9割の社会問題はビジネスで解決できる
田口一成
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刊行日 2021/05/27 | 掲載終了日 2022/02/14
ハッシュタグ:#9割の社会問題はビジネスで解決できる #NetGalleyJP
内容紹介
【ビジネス書グランプリ2022ノミネート作品】
貧困、難民、過疎化、人種差別、耕作放棄地、フードロス、地球温暖化……
社会問題を解決するビジネス(ソーシャルビジネス)しかやらない会社、ボーダレスグループ。
著者が2007年に創業した同社は、いまや世界15カ国で40の事業を展開し、従業員は約1500名、グループ年商は55億円を超える(2021年4月現在)。
その大きな特徴は、「自分はこんな社会問題を解決したい」という志を持った起業家が集まる「社会起業家のプラットフォーム」であること。「40の事業」はそれぞれが独立した株式会社で、「40人の社長」がいる。
こうして各社が独立経営を行いながらも、資金やノウハウをお互いに提供し合う、相互扶助の仕組み「恩送り経営」は、2019年にグッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)に選ばれ、2020年にはカンブリア宮殿でも紹介されるなど、各方面から注目を集めている。
そこで第1章では、ソーシャルビジネスを次々と生み出す同社独自の仕組みを、第2章ではそれらがどういう試行錯誤の中で生まれてきたかを紹介。後半の第3章・第4章では、40の事業を立ち上げる中で培ってきた「社会問題をビジネスで解決するためのノウハウ」を一挙公開する。
「日々忙しく働いているけれど、自分の仕事は本当に社会を良くしているんだろうか?」
そんなモヤモヤを抱えながら日々仕事を頑張っている、全てのビジネスパーソン必読!
出版社からの備考・コメント
投票期間:2021年12月13日(月)〜2022年1月10日(月)
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おすすめコメント
ソーシャルビジネスしかやらない会社、ボーダレス・ジャパン。急成長を支える仕組みと、通常のビジネスとは全く異なる成功法則を紹介。
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784569849133 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
【9割の社会問題はビジネスで解決できる】
世の中なたくさんある社会問題。
それをビジネスで解決する。
できそうでなかなかできないことを見事にやってのける。
読みながら、かなりの熱量を感じました。
紹介します。
#トライ&エラーを繰り返す
創業期は家庭もありながら
#月7万円 でやり過ごす。
#貧困問題を解決したいなら自分でお金をコントロールできるようになりなさい
#みんな違ってみんないい
投資家から
#社会貢献は儲かってから と言われる
→出資を受けない方針へ繋がる
→借り入れにこだわる
#ミスミ
#日本で外国人に家を貸すことが少なかった
→日本人と一緒に住めるシェアハウスを作った
#ビジネスは社会問題を直接的に解決する手段になるかもしれない
#あの頃の自分と同じ苦労をさせたくない
#認証コストが払えない農家と契約する
#妊婦はハーブティーしか飲めない
#農家が一様に貧しいわけではない
市場価格ではなく
#農家希望価格で買い取る
#牛革は製品にして売る
上手く行かない事業もあった
#経営全てが実験
#ソーシャルコンセプト
現状 理想 対策 を徹底的に考える
#ビジネスモデルは修正を繰り返す
#実行スピードが全て
#違和感はスルーしない
事業の成功は続けるかどうかが大事
融資されない銀行を作る
.
.
綺麗事を見事に形にしている著者の凄さがわかる一冊でした!!
.
.
著者のモットー
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
生まれたときよりきれいな社会にして死んでいく
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
#読書
#速読
#instabooks
#本スタグラム
#bookstagram
#book
#reading
#本好きな人と繋がりたい
#読書好きな人と繋がりたい
仕事に対するモチベーションが下がった時に読みたい本。
自分のしていることは意味のあることだろうか?社会の役に立っているのだろうか?と
不安になることがあります。社会問題解決が「目的」、儲けることは「けじめ」とする
いま最も注目されている起業家の一人、ボーダレスジャパン代表取締役社長 田口一成氏の初著作。
著者のエネルギーと行動力は凄まじく読みながら熱気を感じました。
どうしてこんなにも高いモチベーションを維持できるのか疑問でしたが、ソーシャルビジネスは
通常のビジネスとは全く異なる法則がありました。通常のビジネスはビジネスチャンスを狙って
勝負に出ます。そのためチャンスがないと分かれば撤退するのも早いのが特徴です。
ところが社会問題を解決するためのビジネスの成功は続けるかどうかにかかっています。
壮大なスケールで描かれるビジネスプランに圧倒されるばかりでしたが、著者の
”私たちは「微力」ではあるが「無力」ではない” という言葉に”勇気がもてました。
この本の印税はすべて自然エネルギーの発電所をつくる「ハチドリ基金」に寄付されるそうです。
そんなところからも著者の志は本物だと感じました。