アニメ『となりのトトロ』の挿入歌、井上あずみさんの澄んだ歌声が脳内で再生される。
知っている！OK！と思っていました。
ところが！杉浦さやかさんの明るいカラフルな絵を見ながら、歌いつつ行けば、なんと多くの風景と生き物たちが登場し、楽しげにみんなみんなで元気よく歩いていることでしょうか！？
光溢れる景色を楽しみ、友だちと行く喜びに胸弾ませ、ああこの子は生きていることをこんなにも享受しているんだなぁ！
子どもたちと歌いに歌った懐かしい歌、こんな形でまた出会えて嬉しかったです！

この歌には思い出がある！（有名な歌なので誰でもそれぞれの思い出があるだろう）あーるーこーあーるーこー。。まだ子供が幼く、保育園に通っていた頃、言葉もおぼつかなく調子も外れているけれど繰り返し繰り返し歌う。そして私の家族は何とこの歌を知らなかった。
あまりにもいえでリピートするからだったんだろう、友人に、息子がこればっかり歌うだけど、と漏らしたら「それ、トトロよ」という話になり、そのあと誕生日だかの機会にDVDを贈ってくれた、ことをすぐに思い出した。子供はこの歌と最初に出会って、そのあとで映画に出会ってそのDVDは繰り返し繰り返し見ました。

この絵本は、この歌詞そのものをお話しにしたもの。
この歌詞からこんな動物たくさんの世界が！
映画を離れて、新しく明るい散歩道の光景を味わわせてもらいました

大好きなイラストレーター杉浦さやかさんの絵本は、期待を上回る可愛らしさだった。現在１歳の娘にすでに何度歌ったかわからない「さんぽ」がより楽しくなるような一冊。登場する女の子や男の子がいきいきと突き進んでいく姿が微笑ましく、さんぽに出かけたくなり雪解けが待ち遠しくなった。