
水底図書館
ダ・ヴィンチの手稿
金子ユミ
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刊行日 2022/01/04 | 掲載終了日 2021/12/17
ハッシュタグ:#水底図書館 #NetGalleyJP
内容紹介
人が絶えず行き交う東京駅。
知る人ぞ知る『入口』から地下に下りた先には、巨大なプールを思わせる水槽があり、そのさらに下に『水底図書館』はある。
戦前に造られた、本邦を含めた世界中の稀覯本を収集していた図書館。戦後は没収を恐れ、長く秘されていた。現在も存在を知る人は限られており、世界中の希少な稀覯本の取引の場にもなっている。
図書館としての役割以外に定期開催されるオークションがあり、世界中から腕利きのディーラーが集う。
水底図書館のオークションで競り落とすには、金だけではなく「持ち主にふさわしい」と館長の五色に認められる必要がある。そのため、あらゆる駆け引きも熾烈(五色への追従・懐柔、脅迫、ディーラー同士の騙し合い、足の引っ張り合い)。
灘未森は水底図書館の司書の一族として、そうした権謀や外敵から本を守り続けている。
稀覯本を狙う謎の組織「笑う猫」の魔の手を祓い、美男だがうさんくさい古書ハンター・秋に振り回されながら、今日も本のために駆け回る。
そんなある日。水底図書館の館長・五色が何者かに襲撃された――
おすすめコメント
東京駅地下にある、「幻」の図書館――
この設定だけでワクワクしませんか?
謎めく図書館をめぐって、アクションとドラマが交錯する、最高に面白いエンタメ小説が誕生です。
「本」を愛するすべての人に読んで欲しい一冊。ぜひおすすめです!
東京駅地下にある、「幻」の図書館――
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謎めく図書館をめぐって、アクションとドラマが交錯する、最高に面白いエンタメ小説が誕生です。
「本」を愛するすべての人に読んで欲しい一冊。ぜひおすすめです!
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784591172230 |
本体価格 | ¥740 (JPY) |
NetGalley会員レビュー

本や、図書館への思い入れが強く感じられる物語でした。
地下の水底にある図書館、想像するだけで美しく素敵です。本は火に弱いので理に適ってるし。
「公共に開かれたものはすべて生き物だ!人とコミュニケートして初めて成り立つんだ!」
と、未森が力説する場面に背筋が伸びる思いがしました。
各章の書物に関する情報も多く、目まぐるしく色んな出来事が起こるので、最後まで気がぬけませんでした。