青の呪い 心霊探偵八雲
神永 学
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刊行日 2021/12/15 | 掲載終了日 2021/12/14
ハッシュタグ:#青の呪い心霊探偵八雲 #NetGalleyJP
内容紹介
ぼくは
貴女のために
殺人犯に
なった
早朝の教室
呪われた絵画
先生の死体――
一気読み!のち驚愕!
青春×特殊設定ミステリー
☆☆☆
殺人の朝、学校にいたのは君だった。
共感覚をもつ琢海は、”青い”声をした少女・真希と呪われた絵を調べることに。
その矢先、美術室で先生が殺害される。
真希に関する秘密を抱えた琢海の前に、孤高のクラスメート・斉藤八雲が現れ――。
累計700万部突破シリーズの異色作にして最高傑作!
☆☆☆
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おすすめコメント
≪担当編集コメント≫
「ここから読んでも面白い!」
なんとも嘘くさい言葉だと我ながら思います。
でも、あえて言います。この作品は「ここから読んでも面白いです!!」
累計700万部を突破した「心霊探偵八雲」シリーズから独立した、「八雲が主人公ではない青春物語」は、甘い痛みに満ちています。私たちはみんな、あのころ全力だった。
そんなことを思い出せる、すこし不思議な青春ミステリーをどうかお楽しみください。
≪担当編集コメント≫
「ここから読んでも面白い!」
なんとも嘘くさい言葉だと我ながら思います。
でも、あえて言います。この作品は「ここから読んでも面白いです!!」
累計700万部を突破した「心霊探偵八雲」シリーズから独立した、「八雲が主人公ではない青春物語」は、甘い痛みに満ちています。私たちはみんな、あのころ全力だった。
そんなことを思い出せる、すこし不思議な青春ミステリーをどうかお楽しみください。
販促プラン
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★★★★★
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★★
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784065264102 |
本体価格 | ¥900 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
彼女が何をしたのかが最後まで分からなくてハラハラしました。自分を救ってくれた人のためにある行動に出た主人公。これが本当に「貴女のため」になるの?本当にそれでいいの?と思ってからの展開が驚きの連続でした。
もしかして......と気づいていた部分もありましたが、あの文章にそんな事実が隠されていたとは全く気づかず。
シリーズの本編は読んだことがないのですが「ここから読んでも面白い!」の言葉通り面白かったです。八雲の物語をもっと読んでみたいと思いました。
本編が終結して物語を追う楽しみを失っていた読者に、再び素晴らしいプレゼントを与えてくださりありがとうございます。今回のストーリーは八雲が高校生の時の事件です。両親を事故で亡くした琢海という少年が通う高校で、心霊にまつわる殺人事件が起き、クラスメイトだった八雲と関わっていきます。お馴染みのキャラクター後藤刑事や八雲の伯父も健在です。高校時代の八雲の投げやりな態度の中の、隠された優しさに魅了されます。物語の最後もファン必読です。
シリーズ未読ですが「ここから読んでも面白い!」その言葉に惹かれて読んでみました。その言葉通り面白かったです。
共感覚をもつ琢海が、会話した人物達の声の色を表現するため、どんな人物なのか知らない八雲を強く嘘のない人なのかな?とイメージしながら読み進めました。
優しい言葉をかけてくれた先輩への想いも、そう展開するのかというドキドキ感も、まさに青春ミステリーでした。
八雲はどんな大人になったのだろう。シリーズ読んでみたくなりました。
この作品も他の八雲シリーズと同様に、死者の見える赤い左眼を持つ斉藤八雲が大きな役割を占める。しかし、主人公は八雲というよりは、サウンドカラー共感覚を持つ青山琢海という少年が主人公のようだ。舞台も八雲の高校時代になっている。この話では、何人かクズのような人間が出てくる。美術教師の小山田。琢海の同級生の河本康成と琢海の妹美空を脅かしていた妹の保奈美。河本兄妹の父親は有名な弁護士で、子供たちが起こした事件をこれまでにいくつももみ消したらしい。小山田は報いを受けその代償に自らの命を失う。そして小山田を殺した意外な犯人。河本兄妹の方も、これから犯罪の報いを受けるようなことを感じさせる場面はあった。兄の康成は、琢海にやられる場面があったが、妹の保奈美の方は直接にはそんな場面が出てこない。ちょっとすっきりしないところだ。
終わってみれば、琢海と真希という少女のボーイミーツガールのような感じを受けた。かなり非定常だが。
角川から講談社へ。
心霊探偵八雲の新しいシリーズがはじまる!?
角川時代から愛してやまないシリーズ。
去年完結となってしまい、
シリーズ作品次何読もうとタラタラと
悩んでいたらその知らせが!
待ち切れず読ませていただきました!
帰ってきた…そう思わず震えるような感覚がありました。神永さんありがとうございます。
人の声だけが色のついた形となって視界に現れるサウンドカラー共感覚を持つ主人公青山琢海。ある日琢海が通う高校の美術室で、美術部顧問の教師が殺害されているのが発見される。高校でまことしやかに囁かれる呪いの絵。その呪いの絵について、青い声を持つ少女真希と調査を始める琢海と、その琢海を止めようとする琢海のクラスメート斉藤八雲。真希に対する琢海の淡い恋心が事態を思わぬ方向へと導いていく。大切な人を思うそれぞれの気持ちがひしひしと伝わり胸が痛い。人を寄せ付けず、孤高の存在である八雲だが、優しさが垣間見える場面もあり、そのギャップに惹かれた。担当編集の方のコメント通り、八雲シリーズを読んだことのない私でも、存分に楽しめる作品だった。この作品をきっかけに他の八雲シリーズを読み始め、また八雲に会えるのを楽しみにしている。
さまざまな色と声が重なる美しいミステリーでした。主人公の琢海が見ている世界は声に色がついてセロファンを重ねて空を見たみたいなのかなぁ…。
アニメ映画か短いシーンでも良いから、この声に色が付く感じを映像で見てみたいです。
今までの八雲シリーズの根底は変わらないのに、青春と恋と事件が上手く重なっていてテンポ良く一気に読めました。
八雲シリーズを最後まで読んだ人なら、あのエピローグが!!めちゃくちゃ狡い!の意味がわかります(笑)思わず「ココか!」って言いそうになった。
面白かったです。
八雲シリーズはまだ読んでいませんが、本作から読んでも問題なく読めました。
こちらを先に読んでからシリーズをゆっくり楽しむのもいいかと思います。
共感覚をもつ琢海が声の色を頼りに、思いを寄せる真希を必死に守り抜こうとする青春ミステリー。
思い詰める琢海が、危なっかしくて痛々しい。そんな琢海と孤独な八雲の距離が近づくにつれ「八雲、彼を救ってあげて」と祈る気持ちになっていました。
エピローグもよかったです。
その後の八雲が読みたくなりました。
ただ、河本兄妹がその後どうなったのか、ちゃんと反省したのかが気になるところです。
この作品がシリーズ初見です。
八雲がどんな人間なのか、わからないまま読み始めました。
主人公の琢海を気にかけながらも、どこか距離感を掴めない感じにハラハラしながら、でも、琢海は思い込んだらもうまっしぐら。
両親を事故で失い、色んなことを諦めてきた琢海が、なんとか守りたいもの、先輩だったり、妹だったり。もっと要領よく立ち回ればいいのに、と思いますが、ここは高校生の不器用なところですね。
大事なものは、守ることができたのか、それは、彼がこれからどのように生きていくかによる、そして、それは、八雲も。死に取り憑かれている八雲も、前を向くキッカケになってくれたのなら、よかっなぁ、と思いました。
このシリーズは何冊か読んだことあったけど殆ど忘れてたし主人公が八雲のクラスメイトなので新鮮で思春期特有の少年くささ全開で面白かった。この事件とepilogueの間に彼に何があったのか知りたくなったのでまたシリーズを読もうと思いました。
心霊探偵八雲シリーズの霊が見える主人公八雲が高校生だったころの話。共感覚を持つ主人公は声に色を見ることができる。ある女性に再会したことから、呪いの絵を巡る美術教師殺人事件に自ら関わってゆくが、そんな彼の前に不思議なクラスメイト八雲が現れ忠告する。初めて読む八雲シリーズだけど八雲は主人公ではなく脇役に回っている。なので探偵ものではなく、特殊能力こそあるものの、等身大な主人公の青春サスペンスという趣かな。
心霊探偵八雲シリーズ。でも初めのうちは出てきても少しだけで、八雲はしていることがわからず。そして今回の主人公の視点からの話なので、全てが謎のまま進んでいきます。これで収拾つくのかと心配になるほどでしたが、八雲が動き出してから、みるみるうちに謎が収束して最後はすっきりしました。高校時代の八雲と最後の成長した八雲の差が面白かったです。
担当編集のコメント「ここから読んでも面白い」に偽りなしです。
私は八雲シリーズをまだ読んだ事がありませんでしたが、ストーリーもテンポも良い作品で最後まで飽きる事なく読めた作品でした。現在の八雲を知らない方は読了後に知りたくなり、以前から知っていた方は青春時代の彼を知れて楽しめる作品になるのではないでしょうか。
便利な機能を利用した犯罪行為は身近にも潜んでおり「現実にも同じような事件あるよな、、、」と思いながら、何処か他人事のように思えずに読んでいました。
殺人は決して許される行為ではないが、殺害理由を知るとやるせない気持ちになりました。
読了後、ちょっと切なくなりましたが、今の八雲がどんな活躍をしているのか読んでみたいと思いました。
心霊探偵八雲シリーズを読んだことがなかったのですが、本当に今回だけでも、存分に楽しめました!呪われた絵の真相が気になり、途中、何度も恐ろしさを感じても読む手が止まりませんでした。特殊な能力を持ち、人と違う世界を見ながら生きていかなければならない2人。さまざまな事情を抱えた人たち。登場人物と事件、すべてが複雑に絡み合い、たどり着いた答えは想像していたものとはまったく違うものでした。八雲の言葉と存在に救われ、八雲という人物をもっと知りたくなりました。エピローグが最高です!すっかり心を奪われてしまいました。
心霊探偵八雲は、霊が見える頭脳明晰な探偵で後藤刑事の手助けをしています。今回は、呪いの絵です。10年前に自殺した生徒が書いたというもので、それを見ると呪われるという学校伝説があります。美術教師の死。主人公は言葉を色で把握できる特殊能力者、犯人は誰なのか、呪いの実態は心霊現象とミステリーの両方を同時に楽しめるという楽しいシリーズです。いつもは八雲は大学生なのですが、この作品では高校生だったりする。とにかく楽しい。一気読みでした。特殊能力があることは幸せなのか、主人公と探偵八雲が共感する様も見もの。
『青の呪い 心霊探偵八雲』
高校の美術室にある見ると呪われるという呪いの絵。サウドカラー共感覚と言われる人が発する声の色が見える少年と青い色の声の少女、そして、八雲。
それぞれの思いを重なり合わせ、呪いの絵の謎が解かれていく。
本当に大切な人を思う、お互い気を遣い合って本音は話さない、そして、勝手に相手のことを想像する。でも、それは何も見てないのと同じかもしれない。
もちろんミステリーなのだけれど、少年から見た、これぞ青春というような爽やかな突風が吹いたような物語だった。
高校生時代の八雲に会えるなんて!そんな気持ちで読み始めたらあまりにも面白くて久しぶりに徹夜をして一気読みしていました。今回は脇役としての登場でしたが、だからこそ第三者視点での八雲を楽しめて面白かったです。読み終えてから帯の惹句を見ると何とも切なく胸が締め付けられましたが、エピローグで見事にとある感情が上塗りしてくれました。また、このような形でも第二章でも良いので八雲シリーズと出会えることを心待ちにしています!
「ここから読んでもおもしろい」担当編集の方の言葉通りでした。初めての八雲シリーズ、衝撃の結末に最後は一気読みしました。舞台は高校。八雲は優秀だけれど同級生とは交わろうとしない新入生です。今回の主人公、琢海を除いては。登場人物たちの心情が丁寧に描かれていて、胸が苦しくなるような展開でした。悩みを抱えていた八雲の活躍、他の本も読みたくなりました。
面白かった! 高校生ってまだまだコドモで、自分が中心で、周りが見えてなくて、自分の事も見えてなくて。でも人を想う気持ちは本物で、何かを守るためにすごい行動力を発揮するんだよな。共感覚を持つ故に他の情報が見えにくくなっていた琢海くん、苦くて甘酸っぱいな。八雲の本編を読みたくなった。
八雲シリーズは未読なのですが、
思いの外するすると読めて面白かったです。
先が気になってスクロールする指が止まりませんでした。
登場人物たちの高校生ならではのあぶなっかしい言動や感情がリアルでした。
他のシリーズも読んでみたくなりました。
守りたい、ただそれだけなのに、1つの歪みが新たな歪みを生み、どんどんこじれていく。そんなはずじゃなかったのに…。大切な人を守るという大義。反面、自分の家族は晒される。映し出される色がいつか穏やかになるように、苦しまずに過ごせるように、さまざまな願いがみえた。
早朝の教室、呪われた絵画、先生の死体等の設定からわくわくさせてくれて実に面白い。
圧倒的筆力の青春×特殊設定ミステリーで驚愕も待っていて最後まで目が離せない。
累計700万円部のシリーズということで、ここまで人気を保っていることはさすがだと思う。
一応シリーズ続編ということだがこの作品だけでも全然楽しめるのでシリーズ初めての人も是非読んでほしい作品だ。
とても読みやすいので一気読みできる。
ホラーミステリー好きには是非とも読んでほしい一冊だ。
言葉に色がついて見える共感覚の持ち主である八雲のクラスメイトの物語
美術室にある「呪いの絵」をめぐり事件が起こる。
実際におこっていること以外にも視覚化された言葉という情報も加わることで趣の異なるミステリーとして楽しめました。
八雲シリーズは未読ですが、それでも十分に楽しめます。
八雲シリーズを読んた人も、まだ読んでいない人も楽しめます。
まさか八雲がまた読めるなんて!
シリーズ全部図書館で借りて読みました。大好きなシリーズでした。
今回は八雲の高校時代。共感覚を持った男の子と呪いの絵のお話。
声色とはいいますが、声に色が見える男の子の話なので、いつもの八雲の瞳の赤だけでなく、
いろんな色が出てきて、読みながら頭の中でいろんな色が出てきました。
最後の八雲との再会、きゅんときました!
八雲シリーズを読んでいなくても、楽しめるミステリー。共感覚をもつ主人公から見ても、不思議な存在感がありますね。主人公の見る世界を、読者も共有しながら事件に関わっていくので、ドキドキしながら読みました。