むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。
青柳碧人
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刊行日 2021/10/21 | 掲載終了日 2021/11/21
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内容紹介
累計30万部突破!
昔ばなし×ミステリ、第2弾!
かぐや姫って……え!?
わらしべ長者。物々交換の結果……おお!
猿VS蟹。本当の勝者は誰?
今回も、読めば必ず誰かに話したくなる、驚き5連続の短編集。
(内容紹介)
「竹取探偵物語」
竹から生まれたかぐや姫。竹取のシゲと幸せに暮らしていましたが、ある日シゲの子分であるヤスの家から出火し、焼け跡からヤスが刺殺体で見つかりました……。
「七回目のおむすびころりん」
怠け者のくせに欲張りな惣七じいさん。米八じいさんが金銀財宝をもらった話を聞き、自分もねずみの穴に転がっていきますが、何回も何回もループして……。
「わらしべ多重殺人」
暮らしに絶望していた半太。観音様のお告げで、1本のわらしべを手に西に向かい、出会う人々と物々交換をしますが、その人々はある事情を抱えていたのです……。
「真相・猿蟹合戦」
あまりにも有名な猿と蟹の戦い。いじわるな猿が蟹に柿の実を投げ付け蟹は死んでしまいますが、実はこの話、とんでもない真相があったのです……。
「猿六とぶんぶく交換犯罪」
茶釜に化けて、アクロバティックな演技を披露する狸の茶太郎。この茶太郎、「かちかち山」でうさぎに火をつけられた狸と兄弟だったことはご存じでしょうか……?
(著者紹介)
青柳碧人(あおやぎ あいと)
1980年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。2009年『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞してデビュー以来、同書や「西川麻子」「猫河原家の人びと」などの多くの人気シリーズを手がける。2019年、日本の昔ばなしに材をとった本格ミステリ、『むかしむかしあるところに、死体がありました。』は多くの年間ミステリーランキングに入り、本屋大賞にもノミネートされた。2020年、世界の童話に舞台を移した『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』も、大きな話題となる。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784575244540 |
本体価格 | ¥1,350 (JPY) |