世界の美しさを思い知れ
額賀澪
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刊行日 2021/12/22 | 掲載終了日 2022/01/27
ハッシュタグ:#世界の美しさを思い知れ #NetGalleyJP
内容紹介
俺はアイツだし、アイツは俺だったのに――
双子の弟はどうして何も言わずに自殺したのか?
限りない悲しみを乗り越えるあてのない旅
青春小説の名手が紡ぐ「喪失と克服」を描いた感動長編!
〈内容紹介〉
蓮見貴斗と尚斗は一卵性双生児。弟の尚斗は人気俳優だったが、遺書も残さずに自殺した。葬儀を終えて数日後に尚斗のスマホが見つかり、貴斗が電源を入れると顔認証を突破できてしまう。未読メールには北海道・礼文島行きの航空券が届いていた。自殺したのに、どうして旅行に行こうとしたのか。その答えを知るために貴斗は旅に立る。人気絶頂で自殺した弟は何に悩んでいたのか。止められなかったのか。自らの後悔を胸に、弟の行きたかった場所を旅する貴斗。「生きること」と「死を受けとめること」を見つめる究極の青春小説。
〈著者よりコメント〉
最後のシーンを書くか書かないか、半年悩んだ末に書きました。近しい人が自ら命を絶ってしまったとき、何もできず、ただ遺されてしまった人々はどうすればいいのか。死んだ弟と遺された兄を描く中で、その答えを模索しました。日本、マルタ、台湾、イギリス、アメリカ、ボリビアを巡る慰霊と服喪の旅です。彼らの人生は幸せだったのか不幸だったのか、どうか見届けてください。
〈著者プロフィール〉
額賀 澪(ぬかが みお)
1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。 2015年に『ウインドノーツ』で松本清張賞、『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞をダブル受賞しデビュー。著作に『拝啓、本が売れません』『沖晴くんの涙を殺して』『風は山から吹いている ― Why climb mountains with me?』『カナコと加奈子のやり直し』など多数。青春とスポーツ小説の若き名手として注目を集めている。
出版情報
| 発行形態 | ソフトカバー |
| ISBN | 9784575244762 |
| 本体価格 | ¥1,500 (JPY) |