な人も家族も一緒の時間を気を置かずに過ごしていつも笑っていてほしいです。できれば、一緒に居られなくなっても。

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前作と同じように、この作品で纏めてられているのは、どれもまだ死の事実を知らない人と死者とを繋ぐ物語だ。
わたしは、「いつか」という言葉をよく使う。いつか、単身赴任の夫と一緒に暮らしたい。いつか、英語を勉強して海外旅行に行きたい。いつか、介護施設にいる祖母に会いに行きたい。
幸いにも、わたしはまだ死んでいない。彼らのように死を知らない人限定ではなく、会いたい人に想いを伝えられるチャンスが今はまだある。
この作品を読み終えて、わたしは祖母との面会を母に強く嗾けた。未だ「いつか」を実現させる時間が私には残っているのだということを、彼らの哀しくて愛おしい背中から教えてもらった。
コロナ禍で何もかも諦めがちな今こそ、読んでもらいたい1冊。きっと、あなたの「いつか」を実現する勇気をもらえるはずだから。

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前作の『さようならの向こう側』を読んでたくさん泣いていたので、今回は泣かないと腹をくくったが、第1話から泣いてしまった。
また、一人暮らしの人々についても考えてみたい。それは年齢に関係ない。孤独死も心配だが、一人で何とか耐えなければならない瞬間があって、その暮らしはさらに寂しくなる。
台風が上陸したその夜、外では激しい嵐が吹いていても、暗い闇の中でも一緒にそばにいてくれた存在。
その大切さを知ることができてよかった。
話も色んな人々の立場から展開されるのがよかった。
前作ではこの世を去る人の立場から書いてあった。しかし、今回は残された人々、家族、恋人など様々な人の目で描かれていくので、別れを受け止めて今を生きようとする姿が悲しいが美しく書いてあった。この本を読みながら、喪失感からまた生へ向かわせてくれた。
2年前、私たちに最後の挨拶をしたお父さん。私たちは元気に過ごしていると見守ってください。

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一作目とはまた違った目線で描かれていてとても良かったです。亡くなった母親の手紙を届け続けるお祖母ちゃんが出てくるお話が、とてもチャーミングで一番好き。後半に行くにつれて、登場人物達がそれぞれのストーリーに花を添えていて、ラストまで飽きませんでした。一作目はどちらかと言うと、一番会いたい人に会いに行けないと言う設定が強くて、切なくなるお話が多かった印象ですが、こちらは残された人達に焦点が当たっていて、心温まるストーリー展開がとても良かったとおもいます。

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大切な人を愛する気持ちがもたらす奇跡に出会える今作。前作とは少し違う切り口で話が展開していき、溢れる愛に心打たれ、感動の涙が止まらなかった。前作を読んでいなくても十分に楽しめるが、前作を読んでから読むことを強くおすすめしたい!!この優しく温かい世界観を存分に味わうことができるはず。いつ自分が旅立つか、いつ大切な人が旅立つか、誰にもわからないからこそ、大切な人との時間を過ごしながら、その時に感じたI love youを素直に伝えていきたい。
祝TVドラマ化!!今からとても楽しみ!!

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